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テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Game テンプレート:Infobox animanga/Footerinfinity』(インフィニティ)はKIDより2000年3月23日プレイステーションで発売されたサスペンス恋愛アドベンチャーゲームのシリーズ、およびその第1作である。

2000年11月23日に初作の補完シナリオ集である『INFINITY cure.』(インフィニティ・キュア)がネオジオポケット(カラー専用)、2000年12月21日には完結編となる『Never7 -the end of infinty-』(ネバーセブン ジ・エンド・オブ・インフィニティ)がドリームキャストで、その移植版が2001年10月26日にはWindows、2003年6月26日にはプレイステーション2でそれぞれ発売されている(ドリームキャストについては2002年5月23日ドリコレ、プレイステーション2版についてはサクセスより2004年9月2日SuperLite 2000として、廉価版が発売されている)。

本記事では第1作『infinity』、その完結編である『Never7』、およびその関連作品について述べる。

テンプレート:ネタバレ

ストーリー編集

大学3年に進級し、ゼミに配属となった主人公らは、ゼミの親睦を深めるための合宿に出かける。日程は4月1日から1週間、場所は南海の孤島にあるロッジ。

合宿の期間を通じて、主人公はゼミのメンバーやその旧友、地元の女性など5人のヒロインとの交流の日々を過ごす。

しかし、そこには恐ろしい運命が待ち受けていた。主人公の目の前で大切な女性が力尽きて息絶えるという、合宿初日に見た悪夢が、合宿の最終日を待たずして4月6日に現実のものとなる。そして、二人の意識は4月1日にタイムトリップし、永遠に終わることのない6日間を繰り返す。

はたして二人はこの悪夢の連鎖から抜け出すことができるのか。そして、このタイムトリップの真相と、合宿の真の目的とは。

ゲームシステム編集

オーソドックスな選択肢方式のアドベンチャーゲーム。

5人のヒロインごとにシナリオが存在する。各シナリオは、いわゆるマルチシナリオにありがちな閉じたものではなく、それぞれ横のつながりがあり、シナリオを1つクリアするごとにストーリーの全容が徐々に明らかになってくる。なお、いづみシナリオは他の4名のシナリオをクリアしていないと入ることができない(この仕様は、続編である『Ever17』にも引き継がれている)。

1つのシナリオで4月1日~6日を2回繰り返す構造になっており、1周目のラストでいずれかのヒロインといったん悲劇的な結末を迎えた後、2周目では1周目と同じ過ちを犯さないように行動し、ハッピーエンドを目指す。

このように、時系列を反復することをストーリーおよびシステム上の前提としたアドベンチャーゲーム(いわゆるループモノ)は、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』や『Prismaticallization』などがあるが、これらの作品がアイテムを用いてシステマティックに分岐する複雑な方式をとっているのに対して、本作のシステムは至ってシンプルである。

登場人物編集

  • 石原 誠(いしはら まこと) 声:なし
主人公(プレイヤー)。大学3年生。優夏や遙とともにゼミ合宿に参加し、数奇な運命に巻き込まれる。
誠と同じゼミに所属し、班長を務める。にぎやかで人づきあいがよい。料理が殺人的に下手。酒乱。
初日に誠と同じ悪夢を見ており、この世界で6日間が永遠に繰り返されていることに気づき、誠とともに事態の打破を図る。
  • 樋口 遙(ひぐち はるか) 声:???
誠と同じゼミに所属。飛び級で3年生になった優等生。無口であまり人と接しようとしない。
実は重大な秘密がある(声優が伏せられているのもそのことと関係あり)。
美人だがわがままで高飛車なお嬢様。優夏の中学時代の友達で、今は某一流大学に通っている。誠たちの合宿所の近くにある別荘にたまたま遊びにきており、優夏と再会する。
いづみの妹。高校生だが中学生ぐらいにしか見えない。明るく素直で元気。春休みの間、いづみの店で手伝いをしており、誠たちと知り合う。誠を「お兄ちゃん」と呼ぶ。
くるみの姉。主要キャラクター中最年長(22歳)で、優しく落ち着いた雰囲気の女性。合宿所のある島で、喫茶「ルナビーチ」を経営する。
『INFINITY cure.』および『Never7』でシナリオが大幅に拡充されている。
誠と同じゼミに所属する金持ちのキザなプレイボーイ。合宿ではしばしば遙にちょっかいを出す。

評価編集

本作はタイムトリップ物アドベンチャーゲームの佳作として好評を博し、本作の前に出た『Memories Off』の好評と相まって、KIDに対する世評を「PCアダルトゲームの劣化移植メーカー」から「オリジナルギャルゲーメーカーの雄」へと押し上げる端緒となった。

しかしながら、『infinity』シリーズ第2作の『Ever17』が本作を遙かに上回る絶賛を博したため、現在では本作は「『Ever17』の前作」と受け止められるに留まることが多く、やや影が薄い存在となっている。

商品編集

infinity編集

プレイステーションで発売された。

初回ロットでは、いづみのシナリオに入れないという致命的なバグがあった。当初は暫定措置としてメモリーカード送付によるセーブデータ改修で対処していたが、その後にCD-ROMそのものの交換という措置が採られた。

交換後のCD-ROMには、タイトルロゴの右下に★がついている。

INFINITY cure.編集

ネオジオポケット(カラー専用)で発売された、完結編的な内容の作品。「優夏キュア」シナリオと「いづみキュア」シナリオのみ収録。制作当初は「くるみキュア」というシナリオも制作予定であったが、様々な制約によりお蔵入りとなっている。

「cure.」という副題は、同年に発売された『Memories Off Pure』との語呂の対比というだけでなく、ゲーム中に登場するとある単語の短縮形の意味も含んでいるため、最後のピリオドは省略されない。

Never7 -the end of infinity-編集

ドリームキャストで発売された、そのタイトルが示すとおり『infinity』の完全版ともいえる作品。『INFINITY cure.』で語られた内容が追加され、シナリオが若干改訂されている。『Never7』というタイトルには、「7日目が決して訪れない」という意味が込められている。

後にWindows版とプレイステーション2版が発売された。プレイステーション2版ではBGMにアレンジが加えられたほか、『infinity』のサウンドトラックに収録されたボーカル曲が新たにエンディングテーマソングとして採用されている。

なお、ドリームキャスト版にはドリコレ版、プレイステーション2版はSuperLite2000版として、廉価版も発売されている。

ドリームキャスト版においては、KIDはプレイヤーからアペンドストーリーショートストーリー、いわゆる「SS」のようなもの)を公募し、KIDのスタッフにより制作されたシナリオとともに、ゲームにダウンロードしてプレイできるデータの形でオフィシャルサイト上で配信するという試みを初めて行った。採用されたアペンドストーリーは、他機種ではその一部がWindows版に、また全部がPS2版に収録されている。

この作品以降にKIDからドリームキャストで発売された作品では、プレイヤーよりアペンドストーリーを公募、配信することが一時期において恒例となった(ただし、『infinity』シリーズでアペンドストーリーが採用されているのは本作のみである)。

ドリームキャスト版の警告音声トラックには優夏とくるみが出演している。また、CD-ROMトラックにはパッケージの表と裏の原画が高解像度のBMPファイルで収録されている。

PS2版は韓国でも発売予定だったが、ローカライズまで終了した段階でパブリッシャーがPS2市場から撤退し、お蔵入りにされた。発売も間もない時期の出来事だったため、韓国のゲーム雑誌には攻略が載っている。

関連商品編集

infinityサウンドトラック
ゲーム中のBGM、新録ボーカル2曲、コメディタッチの新作ドラマを収録。なお、本作には主題歌はない。また、一部未収録曲がある。
Never7 -the end of infinity- サウンドコレクション
PS2版準拠のサウンドトラック。本作にはBGMが完全収録されているが、ドラマは割愛され、ボーカルの収録もPS2版でエンディングテーマソングに採用された1曲のみとなっている。
infinity Museum
Windows用のデスクトップアクセサリー集。通販・イベント販売限定で、店頭での販売は行われなかった。
なお、infinityに先立って発売された『Memories Off Plus』(『Memories Off』のデスクトップアクセサリー集)には、Windowsで動作する『infinity』の体験版が収録されている。
Never7 -the end of infinity- 設定解説ファンブック(ローカス

その他編集

  • キャラクターデザインの影崎夕那の同人誌という形で、設定資料集が頒布された。
  • KIDのウェブサイトにて、Never7の体験版を遊ぶことができる。また、GameXやベクターゲームズでは、Never7の全編を有料で遊ぶことができる。
  • 『infinity』シリーズと銘打って、第2作『Ever17』および第3作『Remember11』が発売されているが、共通する単語は随所に出てくるものの、『infinity』『Never7』との世界観やキャラクターの直接の繋がりはない。ただし、閉鎖的で特異な環境からの脱出というテーマは共通している。
  • 本作のキャラクターは、『KID MIXセクション』にも登場する。また、優夏のみ『Memories Off Festa』にも登場する。
  • Memories Off』との間に、以下のようなお遊び的なつながりがある。しかし、これらの事実にもかかわらず、『Memories Off』と本作の世界のつながりは、公式には否定されている。
    • 『Memories Off』のヒロインの唯笑(ゆえ)が猫と戯れるときに発する「ニンニンネコピョン」という言葉を、本作で優夏が猫のマスコットに対して使っている。
    • 本作において、「ゆえちゃん」と呼ばれる少女が登場する(漢字表記は不明)。また、この少女に優夏が猫のマスコットをあげており、その名前が「ニンニンネコピョン」であると誠が告げている。
    • 『Memories Off Pure』において、唯笑たちの英語の先生の名前が「川島優夏」となっている。
    • 守野いずみがOGであると述べている「澄空学園」は、『Memories Off』のヒロインたちの通う学園と同名である。

スタッフ編集

関連項目編集

外部リンク編集

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