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『ロックマンワールド3』は、ファミコンのロックマンシリーズをベースに開発され、1992年12月11日にゲームボーイでリリースされた。
概要[]
前半4ステージのボスを全滅後、ガーディアンを倒し後半4ステージのボスを全滅させロックマンキラーとの対決に向かうと言う流れ。
新たなシステム[]
- チャージショットの導入
- 基本武器(P)が、溜めることで威力がアップするようになったため、ゴリ押しの戦法が使えるようになった。これによりボスに対して有効な特殊武器は基本的にひとつのみとなり、特殊武器はステージで大活躍するものとなった。
- アイテム配信システム(エディ)の導入
- ステージ途中に現れて、何らかのアイテムをくれるサービス。前回よりもステージが長くなっているので、これはありがたいと言える。
- ステージ攻略の自由化
- ボスを倒しても、そのボスが管理するステージへは何度でも挑戦できるようになった。奥に潜むボスとの対決は出来ないが、余暇を楽しむ時間が増した。
基本武器[]
ノーマル[]
- ロックバスター(P)
- 少々連射の利くエネルギー弾。
チャージ[]
- ニューロックバスター(P)
- ロックバスターよりも細長く、威力も高い。
ボス一覧[]
斜字はそのボスの弱点武器。
前半ナンバーズ[]
- DWN.019 ジェミニマン(Geminiman)-サーチスネーク(SN)
- 元々は硬質物破砕用のロボットを戦闘用に改造した。しかし、蛇が嫌いなため、その生き物が弱点となってしまっている。壁などで反射する強力なビーム兵器「ジェミニレーザー」を装備している。これはライト博士が偶然発見した反応素子を加速化させたもので、思考を持たないもの、例えば壁や天井などはポテンシャルエネルギー無限大と見なし反射する。逆に思考を持つもの、この場合プログラムも思考の一種と見なしロボットなどにはダメージを与える。さらに、ホログラフ映写装置を搭載され分身を作ることができる。冷静だが、派手好きのナルシスト。「分身するのは自分の姿をよく見たいため」との噂も。
- ジェミニレーザー(GE)
- 壁に当たると反射する極細レーザー。
- DWN.022 スネークマン(Snakeman)-スパークショック(SP)
- 地形調査用のロボットをDr.ワイリーが戦闘用に改造。身が軽く行動範囲を選ばない。蛇型特殊弾頭「サーチスネーク」が特殊武器。慎重に策を練り、しつこくじわじわと相手を追い詰める地道な戦いが得意。
- サーチスネーク(SN)
- 地形に沿って動く蛇形ミサイル。
- ラッシュコイル(RC)
- ハイジャンプをさせてくれる。
- DWN.023 スパークマン(Sparkman)-シャドーブレード(SH)
- 充電用の作業用ロボットを戦闘用に改造したもの。とても大きな発電力を持ち、実にエレキマンの二倍だが、充電用のシステムを開放しているだけなので、エレキマンほどの攻撃力は無い。改造後は「スパークショック」等の放電攻撃まで出来るようになっているが、常に電気を垂れ流していないとショートしてしまう構造。思考回路にムラがあるらしく、戦闘以外はボーっとしている。普段はおとぼけ屋としてみんなを笑わせている。仲間のロボットのエネルギーの補給も行っている。
- スパークショック(SP)
- 感電させて動作を不自由にする弾。
- DWN.024 シャドーマン(Shadowman)-ジェミニレーザー(GE)
- いつの間にか作業現場にいたロボットで、ほとんどデータが存在しない謎のロボット。そのため地球外文明によって造られたロボットにDr.ワイリーが手を加えたという噂もある。戦闘能力が高いためワイリーナンバーズに登録された。忍者の外見をしており、動きがとても早い。また、人を驚かすのは趣味。軽いステップからスライディング又は特殊武器の「シャドーブレード」で攻撃してくる。単純な動きであるが前の動作でスライディングかシャドーブレードかを判断することが難しく、そのすばやいスピードも加わってかわすことは非常に困難である。シャドーブレードは巨大な手裏剣状のブレードである。地球外金属製で出来ておりメカの機能を狂わせる液体が塗ってある。考えが浅いのが欠点。
- シャドーブレード(SH)
- 多方向に撃ち分けられる風車型ブーメラン。
ガーディアン[]
- ジャイアント・スージー
- その名のとおり、巨大なスージー。動作パターンは地形を這う事と地形を跳ねる事の2通り。体力が少なくなるにつれて動作スピードが高くなる。
- 前半パートで入手できる特殊武器のうち、どれかひとつが弱点となっている。
後半ナンバーズ[]
- DWN.027 ドリルマン(Drillman)-ダイブミサイル(DI)
- 元々、工事現場等で働いていた穴掘りロボットを戦闘用に改造したもの。頭と両手がドリルになっている。地面の硬さに応じてドリルを換装できる。地中に潜り、足元から奇襲をかける戦いが得意。両腕から特殊武器「ドリルボム」を発射する。仕事熱心な性格。一度、温泉を掘り当てて表彰されたことがある。
- ドリルボム(DR)
- リモコン爆破が可能なドリル弾。特定の壁を破壊できる。
- DWN.030 ダストマン(Dustman)-ドリルボム(DR)
- 元々ゴミを吸い込んで圧縮処理する自動ゴミ収集ロボット。その吸引力にDr.ワイリーが惚れこみ、戦闘用に改造した。きれい好きな性格で、研究所の掃除役としても活躍している。その上、年末大掃除が大好き。ゴミの塊を放つ「ダストクラッシャー」が特殊武器。
- ダストクラッシャー(DU)
- 物に当たると拡散するジャンク弾。
- ラッシュジェット(RJ)
- 乗ると水平に飛行する。
- DWN.031 ダイブマン(Diveman)-スカルバリヤー(SK)
- 小型潜水艦にAIを内蔵した水中探査ロボット。船乗り酔いしやすい。胸からホーミング魚雷「ダイブミサイル」を発射するように開発されたが、設計ミスで自身がミサイルの様に突っ込んでいく事がある。その破壊力には本人も驚いている。基本的に単細胞な性格であれこれ小難しいことは考えない。戦いが終わった後は、海の治安を守る為にパトロールをしている。
- ダイブミサイル(DI)
- 敵を追尾する水陸両用ミサイル。
- DWN.032 スカルマン(Skullman)-ダストクラッシャー(DU)
- 戦うために造られた、純粋な戦闘ロボット。戦う事以外は何も教えられておらず、知略に長け、残忍な性格の持ち主。特殊武器「スカルバリアー」は、骸骨状のビットに特殊エネルギーを付加してから回転させることで使用者を防護する。ロックマンの動きに合わせて行動するので、戦闘開始直後に限り、ロックマンが何か行動するまでは何も行動を起こさない。
- スカルバリヤー(SK)
- エネルギー弾を防ぐ髑髏型バリア。
ロックマンキラー[]
- RKN.002 パンク(Punk)
- Dr.ワイリーが開発した「ロックマンキラー」の第二号。正々堂々とした戦いを好む武人肌のロボットだが、見た目は凶悪に見えるせいで誤解をよく受ける。アクセサリー収集が趣味で、PTAが大嫌い。
- エンカーよりも一回り大きい。鋭い刃を持ち高速回転するエネルギー弾『スクリュークラッシャー』を装備している。自身も変形し凄まじい威力を持つ回転突撃が可能。
- スクリュークラッシャー(PU)
- 放物線を描いて飛ぶスクリュー型のカッター。
ラストスパート[]
- ワイリーマシンワールド3号
- 対ロックマン用兵器。ワイリーマシーンといえばドクロ状の外見が印象強いが、本作のボスにはその形は見られない。第一形態は上昇、落下による体当たりとミサイル、第二形態は左右に装備された砲身から放つ弾で攻撃する。
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