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beatmania

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ファイル:Beatmania6thmix.jpg

beatmania』(ビートマニア)はコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)が1997年に発売した業務用音楽ゲーム、またそれの続編として製作された一連の製品シリーズである。また同タイトルを冠する家庭用ゲームソフトや、携帯ゲーム、携帯電話用アプリケーションなども存在する。1998年初頭に始まった音楽ゲームのブームのきっかけを生み出したゲームの1つ。2002年夏に最終作として「beatmania THE FINAL」を発売、シリーズを完結した。

海外版としては、北米で『HipHopMania』、イギリスと韓国で『beatstage』というタイトルで展開されていた。海外での家庭用版は、イギリスでのGOTTAMIX 2をベースとしたもののみが存在する。北米においては単体での移植は行われず、後述する『beatmania IIDX』とのカップリングでの発売となった(その際、タイトルは「beatmania」と日本版に合わせられた)。

アーケードにおいては、直系の派生シリーズとして、デバイスにボタンを2つ増やしよりヘビーユーザー向けに開発された『beatmania IIDX』と、本シリーズの直接的後継機としてエフェクタ機能の充実など音響面での強化を目指して開発されたハイスペック機『beatmania III』の2つが存在する。

また、本シリーズの略称の1つである「ビーマニ」をもじり、本シリーズから派生した一連のコナミの音楽ゲームシリーズは、総括して『BEMANIシリーズ』と命名された。

本シリーズ(および、それに追随した『III』シリーズ)のことを総称して、デバイスのボタン(鍵盤)数から、特に「5鍵」や「5鍵盤」と呼称することがある。この呼称は『IIDX』シリーズが「7鍵」や「7鍵盤」と呼ばれたことから発生したものであるが、『IIDX』シリーズが使用できるボタン数からメロディアスな音楽性を追求した一方で、本シリーズがアンダーグラウンド的なアプローチを試みていたこと(4thMIX以降から顕著に現れている)から、単なるボタン数の意味を超えて、音楽的な志向での差別化の意味も含めて用いられる場合が多い。

基本ルール 編集

ファイル:Beatmania controls.jpg

プレイヤーはクラブのDJとなり、楽曲をサンプラーを模した5つのボタンとレコードプレイヤーを模したターンテーブルを用いて演奏し、オーディエンスを満足させつつ規定曲数をこなすことが目的。

画面上部から落ちてくるノート(オブジェと呼ぶこともある)が画面下部の赤いラインに重なった時に対応したデバイスを操作する(押す、あるいは回す)ことで、そのタイミングの正確さに応じて「JUST GREAT ・GREAT・GOOD・BAD・POOR」の5段階(JUST GREATはcomplete MIX以降の追加仕様、ただし5thMIXの一部モードを除く。また、初代のみPOOR判定は「WORST」と表される)の判定がなされる(判定基準は曲により異なり、一定しない)。JUST GREATは画面上の表示は「JUST GREAT」ではなく虹色に光る「GREAT」であるため、「ピカグレ」と表現されることも多い(また、ここから派生して、通常のGREATを表示色から「黄グレ」と表すこともある)。

画面中央部にはクラブのオーディエンスの興奮度を示す「グルーヴゲージ」が表示されており、これは演奏の判定がGOOD以上であれば上昇、BAD以下であれば下降する。1つのステージ(楽曲)が終了する時点でこのゲージが一定量に達していればステージクリア。満たない場合はその場でゲームオーバーとなる(コンティニュー可能)。規定されたステージ数をこなすことでゲームクリアとなる。

プレイオプション 編集

本シリーズの作品をプレイするにあたり、使用可能なオプションについて解説する。

プレイオプションについては原則としてゲーム開始時、タイトル画面表示中に行う形となる。ただし、complete MIX 2以降では曲選択画面での変更も可能になった(ClubMIX、featuring DREAMS COME TRUEを除く。なお、complete MIX 2では隠し要素である)。

BATTLE
2人プレイにおいて、1P側と2P側に分かれていた譜面を1人プレイの譜面に統一させて、お互いにスコアを競い合うモード。この場合、2人プレイ専用曲が充てられているもの(「20,November」など)についても、1人プレイ専用曲に置き換わる。
なお、中期以降の作品ではノート表示の処理が追いつかないなどの基板性能に起因する制約の関係で、1人プレイ用譜面に置き換わらない曲が存在する(ノート数が多い高難度譜面に多い)。それらの曲については、complete MIX 2以降ではBATTLEができない旨のメッセージが表示され、7thMIX以降はさらに曲リスト表で黄色表示になっている。それでも該当曲が選択された場合は、通常の2人プレイ用の譜面でプレイをすることになる。
DOUBLE
2人用の譜面を1人でプレイするモード。一部では、『beatmania IIDX』の「14KEYS」に倣って「10KEYS」とも言われている(コナミが公式にそう呼称したことはない)。
当初は画面がそのままで、点数・グルーブゲージのみ1P仕様だったが、complete MIX 2以降(ClubMIXは除く)には「IIDX-DOUBLE」または「CENTER DOUBLE」という名称で、譜面が画面中央に寄る仕様のモードも搭載されている。
通常のプレイモード構成でDOUBLEをプレイするためには2クレジットの投入が必要となる。1クレジットで1Pスタートボタンを押してプレイ開始した場合はプレイモードが選べず、2曲固定となる(1曲目がクリアできなくとも、2曲目もプレイできる)。これはFREEモードが存在していなかった中期以前のバージョンでも同じである。曲数が限定される代わりに、収録曲がすべて選択可能になる。
CENTER PLAY
complete MIX 2以降に存在するモード(complete MIX 2では「1P-CENTER」、またClubMIXには存在しない)。1P用モードには変わりないが、ターンテーブルは1P側、鍵盤は2P側のものを使うことで、『beatmania IIDX』で言うところの1P側、左スクラッチを実現している。ただし、通常に比べてターンテーブルと鍵盤の距離が遠くなってしまうのが難点。
HIDDEN
譜面の途中でノートが消えるモード。記憶力とより正確なリズム感が必要となる。
SUDDEN
譜面の途中からノートが表れるモード。
HIDDEN+SUDDEN
ノートが最初から最後まで表示されないモード。ただし、THE FINALでは『beatmania IIDX』に倣って、オブジェクトが譜面の中間で一瞬だけ表示されるモードに変更されている。
STEALTH
THE FINALでHIDDEN+SUDDENの仕様が変更されたのに伴って導入されたモード。ノートが最初から最後まで表示されないモード。
HI-SPEED
譜面の速度が速くなるモード。といっても、ノートの間隔が変わるだけで曲そのものの速度には影響しない。
5thMIXは1段階のみ(2倍)、complete MIX 2以降は3段階(2倍、3倍、4倍)となる。CORE REMIX以降は段階こそ3段階のままだが、倍率が1.5倍、2倍、3倍に変更されている。
MIRROR
オブジェクトの配列がターンテーブルを除いて左右反転する。
RANDOM
オブジェクトの配列がターンテーブルを除いてランダムになる。

特殊ルール 編集

基本ルールを基に、シリーズを重ねるにつれてモードやフィーチャーが増加、それぞれ特殊なルールが付加されるようになった。

特殊なノート 編集

フリーゾーン
初代、2ndMIXに登場。この2バージョンは指定された部分以外でのプレイは(異なるボタンを押しても)すべてPOOR判定となってしまうのだが、この指定がなされた区間についてはプレイヤーはターンテーブルを自由に演奏をすることが出来る。ただし、何もプレイしないとミスしたことになるので最低1度は操作する必要がある。初代ではこの区間でGREAT判定を得る方法が存在せず(必ずGOOD判定になる)、フリーゾーンを除いたすべてのノートでGREAT判定を取っても満点となる点数が曲ごとに異なる。2ndMIXではフリーゾーン内にも細い横線で演奏位置が指示されており、これらの位置で正しく演奏すればGREAT判定が得られる。
過去にフリーゾーンが設けられていた曲が再録された際は、2ndMIXで細い横線が設定されていた位置にスクラッチノートが配置されている。
なお、featuring DREAMS COME TRUEでは、後述するMONKEY LIVEにおける曲間で出現する。
1回転スクラッチ
7thMIX、THE FINALに登場。ただし、THE FINALの新曲では使用されていない。このノートが端から端まで通る間にプレイヤーはターンテーブルを1回転しなければならない。判定はその区間で回した角度が360度に近いほど高くなる(ノートが過ぎる瞬間を狙って1回転を止める必要はない)。曲のキメの部分に使うケースが多いが、反面それほど多用できるノートでもないため、あまり譜面に姿を見せることはない。

特殊なモード 編集

PRACTICE
2ndMIX~complete MIXまでに登場。その名の通り、練習モード。全3ステージ構成で、DJ KONAMIによるプレイのレクチャーのあと、低難度曲2曲をプレイする。最初のレクチャー面についてはいくらミスしてもゲームオーバーにはならない。
また、初代では通常モード開始時に練習ステージのプレイを選択できる(プレイしてもしなくてもその後のプレイステージ数は同じ)。
FREE
6thMIXから登場した練習用モード。通常モードと同じルールだが、ステージが成功しても失敗しても、必ず規定曲数プレイすることができる。通常モードよりもプレイできるステージ数が1つ少ないことが一般的(デフォルトではNORMAL4面、FREE3面)。
EXPERT
規定の曲順で楽曲を演奏する上級者用モード。バージョンによって呼称やルールが異なる部分がある。
complete MIXでは「INTERNET RANKING」、THE SOUND OF TOKYO!では「FIXED」、featuring DREAMS COME TRUEでは「MONKEY LIVE」と呼ばれる。
初代
DJ BATTLEを除く全7曲を規定の曲順で演奏する。グルーヴゲージは通常より下がりやすく、上がりにくい。その他は通常モードと同じ。コンティニュー可能。なお、THE FINALのEXPERTの「FIRSTコース」はこの曲順を再現したもの。
2ndMIX
テーマ別に5曲1セットとなった「コース」から1つを選択し、演奏する形式になった。ゲージなどは初代と同じ。但し、スコアはパーセンテージ表示となる(達成度評価)。
3rdMIX
2ndMIXルールに加え、グルーヴゲージが100%の状態からスタートし、ステージ終了時に1目盛りでも残っていればクリアとなるが、ゲージは減少するのみで回復は一切しない、特殊なものになる。その色から登場当時は「赤ゲージ」と称された。このモードについては、ゲームオーバーになってもコンティニューはできない。
complete MIX以降
基本的なルールは3rdMIXのものと同じ。JUST GREATを2点、GREATを1点、GOOD以下をすべて0点として、コース全体の合計点を競う採点方式になった。この場合のスコアを『beatmania IIDX』での呼称に倣って、特に「EXスコア」と呼ぶこともある(公式にこのように呼称されたことはない)。最高点はノート数の2倍(すべてのノートでJUST GREATを取った場合)。インターネットランキング対応コースの場合、コースを一定曲数クリアすると、インターネットランキング登録用のパスワードが発行される。
ほとんどのコースは5曲1セットで構成されるが、THE FINAL収録の「FIRSTコース」のみ7曲1セットとなっている。複数の譜面を持つ曲であっても、譜面難度も含めてコース設定がなされているため、譜面の変更はできない。
featuring DREAMS COME TRUE
基本はcomplete MIX以降のルールに準ずる。ただし、曲間にフリーゾーンが出現し、この間にボタンを押したりターンテーブルを回し続けることで、グルーヴゲージを回復させることができる。
EXPERT+
6thMIXから登場した超上級者向けの特殊モード。EXPERTとほぼ同様のルールで全10ステージをプレイできる。ただし、コースは1作につき1つだけで、コース内容はバージョンごとに異なるが、すべてアナザー譜面で構成されている。いずれも難度平均が☆9弱という苛烈な内容である。
通常のEXPERTとの相違点として、ゲージが0になると即失敗ではなく、「DANGER」表示となる点がある。この状態で更にミスを重ねると失敗になるが、ステージを通過した場合はゲージが1目盛りの状態まで回復する。
余談だが、第2回インターネットランキングが開催される場合は隠し解禁されたEXPERTコースを含めて競われることが通例であったが、5thMIX以来の久々の第2回開催となった7thMIXではこのモードのみがランキング対象とされた。
ORIGINAL EXPERT、ORIGINAL EXPERT+
家庭用6thMIX + CORE REMIXにのみ搭載されているモード。ただし、ORIGINAL EXPERT+は一定の条件を満たさなければ出現しない。EXPERT(5曲)、EXPERT+(10曲)の構成曲を譜面難度も含めて任意に設定することができる。基本的なルールはそれぞれEXPERT、EXPERT+のものと同じ。
低難度モード
3rdMIXのEASYに始まる通常モードよりも低難度な譜面をプレイするモード。6thMIXにおいて低難度モードと高難度モードが統一され、各ステージごとに曲と同時に譜面難度を選択する形になったことで、発展的に廃止。
beatmaniaにおける標準モードのとらえ方
beatmaniaはcomplete MIXにて、それまでのNORMALモードにあたる難度を1段階上げたHARDと設定、4thMIXにて従来EASYの位置付けだった低めの難度を新たにBASICとした。この名称はcomplete MIX 2まで続き、これ以降もbeatmaniaシリーズはこのレベルをNORMALと定めている(反対に高難度譜面の標準モードについては、ClubMIXではMANIACとまでするなど、かなりの模索を行っている)。このことから、beatmaniaスタッフとしては(実情はともかく建前上は)「最低難度が標準レベル」ということを強く主張したいように思われる。
しかしながら、それ以前における標準であったNORMALの譜面は、最終作であるTHE FINALにおいては大部分はHARDに設定されており(低難度なものについてはNORMALに設定されたものもあるが)、実質上は(大半のプレイヤーにとっては)HARD譜面が一番よくプレイされる基準の難度であると考えられる。よってここではTHE FINALにおけるHARD譜面の対応する難度を標準と考え、便宜上、3rdMIXとcomplete MIXのEASY、4thMIXからcomplete MIX 2までのBASIC、ClubMIXとCORE REMIXのNORMALに相当する難度を「低難度モード」と呼ぶ。
全曲セレクトモード
beatmaniaでは、基本的にステージに応じて選べる曲が限定されている(基本的には終盤ほど難しい曲が選べる)。しかし、稼動開始からある程度の期間が過ぎると隠し要素の解禁として、1曲目からすべての曲を選べる全曲セレクトコマンドが公式サイト上で発表されていた(コナミから稼動店舗にFAXで送られ、コマンドの概要が筐体に貼られることもあった)。
5thMIXまでと、ClubMIXでは所定のコマンドを入力することで全曲セレクトモードが発動。complete MIX 2、CORE REMIX以降では一度コマンドを入力することで、筐体の電源を切らない限りタイトル画面のオプション入力画面に「ALL MUSIC: OFF」という項目が追加され、ターンテーブルを一定角度回すと表示が「ON」に変わり、全曲セレクトが発動するようになっている。
THE FINALではオペレーションモードでのコマンド入力となり、筐体の電源を切っても入力された状態が保存される仕様に変更された。このため、プレイヤー側で入力する必要もなくなった。

家庭用ゲーム版コントローラ 編集

ゲームの性質上、アーケード版の操作デバイスと家庭用ゲーム機の標準コントローラでは操作性が大きく異なるため、アーケード版のものを模した専用コントローラがいくつか発売されている。

プレイステーション版 編集

アスキーモデル 編集

プレイステーション版の初代「beatmania」と同時にアスキーから発売された。

DJ Station PRO 編集

1999年1月31日にコナミから発売された。アスキーモデルと比べてターンテーブル部のサイズが大きなものに変更されており、操作性が向上している。また、ヘッドフォンジャックが追加されたほか、電池を入れるとボタンを押したときに発光するなど、高級志向の仕様となっている。

ファミ通モデル 編集

アスキーモデルとほぼ同じ仕様で、ボタンやターンテーブル、筐体色にバリエーションを加えたモデル(MODEL-F)が、『ファミ通』の通信販売でアスキーより発売された。chappieデザインによるF003やその他アーティストによるF004、F005の3種類があり、パッケージと筐体にシリアルナンバーがつけられている。

IIDX専用コントローラ 編集

PS2用ゲームソフト"beatmaniaIIDX"シリーズ用の専用コントローラ(およびアーケードスタイルコントローラ)も使用することができる。この場合、使用する鍵盤は左側の5鍵に固定され、ターンテーブルは右に配置する必要がある。

(ただし、"6thMIX+CORE REMIX"のみはIIDXコントローラ用のカスタマイズ項目が存在し、右側5鍵の使用や、ターンテーブルを左に配してのプレイが可能になっている)

作品リスト 編集

アーケード(登場順) 編集

beatmania(1997年12月稼動開始)
初代ビートマニア。プレイヤーはとあるクラブにて飛び入りでプレイすることになった新入りのDJという設定で、支配人の案内を受けて曲を選んでプレイしながらフロアを盛り上げていくというストーリーに沿ってゲームを進めていく(2ndMIX以降の作品ではこのような背景ストーリーはほとんど語られなくなる)。曲選択時に支配人から曲の特徴が聞けたり、ステージ間で他のDJが絡んできたりする。2人でのプレイを意識したためか、ほとんどの収録曲が2人プレイでは何らかの変化が見られるのも特徴的。特にTECHNO(OVERDOSER),SOUL(LOVE SO GROOVY),HOUSE(20,november)は曲調が大きく変化、BREAK-BTSに至っては1人プレイと2人プレイで完全に別の曲となっている。収録曲は全8ジャンル/9曲(DJ BATTLEを含む。前述の理由でBREAK-BTSは2曲扱い)。
beatmania 2ndMIX (1998年3月稼動開始)
初代から程なくしてリリースされた2作目。収録曲やゲームモードなどを大幅に強化。初代の全収録曲を含め、全21曲を収録。1P側と2P側の譜面を1人でプレイするダブルプレイ、譜面が途中から消えるヒドゥンプレイの新要素を搭載。あらかじめ決められた5曲を連続でプレイするEXPERTモードも登場。基本システムを継承して楽曲追加によるハイペースな続編投入、外部コンポーザーの参加、旧作の人気曲のリミックスといった本作の方向性が大ヒットにつながったことは、以降の音楽ゲームとそのシリーズ展開に多大な影響を及ぼしていると考えられる。
beatmania 3rdMIX (1998年9月稼動開始)
新曲と家庭用APPEND YebisuMIXの収録曲から3曲、2ndMIXからの引継ぎ8曲で構成された第3作。コマンド入力で出現する隠し曲を含め全24曲を収録。日本語歌詞の曲など、ポップス寄りのアプローチの曲も収録。本作から、1人プレイ時と2人プレイ時の曲の差がほとんどなくなり、ダブルプレイ譜面も単純に1人プレイ用譜面を1P側と2P側に振り分けただけのものが増え始めた。ゲームシステム面では、GREATの評価が続いた回数をカウントするコンボシステムが導入された。本作はシリーズ中、唯一コンボ数がスコアに影響を与える作品で、単純なノートごとの判定の合計ではスコアを求めることはできない。また、2人で同じ譜面をプレイして勝敗を競うバトルプレイ、譜面のレーンが左右逆になるミラープレイの新要素が搭載されている。本作で初めて隠し高難度譜面(いわゆるアナザー譜面。本作では特別な副題が与えられ、「アナザー譜面」の呼称が公式に用いられたのは次回作のcomplete MIX以降)が収録され、以後シリーズの恒例となった。
なお、この頃に『BEMANI』のブランド名が誕生している。また、画面やターンテーブルなどを小さくした省スペース型筐体も発売が開始された[1]
beatmania complete MIX (1999年1月稼動開始)
beatmania 初代~3rdMIXまでの全楽曲を収録し、4曲の追加曲を加えたもの。シリーズ中初めてインターネットランキングを開催したバージョン。また、現在の最上位判定である"光るGREAT(JUST GREAT)"もこれに伴い導入。このことから、標準モードでの1曲あたりの最高得点はボーナスを除いて20万点になる。本作からEASY/HARDモードの選曲画面が、それまでのジャンル表記のみから、曲名も併記される形式となる。本作以降、収録曲数の増加やジャンルの重複もあって、ジャンル名だけでは識別子として機能しなくなり、それまでのジャンル名で呼ぶ傾向は急速に薄れていった。
beatmania 4thMIX -the beat goes on- (1999年4月26日稼動開始)
収録曲のみならず、画面デザインもコアな雰囲気に一新されたバージョン。難易度の上昇も著しくなるが、そのせいかグルーヴゲージの増減も著しく緩くなる。書き下ろし新曲以外に家庭用APPEND GOTTAMIXの先行収録曲や『DDR』シリーズの楽曲(基板性能の影響か、曲の長さはどれも移植元より短くなっているが)、また著名アーティストとのコラボレーション楽曲も収録し、20曲+隠し3曲すべてが新曲。本作にもアナザー譜面はいくつか収録されているが、中でも「DRUNK MONKY」のアナザー譜面は当時としては図抜けた高難度を誇り、THE FINALが稼動している現在においても最難譜面のひとつに数えられ、「穴猿」の名(「穴」はアナザーから、「猿」はMONKYの誤訳)で知られている。
プレイ画面のフレーム色を変えられる隠し要素はこの作品から登場(complete MIX 2・THE FINAL・DCTの3作を除く)。また、難易度表記がそれまでの6段階から7段階に増えている。
なお、本作とほぼ同時期に、兄弟機種の『beatmania IIDX』シリーズが誕生している。これ以降、ポップス寄りのアプローチの曲(特に日本語詞のもの)は同シリーズ向けに振ることで兄弟同士の棲み分けを図るようになり、本シリーズにはあまり収録されなくなっていく。この選曲の傾向により、特に3rdMIXからファンになった者の中には、本作をきっかけに離れていく者も少なくなかった。
beatmania 5thMIX -Time to get down- (1999年9月稼動開始)
書き下ろしの新曲以外に『DDR』シリーズでお馴染みの東芝EMIの『Dancemania』シリーズの人気曲や、『beatmania IIDX』・家庭用APPEND GOTTAMIX(GOTTAMIXからの曲は前作同様短くなっている)からの移植曲も収録し、ゲームの雰囲気は4thMIXよりやや軟化。しかし、グルーヴゲージの増減具合はcomplete MIX程度に戻り、体感難易度は若干上がっている。「コンボ数表示はBASICのみ、JUST GREAT判定はEXPERTのみ、HARDにはどちらもない」と基本システムの仕様の部分にかなりのぶれがある。この変更によりBASIC・HARDモードでの1曲あたりのボーナスを除いた最高得点は10万点に戻っている。本作より譜面のスクロール速度が速くなる「HI-SPEEDオプション」と途中から突然譜面が現れる「SUDDENオプション」を搭載。新曲と4thMIXからの引継ぎ19曲併せて全44曲を収録。曲数の増加に伴い、選曲の面倒さを改良するため選択画面に曲リスト表が登場する。また、無作為に曲を選択する「RANDOM SELECT」も本作で登場する。
なお、オプションの「HIDDEN」と「SUDDEN」を同時設定した場合は、『beatmania IIDX』と違って譜面が完全に隠れる仕様である(7thMIXまで)。
シリーズ中、最も全曲セレクトコマンドが難しいことで有名で、コマンド入力の実例としての実写ムービーが公式に提供された唯一の作品でもある。
beatmania complete MIX 2 (2000年1月27日稼動開始)
完全新曲10曲に加えて、beatmania 4thMIX、5thMIXのほぼ全楽曲を収録し、complete MIX以前の作品から10曲を復活させたほか、いくつかの過去収録曲に「リミックス」とも言えるアグレッシブなアレンジを施した新作アナザー譜面が追加されている。収録曲数もTHE FINAL以外では最多となる全65曲。全バージョン中屈指のゲージの増減のタイトぶりも有名。
システム面に大幅な改善が施されており、2P側の鍵盤と1P側のターンテーブルを使うことで左スクラッチを実現した「1P-CENTER PLAY」、ダブルプレイ時に1P側と2P側のゲージが画面中央寄りになる「IIDX-DOUBLE (後期作品では「センターダブル」と呼ばれることになる)」といった『IIDX』シリーズを強く意識した新機能が実装され、ハイスピードも3段階の調整ができるようになり、前作まで隠しオプションだったミラーとランダムが標準オプションに加わった。また、アナザー譜面がいわゆる隠しコマンドではなく、黒鍵盤同時押しで出現という簡単な方法に変更され、難易度が曲選択リストに明記されるようになったのも本作が最初である(それまでは通常譜面の難易度をそのまま表示していた)。これにより、難易度表記が9段階まで拡大した。
また、5thMIXではEXPERTでしか登場しなかったJUST GREATが、またBASICでしか登場しなかったGREATコンボが全モードで復活。ただし、EXPERT以外でのJUST GREATとGREATのスコアは同じであったため、1曲あたりのボーナスを除いた最高得点は10万点のままである。
beatmania ClubMIX (2000年3月稼動開始)
公式サイトで「アウトサイダー的」と謳われるほどに路線を変更してきた異色のバージョン。ソニー・ミュージックエンタテインメントとのタイアップにより豪華アーティストのオリジナル曲や、有名楽曲のリミックスも多数収録されている。complete MIX 2の新曲も(「complete MIX 2に先行収録された」と言うほうがより適切かもしれないが)引き継いでいるものの、譜面難度やモード構成も含め、一度高騰した難易度基準あるいはユーザー層をあえて間口を広いものにしようとした意図が感じられる。ただし、高難度譜面もしっかり存在はしている。complete MIX 2の新曲10曲を含む31曲を収録。complete MIX 2と並行作業で開発が進められていたせいか、complete MIX 2に搭載されていたシステムが一部未実装であり(「1P-CENTER PLAY」「IIDX-DOUBLE」など)、多少システム的には逆戻りしているところがある。なお、本作とほぼ同時期に、兄弟機種の『beatmania III』シリーズが誕生している。
beatmania featuring DREAMS COME TRUE (2000年6月稼動開始)
DREAMS COME TRUEの既存楽曲を採用したバージョン。コナミコンポーザーによるリミックス3曲を含めた全18曲を収録。『pop'n music』における「アニメロ」と同じように外伝的作品として扱われ、本シリーズの本編作品とされない場合が多い(アーケード版の作品では唯一公式サイトが存在しない)。出回った数がシリーズ中でも特に少ない。
beatmania CORE REMIX (2000年11月稼動開始)
2ndMIX収録曲のリミックスを主体に構成されたバージョン。リミックス曲+完全新曲9曲の全25曲を収録。2ndMIX収録の17曲も隠しコマンドでクラシックバージョンとしてプレイ可能。本作は本来は『beatmania III』シリーズ向けの企画であったが、販売方針などの事情により、本シリーズを軸とした企画としてリリースされることになった。これ以降、『III』シリーズは本シリーズに寄り添うように歩を進めることになり(主要制作スタッフもほぼ同じだった)、最終作まで運命を共にすることとなった。
本作から、楽曲によって異なっていた1小節の長さが全曲において統一されている(以前のバージョンでは、HI-SPEEDを使用していなくても既に2倍速になっている曲などがあった)。
システム面では、ClubMIXで実装されなかった「CENTER PLAYモード」「CENTER DOUBLEモード」が復活。そして、ムービー表示領域にムービーの代わりにリアルタイムで判定累計数を表示する「カウンターフレーム」を追加。EXPERTモードではこのカウンターフレームが標準の表示になる。また、5thMIXで廃止されて以来の楽曲ロゴが復活し、それ以降は7thMIXまで同様に用意されることになる。
このバージョン以降、1曲あたりのボーナスを除いた最高得点が20万点に戻り、コンボがGOODでも繋がる仕様となる。
beatmania 6thMIX -THE UK UNDERGROUND MUSIC- (2001年7月稼動開始)
約2年ぶりとなるナンバリングタイトル。英国のクラブシーンで活躍するアーティストとタイアップし、彼らの書き下ろし楽曲を多数収録した、特にアンダーグラウンド路線に特化したバージョン。収録曲は再びリセットされ、全曲新曲の27曲。本作より、従来のゲームモードが統合され、ゲームモードごとに異なっていた譜面難度をいつでも変更可能になる。また、最高難度を誇る全10曲構成の「EXPERT+」モードも初登場。
beatmania 7thMIX -keepin' evolution- (2002年1月稼動開始)
日本のクラブミュージックにフォーカスを当てた選曲で、日本語ヒップホップなどを始めとした幅広いジャンルの新曲を32曲追加。6thMIXの収録曲もすべて引き継がれている。本作から、『beatmania IIDX』や『beatmania III』ではお馴染みだった、オブジェの降ってくるラインが完全に分離される「セパレートフレーム」が選択できるようになった。また一回転スクラッチや、毎週公式サイトで公開される隠し要素解禁コマンドも話題に。
beatmania THE FINAL (2002年7月稼動開始)
本シリーズの最終作。本作の開発中に行われた人気曲投票を基に選ばれた従来の曲に加え、THE FINAL独自の新曲や『beatmania III』曲、その他のBEMANIシリーズの移植曲を含め、全189曲の収録を実現。代わりにムービーの表示サイズは大幅に縮小され、それまでの「カウンターフレーム」と小型ムービー画面を組み合わせたものがデフォルトのスキンとなった。その他、新たに「STEALTH」オプション(従来の「HIDDEN+SUDDEN」に該当。同モードが兄弟機種の『beatmania IIDX』に倣って譜面中間で一瞬オブジェが表示される仕様に変更されたのに伴い、従来の「オブジェが一切見えないモード」として登場)と曲順のカテゴリチェンジが搭載。
また、プロデューサーを務めたKAGEの「末永くプレイして欲しい」という意向から、本作では隠し解禁コマンドが従来の「プレイヤーが打ち込む形式で、電源を切ったらリセット」ではなく、当時の『IIDX』と同様にテストモードでのコマンド入力方式(オペレーター向け内部設定)となり、電源を切っても解禁された状態が保存される仕様となった。前作の隠し解禁コマンドが特に煩雑であったことから、リリースから年月を経て古くからのファンが久しぶりに触れる時に、解禁コマンドを忘れてしまったことで困ることがないようにとの配慮があったものと思われる。
『beatmania』の歴史を限界まで詰め込んだ本作は、多くのファンからの熱い期待に大いに応える出来で、今もなお日本のあちこちで現役で稼動している。一部のユーザーからはコンシューマー版が発売される事を熱望されている。

家庭用 編集

プレイステーション版 編集

プレイステーション版は「キーディスク」と呼ばれる起動用のディスクと「アペンドディスク」と呼ばれる追加系のディスクに大別される。アペンドディスクを起動するためには、まずキーディスクを起動しタイトル画面から「DISC CHANGE」を選択してディスクを入れ替える必要がある。また、PS版初代用のセーブデータの中にはアペンドディスク用の領域が存在するが、データロード時にはどのアペンドディスクかをチェックするようにはなっておらず、別のディスク用のデータを上書きしてしまうケースもあり得るので、メモリーカードの管理に注意を要する。なお、4thMIX以降のアペンドディスクにおける通常起動時のセーブデータは1作ごとに独立するように改善された(ただし、これらのディスクでもBONUS EDITのデータは初代のセーブデータ内に書き込まれる)。

BONUS EDIT
APPEND 4thMIX以降のアペンドディスクの特典として追加された特別モード。初代beatmaniaからAPPEND 3rdMIXもしくはGOTTAMIXを経由して起動させることにより出現する。初代beatmania以外のキーディスクは、変更先のディスクを問わずアペンドディスクから他のアペンドディスクへの切り替えが不可能なため、BONUS EDITを出現させることはできない。BONUS EDITの内容は初代のシステムで家庭用オリジナル曲やアーケード版の未収録曲(主にアナザー譜面)をプレイできるというもの。初期アペンドと同様に、EXPERTモードやコンボ数表示などは存在しない。なお、両アペンドや初代beatmaniaを持たないプレイヤーへの救済措置として、一定条件を満たすと本編でもBONUS EDIT収録曲がプレイできるようになっている。各曲に楽曲イメージロゴが設定されているバージョンでは、BONUS EDIT収録曲にも通常起動時の場合のために相応の楽曲イメージロゴが用意されている。

以下、キーディスクとなるソフトの末尾に「★」をつけて区別することにする。ただし、以上に挙げたアペンドディスクに収録されているBONUS EDITを出現されることができるのは、初代beatmaniaだけである。

beatmania(1998年10月1日発売)★
タイトルは「beatmania」だが、内容はアーケード版2ndMIXの移植版。後述のAPPEND YebisuMIXとの2枚組。キーディスクであり、対応するアペンドディスクへの交換が可能。
beatmania APPEND YebisuMIX
プレイステーション版「beatmania」に付属しているアペンドディスク。アーケード版3rdMIXに移植された3曲のほか、トモキヒラタや家庭用シリーズのサウンドディレクターでもある藤後浩之の(パロディめいた)楽曲を入れた7曲を収録。ちなみに、『pop'n music』などでも活躍しているコナミの受付嬢(当時)兼ボーカリストのSanaのデビューはこの作品。また同じ開発会社による『メタルギアソリッド』のテーマ曲がアレンジされて収録。以後3rdMIXとBEST HITSにも収録されることになった。
タイトルのYebisuMIXは、開発を行ったコナミコンピュータエンタテインメントジャパン(KCEJ)が当時恵比寿ガーデンプレイスに所在していたことから。
beatmania APPEND 3rdMIX mini
3rdMIXのサウンドトラックCDに付属しているアペンドディスク。アーケード版3rdMIXの新曲から抜粋された5曲を収録。画面中央に表示されるグラフィックは2ndMIXのものを流用している。
beatmania APPEND 3rdMIX (1998年12月23日発売)
3rdMIXの移植で、単体でリリースされた最初のアペンドディスク。ただし、楽曲のみの移植(後の作品の「BONUS EDIT」のような形式)であり、アーケード版にあったエキスパートモードやコンボシステムなどは再現されていない。
beatmania APPEND GOTTAMIX (1999年5月27日発売)
システムディスクを経由して起動する廉価なシリーズ「アペンドディスク」シリーズ第2弾。4thMIXへの移植曲3曲(うち2曲はKCEJ制作)を含める19曲を収録。大物コメディアン(せんだみつお谷啓)を起用した新機軸のDJバトルや、後に家庭用シリーズのもう1つの顔となるL.E.D.LIGHTの楽曲など、アーケードシリーズとは一線を画した独特の雰囲気をもつ本作は、後の家庭用追加バージョンの方向性を決定づけた。
ちなみに、GOTTAMIXとは単に「ごった煮」をもじったもの。本作のサウンドトラックのジャケットは煮物を撮ったものとなり、サウンドディレクターの藤後も「料理長」としてブックレットに登場している。藤後のことは「料理長」や「シェフ」と呼ばれることが多いが、そのようになったのは本作がきっかけである。
beatmania APPEND 4thMIX (1999年9月9日発売)
アーケード版4thMIXを移植したアペンドディスク。本作より、アーケード版の仕様を完全移植するようになり、家庭用版独自(アーケード版のパスワードは使用できない)のインターネットランキングも本作から開始された。また、初代から3rdMIXもしくはGOTTAMIXを経由して起動させることにより出現する裏モード"BONUS EDIT"が追加された。BONUS EDITの収録曲はアーケード版complete MIXの追加曲と追加アナザー譜面。なお、本作以降のアペンドディスクでは、先述の2本のどちらも経由せずに直接移行すると、他のディスクに変更できないようになっている。
beatmania APPEND 5thMIX (2000年3月2日発売)
アーケード版5thMIXを移植したアペンドディスク。5thMIXの新曲だけでなく、4thMIXからの引き継ぎ曲もアーケード版5thMIX同様に収録されている。BONUS EDITとして家庭用オリジナルの新曲を5曲収録。
beatmania BEST HITS (2000年7月27日発売) ★
プレイステーション版の初代~5thMIXとAPPEND GOTTAMIXの収録曲の中から人気投票で選ばれた曲が収録された家庭用「complete MIX」ともいうべきバージョン。他にも、投票選出曲に同名アレンジ曲が存在する場合は「BROTHER」バージョンとして併せて収録、KCEJのL.E.D.製作楽曲に家庭用オリジナルのアナザー譜面を追加している。
なお、本作において各楽曲の難易度表記はそれぞれ家庭用に初めて登場したときのものが使用されている。そのため、一部楽曲については難易度表記が矛盾しているものもある(例えば、「LOGICAL DASH」が☆7であるのに対し、「HELL SCAPER」が☆6となっている)。
beatmania featuring DREAMS COME TRUE (2000年7月27日発売) ★
アーケード版の移植。しかし、コナミコンポーザーによるリミックス3曲のうち2曲が未収録となっている。
beatmania APPEND GOTTAMIX 2 - Going Global (2000年9月7日発売)
APPEND GOTTAMIXの好評を受け製作された、GOTTAMIXシリーズの正統続編。アペンドディスク。サブタイトルの示すように世界各地の独特の音楽を題材としており、前作とは打って変わって(?)非常にディープなセレクションになっている。特にDJ TAKAWOの製作した日本を題材とする3曲のインパクトは強烈だが、その一方で親しみやすい音楽も多い。本作のうち、3曲が兄弟シリーズ『beatmania IIDX 4th style』に移植されている。譜面難度については若干低めに抑えられているものが多い。また、BONUS EDITとしてcomplete MIX 2の高難度アナザー譜面が収録されている。なお、本作でのBONUS EDIT収録曲は、「BOA BOA LADY」および「~ MIX」と銘打たれたリミックス譜面(「LUV TO ME」を除く。APPEND GOTTAMIXで収録済みのため)のみ。
余談だが、本作には海外アーティストの書き下ろし曲が多く含まれているがゆえに、サウンドトラック化に当たって権利関係のためか未収録となった楽曲が多く、サウンドトラックの発売自体も遅れに遅れた(ゲーム発売から11ヵ月後)。
beatmania APPEND ClubMIX (2000年12月21日発売)
アーケード版ClubMIXの完全移植のアペンドディスク。BONUS EDITではアーケード版complete MIX 2での新アナザー譜面追加曲のうちでGOTTAMIX 2に収録されなかった曲(「LUV TO ME」を除く。GOTTAMIXで収録済みのため)、APPEND GOTTAMIX 2からリミックスされた2曲、およびAPPEND GOTTAMIX 2のエンディング曲が遊べる。
beatmania THE SOUND OF TOKYO! (2001年3月29日発売) ★
readymadeレーベルを率いる大物ミュージシャン小西康陽がプロデュースしたバージョン。readymade独特のセンスは個性的な楽曲だけにとどまらず、シンプルな画面構成や難度表記(飛行機の客席に例えている)にも現れている。シリーズ入門者にもお勧めできる明るく楽しいバージョン。また、難易度は9段階に分かれている。
beatmania 6thMIX + CORE REMIX (2002年1月26日発売) ★
タイトルどおり、シリーズ中唯一のカップリング移植。2バージョンの楽曲をまとめてプレイできる。家庭用追加曲も、CORE REMIXに倣う形でAPPPEND YebisuMIXの楽曲のリミックス曲が多い。ただし、アーケード版と違い、リミックスされる前のクラシックバージョンは収録されていない。『メタルギアソリッド2』で使用された曲のアレンジも収録(後にアーケード版THE FINALにも収録された)。「左スクラッチ対応」、「オリジナルエキスパートコース」、「セパレートフレーム」、多くのプレイヤーが『beatmania IIDX』用7キーコントローラーを使用することを想定して、キー配置を簡単に右方向に1つずらせる(通常設定だと、右スクラッチの場合にターンテーブルと鍵盤の間に邪魔なボタン2つが存在することになる)設定など、コンシューマ版『beatmania IIDX』を意識する形でシステム面で(それ以前に比べ)相当の改良が施された。なお、基本的なゲームシステムは6thMIXに準拠しているが、随所でCORE REMIXの仕様に切り替わる場面もある(CORE REMIX曲をプレイしているときや、CORE REMIXのEXPERTコースを選ぶ場面など)。

ゲームボーイ版 編集

beatmania GB (1999年3月11日発売)
ゲームボーイカラー対応。2ndMIX、APPEND YebisuMIX、3rdMIXからの10曲と、完全オリジナル曲10曲で構成。開発はコナミコンピュータエンタテインメント神戸で、同じくKCEKが開発した『らくがきっず』のテーマソングも収録された。
beatmania GB2 ガッチャミックス (1999年11月25日発売)
「beatmania GB」と同じくゲームボーイカラー対応。APPEND GOTTAMIXからの5曲と、歌謡曲アニソンなどの幅広いジャンルの人気楽曲20曲で構成。当初はモバイルシステムGB対応の「beatmania GB NETJAM」として発売される予定だった。以下の2作を含め、開発はPS版と同じコナミコンピュータエンタテインメントジャパンが担当した。
beatmania GB ガッチャミックス2 (2000年9月28日発売)
上記2作とは違い、ゲームボーイカラー専用で、収録曲はbeatmaniaシリーズオリジナル楽曲を収録せず全て既存人気楽曲で構成されている。曲数は前作と同じ25曲。本来は「beatmania GB NETJAM」で配信予定だった楽曲のリサイクルと思われる。

ワンダースワン版 編集

beatmania for WonderSwan (1999年4月28日発売)
サンプリング音源を駆使した再現度の高い音質(携帯型ゲーム機ながらボーカル曲も収録されている)が高い評判を呼んだ。収録楽曲は3rdMIXのものを中心に11曲。コナミ唯一のWSソフト。

beatmania pocketシリーズ 編集

液晶携帯ゲーム(ソフトウェアではなく、それ単体で遊ぶことが出来る)として発売されたもの。

beatmania pocket
HiphopやBalladeなど、ビートマニアの各シリーズから7曲+DJバトルを収録。
この初代ビーマニポケットのみボタンがゴムで出来ており、斜めの力を入れて押すと本体側に引っかかる事がある。ターンテーブルもつるつるの回しにくいグリップが採用されている。
beatmania pocket2
ReggaeやBreak-btsを収録。基本構成は無印と同じ。なお、DJバトルが収録されているのはこの作品まで。
beatmania pocket summer remix
「夏」をテーマにした楽曲を収録。東京音頭が収録されているのがユニーク。
ビーマニポケット アニソンミックス ~永井豪・ダイナミックプロ編~
アニメ作品の楽曲をビートマニアで楽しめる稀有な一品。ダイナミックプロが監修に協力している。
ビーマニポケット ときめきメモリアル
同社の恋愛シミュレーションゲームときめきメモリアル』関連の曲を収録。
ビーマニポケット アニソンミックス2 ~石ノ森章太郎編~
「アニソン」と銘打たれてはいるものの、収録曲のほとんどは特撮ヒーローもの。『仮面ライダー』など6曲を収録。
ビーマニポケット 2000
アニメ曲や過去のポケットシリーズからの再録曲など、ジャンルは多岐にわたる。
ビーマニポケット ハローキティ
収録曲はサンリオ関連のものではなく、すべてポップス。
ビーマニポケット アニソンミックス3 ~松本零士編~
アニソンミックス第3弾。『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』など7曲を収録。
ビーマニポケット ~猛虎進撃~
阪神タイガースにちなんだ楽曲ばかりが収録されている。結果がチーム順位で表示されるなどのアレンジがされている。
ビーマニポケット Cawaii!
女性向け月刊誌『Cawaii!』とのタイアップで製作された。本体にラメが入るなど独自の工夫がこらされている。
ビーマニポケット ときめきメモリアル2
同社の恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル2』関連の曲を収録。初代『ときメモ』の曲も収録されている。
ビーマニポケット Love Stories
恋愛をテーマにした曲ばかりを集めた異色作。性別と血液型から曲を自動選別するモードが付加。
ビーマニポケット KONAMIX
同社のコンシューマーゲームの楽曲ばかりを収録。「KONAMIX」とはコナミのゲームミュージックをクラブミュージック風にアレンジしたもの全般を指しており、本家『beatmania』にある「KONAMIX(Salamander Beat Crush mix)」とは特に深い関係はない。
ビーマニポケット BEST HITS 2000
2000年という節目を記念した特別版。その年に出たヒット曲をラインナップしている。
ビーマニポケット 猛虎大進撃
基本は「猛虎進撃」と同様だが、当然ながら監督のグラフィックが野村から星野へと変更されている。

beatmania打!!シリーズ 編集

本作をモチーフとしたタイピングソフト。「MASTER打!!」モードではキーボードのタッチタイピングによって、『beatmania』と同じシステムで楽曲を演奏する。収録されている全曲が3分程度の新規ロングバージョンとしてアレンジされている。

beatmania打(だ)!! (2000年2月17日発売)
Windows/Macintoshハイブリッド対応CD-ROMiNiS製作、発売元はオラシオン。
beatmania BEST打!! (2000年9月28日発売、PCHOME版2002年7月5日発売)
Windows/Macintoshハイブリッド対応。発売元はハンズオン・エンタテインメント。『beatmania BEST HITS』の人気投票を元にした収録曲になっている。同時に『pop'n music打!!』も発売された。レベル選択が追加され、1曲につきNORMALとEXPERTの2種類の譜面が用意された。また、一部の曲のプレイ中の出題問題のテキストも編集できるようになり、期間限定でインターネットランキングも開催されていた。後に、収録曲数が少ない廉価版もNECインターチャネル(現・インターチャネル・ホロン)より「PCHOMEシリーズ」として発売された。
beatmania打打打!! (2001年3月29日発売、BEST版2002年5月16日発売)
プレイステーション2用ソフト。発売元はハンズオン・エンタテインメント。USBキーボード対応で、同梱版も発売された。

パチスロ beatmania 編集

テンプレート:現在進行S コナミ関連会社のパチスロメーカーであるKPEより2008年にリリース予定。

主要アーティスト 編集

関連グッズ 編集

「beatmania」のロゴを冠したポータブルCDプレイヤーやCDキャリングケース等が発売された。

外部リンク 編集

家庭用版の各バージョン公式ページは、コナミのゲーム開発部門の統合に伴うサイト整理により、また事実上のシリーズ凍結状態のため、すべて消滅している。ko:비트매니아

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