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テンプレート:漫画ロックマン 甦るブルース』(ろっくまん よみがえるぶるーす)はCAPCOMのアクションゲーム、ロックマンシリーズを原作とする池原しげと漫画作品講談社デラックスボンボンにて連載された。

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概要 編集

1991年のロックマンワールドコミックボンボン夏増刊号掲載)以来ロックマンシリーズのコミカライズを数多く手掛けた池原しげとによる初のオリジナルストーリー作品である。ゲーム版を元にした他作品以上にドラマ性に重点が置かれているのが特徴であり、ロボット独立国の建設を目論み連邦政府主催のロボット博覧会に出展されていたロボット達や、エンカーやパンクなどワイリーのロボットをも洗脳し配下に加え反乱を起こしたブルースとロックマンの戦いが描かれている。

ロックマンの設定は、スーパーロックバスターを装備している事、ビートが登場している事など、ゲーム版の『ロックマン5』辺りのものとなっている。

ストーリー 編集

Dr.ワイリーも改心し世界は平和を取り戻した。ロックはライト博士らと共に連邦政府主催の世界ロボット博覧会を訪れ、久しぶりの休暇を満喫していたが、その会場にて未曾有の事件に巻き込まれる事になる。世界一の怪力ロボット「テリー一号」を初めとする博覧会に出展されていた最先端技術で造り上げられたロボット達が、突然謎の潜水艦の発する怪電波によって狂わされ、その多くが奪い去られてしまう。しかも奪われたテリー一号は後日銀行を襲い略奪行為を働くという、最悪の事態を引き起こしたのだった。ロックは過去のケースから今度の事件もワイリーの関与を疑うが、そんな彼の目の前で暴走するテリー一号らを鎮圧したのはかつて彼と戦ったDr.ワイリーのロボット達だった。

今回の事件ではワイリーのロボットもテリー一号らと同様に何体かが謎の敵に奪われてしまいそれを取り戻す為、また自身が製作した数多くの戦闘用ロボット達の力を平和のために役立てる目的で、治安維持機関ワイリーパトロールを設立したのだと言う。ワイリーの改心に歓喜し、ライト博士の意向もあって彼と協力して各地で勃発する暴走ロボット達の鎮圧に向かうロック。ワイリーパトロールの加勢もあって、順調に暴走するロボット達を退治していくロック達だったが、そんな中突然姿を現したブルースは、暴走ロボットの逃亡を幇助するかのようにロック達の前に立ちはだかった。

登場人物 編集

ロックマン
Dr.ライト製作の家庭用ロボットロックが平和のために戦闘用ロボットとしての力を得た姿。世界征服を企む悪の天才科学者Dr.ワイリーの野望を幾度も阻止してきたヒーローである。
今回の事件では改心したワイリーと共にブルース率いるロボット反乱軍と戦う事になるが…。
ブルース
ロックの兄に当たるロボット(但しロックはその事を知らない)。過去の戦いの中で幾度もロックを助けてきたが、今作に於いては暴走ロボットを守りロックやワイリーパトロールを攻撃するなど不信な行動が目立つ。
後にロボットのロボットによるロボットのための平和な国ロボット独立国の建設を目論み、今回の事件を画策した首謀者である事が、暴走ロボットを率いていたエンカーの口から語られた。
テンプレート:SpoilerHしかしロボット反乱軍の本拠地である人工島要塞ロボット島にて、反乱軍の指揮を執っていたのはワイリーがブルースの姿を模して作り上げたワイリーブルースだった。当初はブルースに成りすまし言葉巧みにロックを反乱軍に誘おうと試みるワイリーブルースだったが、本物のブルースの出現で追い詰められ遂に本性を現した(その際にはバイザーにWの字が浮かび上がる)。両腕をバスターに変じるツインバスターに、槍としても扱える楯ブルーススピアを装備し、自ら「本物以上」と豪語するまでに圧倒的な戦闘力を誇るワイリーブルースを前に本物のブルースさえも鎧袖一触に倒されてしまい、反乱軍ロボットとの連携でロックも窮地に陥れられてしまう。しかしコサック軍団の加勢を得て一対一の形勢に持ち込むと、その卑劣な遣り口に激昂したロックはミラーバスター、スクリュークラッシャーを駆使して遂にワイリーブルースを打ち倒したのだった(時を同じくして本物のブルースが仕掛けた爆弾によって反乱軍のロボット達を操っていたコンピュータも破壊され反乱軍ロボット達は正気に戻った)。またワイリーブルースに敗れた本物のブルースもコサック博士の手で修理され最終決戦では戦線復帰している。テンプレート:SpoilerF
Dr.ライト
ロボット工学界の権威として著名な科学者にしてロックマンの生みの親。
ブルースの行動に不信を持ち、彼を止めるためにもロックにワイリーパトロールへの協力を促す。
またワイリーパトロール無しにブルース率いる反乱軍に抗する術を持たない連邦政府に対し、ワイリーパトロールへの予算投資の拡張も提言するが…。
テンプレート:SpoilerH実は途中からの彼は、唐突なワイリーの改心を訝しむライト博士を拉致し、ワイリーの造ったロボットが成り代わった偽者だった。生みの親の立場からロックにはワイリーパトロールへの協力を呼びかけ、連邦政府に顔の利く立場をも利用してワイリーパトロールへの予算拡張を政府に認可させワイリーパトロールの勢力拡大に多大な貢献をした。コサック博士の手で全てが明らかになった後も偽ライト博士は、ロックを懐柔しワイリーへ協力させようと試みるが、この期に及んでロックがそんな戯言に応じる筈も無く不首尾に終る。最後の悪足掻きをするワイリーと共にロックを倒そうと彼を羽交い絞めにするも、コサック博士の手で修理され本物のライト博士を救出したブルースの手で偽ライト博士は破壊された。テンプレート:SpoilerF
Dr.ワイリー
世界征服を企む悪の科学者。
幾度にも渡るロックとの戦いを経て改心し、平和のために治安維持期間ワイリーパトロールを設立する。
テンプレート:SpoilerHロボット博覧会出展ロボット強奪事件にはじまる一連の事件の真の首謀者。ワイリーブルースやパンクらに博覧会に出展された高性能ロボット達を洗脳改造させロボット反乱軍として破壊行為をさせる一方で、自身のロボットを治安維持機関ワイリーパトロールとして連邦政府に認可させ、その鎮圧に当たらせる事で政府内での信用を勝ち取ると共に権力を握り、やがては政府を乗っ取ろうとする策謀だった。連邦政府がワイリーパトロール抜きにロボット反乱軍に抗する術を全く持たなかった事に付け込み、着実に発言権を強化したワイリーの目論見どおりワイリーパトロールは世界中に支部を拡大させていき、最終的には連邦軍すら動かせるほどの強大な権力を得るに至った。しかしその目論見はかつて彼が利用したコサック博士の手によって看破され、計画そのものもコサック軍団と正気に戻った反乱軍ロボット達の加勢を得たロックの手で阻止される事になる。ワイリーパトロール本部の最終決戦に於いてはワイリーも自ら新型のワイリーマシーンに搭乗しロックとブルースの二人を迎え撃ち、攻防一体型兵器ワイリーバリアボールで二人を圧倒するも、ロックとブルースの合体チャージショットの前に敗れ去った。テンプレート:SpoilerF
Dr.コサック
ロシアのロボット工学者。かつて娘のカリンカを人質に取られワイリーの世界征服計画に加担させられてしまった過去を持つ。
テンプレート:SpoilerH号外記事にてロックの敗北(パンクの潜水艦に乗り込み消息を絶ったロックを敗北したと推測した偽ライト博士の会見記事)とワイリーパトロールの軍備拡張を知ったコサック博士は、その真相をライト博士に問い質すべくカリンカと共にライト研究所を訪れるが、そこで彼が見たものはバラバラに分解されたロールやビート、エディらの無残な姿だった。コサック博士自身かつてワイリーに利用された過去を持ち、尚且つこの異常極まる光景を目の当たりにした事もあり、いよいよワイリーとワイリーパトロールへの疑念を濃くした彼は独自の調査に乗り出す。その結果、この事件がワイリーが自らの世界征服計画のために引き起こした自演劇であった事が明らかになった。真相を知った彼はリングマン、ファラオマン、ダイブマン、ダストマンを率い、ロボット島でロックと合流するとその全てをロックに告げる。更にワイリーブルースに敗れ破壊されたブルースの修理をも引き受ける等、この事件の解決に多大な貢献を果たす事になる。テンプレート:SpoilerF
エンカー
ブルースによって奪われたワイリーのロボットの一人。パンクが艦長を務める巨大潜水艦内部でロックを迎え撃つ。
ロックバスターを吸収し自らのエネルギーに変えるミラーバスターを駆使しロックを苦しめるも、エネルギー吸収の際にダメージを負ってしまう弱点を看破され敗北。
ロックとは既に面識があるような会話をしているがコミカライズ版ロックマンワールドでは未登場のため、池原しげと版ロックマンでは事実上この作品が初登場である。
パンク
エンカー同様ブルースの手でワイリーの元から奪い去られていたロボット。
多くのロボットを洗脳し拉致した巨大潜水艦の艦長を務めている。
ロックマンワールド3の時よりスピードが強化され、尚且つその際には「アイムパンク」としか喋れなかったのが、この作品においては普通に会話が出来るまでになっている。
ラッシュの前脚を切断するなど奮戦を見せるが、前回の戦いで既に動きを見切られていたロックの前に敗北する。
メンゴ
ワイリーの元でワイリーパトロールの営業マネージャーを務める人物。黒スーツに黒メガネという如何にも胡散臭い風貌の人物だが、話術に長け世間的には侵略者扱いだったワイリーロボを治安維持部隊ワイリーパトロールとして認知させ、その売り込みに成功する。
テリー一号
ロボット博覧会に出展されていた、高性能ロボット。「世界一の力もち」との触れ込みで発表され、博覧会場では巨漢である自分の背丈の四、五倍はあろうかと言う巨大な鉄柱を抱え上げるパフォーマンスを行いその性能の程を見せ付ける。
しかし他の博覧会出展ロボット達と共にパンクの潜水艦に拉致されてしまい、後日同時に奪われた他のロボットと共に銀行強盗を働いてしまう。そして駆けつけたロックやワイリーパトロールのシャドーマン、ジェミニマン、ニードルマンらと交戦。彼らの手によって破壊された。

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