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ロックマンゼクス アドベントROCKMAN ZX ADVENT)は、2007年7月12日に発売されたニンテンドーDS専用のアクションゲームである。

テンプレート:ネタバレ

概要編集

ゼクスシリーズ第2弾。前作に引き続きダブルプレイヤーシステムがあるが差が激しくなっている。

8大ボスから入手できるものは、Aトランスコアというもので、それが発動すると主人公をそれを所持していたボスに変形させる。等身大まで変わってしまい、基本アクションが変わってしまうためにに場所によっては有利になったり不利になったりする。とはいえ、前作と違い属性だけでなく攻撃技・移動技・ボスの体までも入手できるという斬新なシステムである。なお、Aトランスコアによる変身システムはロックマンX7からきている。

また、等身大を変えずに形態・属性だけを変化させる前作のライブメタルシステムも(データコピーによるトランスオンという形で)登場する。今作は8大ボスに加え、ライブメタルを持つ新たな4人の適合者が存在する。

Aトランスコアを持つ8大ボス(フォルスロイド)と、ライブメタルを守る4人のロックマンがボス。個性的な能力と独特の操作が求められるAトランスコアと、軽快なアクションで突き進めるライブメタルを使い分けてゲームを進めていく。

ストーリー編集

ロックマンゼクスから4年8ヶ月後の物語。

主要キャラクター編集

グレイ(Gray)(声優:平田宏美
本作の男性主人公。14歳。レプリロイド。研究所でコールドスリープ状態だったが、 マインドコントロールが済む前に目覚めてしまったため、その身をパンドラに狙われることになる。
アッシュ(Ashe)(声優:小清水亜美
本作の女性主人公。15歳。連合政府レギオンズからの依頼で、ライブメタル・モデルAを盗んだ違法ハンターを追う凄腕ハンター。イレギュラー襲撃で自分1人だけ生き残った過去を持つが、本人はそのことをまったく覚えていない。

前作のヴァン、エール同様に本編では選んだ片方の主人公だけが排他的に登場する。グレイとアッシュが同時に登場することはない。それに伴って、本作においてもヴァンとエールが同時に登場することはない。

前作からの登場人物 編集

プロメテ(Prometheus)(声優:岸尾大輔
前作に引き続き登場。コードネーム「DAN-001」。パンドラと同じく「ロックマンのひとり」でモデルVの代弁者らしい。荒々しい言動が特徴。ハンター達には「死神」と呼ばれ、恐れられている。前作は謎の多い存在だったが今回はその正体も判明する。
パンドラ(Pandora)(声優:伊藤静
前作に引き続き登場。コードネーム「DAN-002」。自分のことを「ロックマンのひとり」と呼び、ロックマン同士の戦いを扇動する。プロメテと同じくモデルVの代弁者らしい。ハンター達からは「魔女」と呼ばれ、恐れられている。寡黙で、プロメテとは対照的な性格。グレイに「処分」「マインドコントロール」と言うなど、率直的な話し方をする。プロメテと同様に今作で謎の多かった正体が判明している。
ヴァン(Vent)(声優:野島健児
前作に引き続き登場。ガーディアンの研究所から盗まれた4つのライブメタルを追っている。モデルXの適合者。亡き先輩のジルウェへのリスペクトなのか、をかなり伸ばしている。アッシュ編に登場する。
エール(Aile)(声優:小林沙苗
前作に引き続き登場。ヴァンと同じく、ガーディアンの研究所から盗まれた4つのライブメタルを追っている。モデルXの適合者。グレイ編に登場する。ヴァンと同じく髪が伸びたみたいだが後ろでまとめているらしく後ろで尻尾のように短い髪が出てること以外は前回と同じ髪型である。
2人共前作同様モデルXのダブルロックオン能力でモデルZとの合体でモデルZXに変身可能。シナリオでモデルZXに変身した二人と戦う場面もあり勝利後は前作の操作感で操作できる。その能力は全トランス中最強クラスである。

三賢人 編集

世界を治める連合政府「レギオンズ」を統括する三人。皆、元々は人間であったが機械の体を持ち数百年間に渡って生き続けている。

マスター・トーマス(声優:柴田秀勝
三賢人のリーダー。真面目かつ厳格で、自分にも他人にも厳しい。大きな剣の形状をした杖を持つ。初代ロックマンシリーズのトーマス・ライト博士と同じ名を持つ。
マスター・アルバート(声優:安原義人
科学技術の扱いに秀で、優しい物腰で理知的な人物。常に本を抱えている。初代ロックマンシリーズのアルバート・W・ワイリー博士と同じ名を持つ。
マスター・ミハイル(声優:チョー
歴史や地理の情報管理を担当している。イヤミっぽい喋り方と猫背が特徴。短剣のような杖を所有。初代ロックマンシリーズのミハイル・セルゲイビッチ・コサック博士と同じ名を持つ。

テンプレート:SpoilerH

実はマスター・アルバートがモデルVを作り、ロックマン同士の争いを画策していた。そして、自らも最終ボスとしてグレイとアッシュの前に立ち阻む。モデルAは念には念と作っておいたアルバートの計画のバックアップシステム(モデルAとは「モデル・アルバート」の略称)。グレイの正体はDAN(Dr. Albert Number)-000「オリジナル」(本物のアルバート)が倒されたときの為のスペアボディであり、アッシュはアルバートが三賢人になる前に残した血族の子孫。
実は、マニアモードの追加EDでは次回作を思わせるような、マスター・トーマスの造反が描かれている。

テンプレート:SpoilerF

謎の4人組 編集

全員がロックマン=ライブメタルの適合者。それぞれの思惑や信念を持ち、グレイ達の前に立ちはだかる。4人揃って裏で手引きされているようだが、手引きしている人物の正体・目的は隠されている。ヘリオスとアトラスの志向が逆である辺り、一枚岩ではなく、ロックマン・モデルAの排除のために停戦協定を結んでいるだけだと思われる。

ヘリオス(声優:泰勇気
ロックマンの一人で、モデルHの適合者。「風のロックマン」を自称する。独特の話し方をする。極度なまでの潔癖症で、グレイ(又はアッシュ)や、性格にムラがある他のロックマン達(何故かテティスは例外)を見下している。「争いが絶えないのは愚か者がいるから」との思考の元、自分が「愚か者」と見なす人間達を皆殺しにするためモデルVの覚醒を目論む。名前のヘリオスは、『ギリシャ神話』に登場する太陽神が由来。
アトラス(声優:生天目仁美
ロックマンの一人で、モデルFの適合者。「炎のロックマン」を自称する。元軍人ゆえか風貌が厳めしい女性。「進化は戦いの中でこそ起こる」との持論に従い、永遠に戦いが続く世界を創るためモデルVの覚醒を狙う。彼女の祖国はイレギュラーにより壊滅した。名前のアトラスは、『ギリシャ神話』に登場する巨人が由来。
テティス(声優:菅沼久義
ロックマンの一人で、モデルLの適合者。「氷のロックマン」を自称する。優しい雰囲気を漂わせる風貌で、現に他の三人に比べれば比較的温和な性格なのだが、その心の内はシニカルな部分も存在する。モデルVを覚醒させようとするのは、各国の工業発展で自分が大好きなと環境をこれ以上汚させまいと人々を戒めるため。名前のテティスは、『ギリシャ神話』に登場する海の精霊が由来。
シャルナク(声優:羽多野渉
ロックマンの一人で、モデルPの適合者。「闇のロックマン」を自称する。暗殺の請負人だったが、仲間に裏切られ死にかけた過去の出来事以降は機械的な口調のみで話し、他人との心的コミュニケーションを行わないようになった。完全に感情を失っているわけではなく、主人公がやられたときは狂的な笑い声を上げる。モデルV覚醒の目的は不明。名前のシャルナクは、『イヌイット神話』に登場する神が由来。

ボスキャラクター 編集

フォルスロイド 編集

前作と同じく、自己修復機能を持ち何度でも復活するが、本作では再戦の条件が違う。また前作同様弱点があるが、コンディションボーナスのようなものは無いのでデメリットはない。その代わり前作よりは当てにくい、もしくは弱点がないボスがいる。各自、ある条件下で撃破すると金、銀、銅のメダルが入手でき、隠し要素を出すために必要となる(メダルは条件を満たしていれば複数同時入手可)。

ディアバーン・ザ・ガゼロイド(声優:乃村健次):炎属性
最初に立ちはだかる、モデルV搭載の高出力、軽装甲強攻型フォルスロイド。弱点は鬣。掟を重んじており、それを破る者は仲間であっても許さない。カタコトな言葉で喋る。デザインモデルはガゼル。トランスオンのチャージ攻撃で障害物を破壊、新たなルートを開拓する。
クロノフォス・ザ・トリデンロイド(声優:小原雅一):氷属性
特殊な信号で相手の知覚センサーに影響し、時の流れを遅くなったように錯覚させることができる。信号装置や防護アーマーにより大型化、そのせいで水中専用になってしまい地上では身動きひとつ取れない(能力は使える)。言動は時の流れを遅くなったように錯覚させられたことに気付かれない様にする為乱暴で挑発的。デザインモデルはカブトガニ。トランスオンでは地上では身動きできないものの、上部の頑丈な防御力、及びチャージによる戦闘補助がある。
ローズパーク・ザ・フラワロイド(声優:安井邦彦):雷属性
ツル状のマニュピレーターにより柱上のものさえあれば本体を固定できる。地上では球根のような形態に変型する。電子回路が不安定なせいで男性に異常な興奮を示す。その為、本作ボスの中でも特に主人公に対しての(台詞などの)対応が違う。デザインモデルはバラである。極地軽量型だが、動きは鈍重である。
コンドロック・ザ・バルチャロイド(声優:谷山紀章):無属性
ロッカーのような気取り方をするナルシストギター型のコントローラ-を使い、破壊音波を発してターゲットを破壊、もしくはロックなビートを奏でることで機能停止した機械の人工筋肉を活性化し、操る事ができる。自我の強い性格をしているのも音波に干渉されないようにするため。デザインモデルはハゲタカ。トランスオンすると、壁に張付く能力を持つが、まともに壁を登れるフォルスロイドも、この一体だけである。
カイゼミーネ・ザ・ワスプロイド(声優:安達まり):炎属性
セレブのような口調が特徴。規格が合えば何でも換装できるマウントラッチを搭載、戦闘時には本体腹部に設置されている巨大な武器コンテナから多彩な攻撃を仕掛けてくる。弱点は、そのコンテナに隠された本体の腹部。ただし本体の武装は少ない。性格は高飛車で高圧的。デザインモデルはジガバチ。トランスオンでは前述のマウントタッチでゲーム後半の仕掛けを攻略するのに使われる。
テスラット・ザ・ヘッジロイド(声優:菊池こころ):雷属性
発電用高性能コイルを搭載したフォルスロイド。ありあまる電力を消費する為、とにかくおしゃべり。語尾に「~よっ」とつける。体内で発生する超高圧電流を駆使して攻撃を繰り出す。また、さらに小型に変形し、物凄い回転で突進してくる。デザインモデルはハリネズミ。なお、特徴的なイントネーションは担当声優のアドリブとのこと。トランスオンではその小柄な体系から、狭い通路に入り込める。
アーゴイル・ザ・シーサロイド(声優:水間真紀)/ウーゴイル・ザ・シーサロイド(声優:中山依里子):無属性
阿吽の呼吸の二体一組のフォルスロイド。口が開いているのがアーゴイル、閉じているのがウーゴイルでそれぞれ両手、両足が弱点。アーゴイルが指揮、ウーゴイルがそのサポートをする。そのためプレイヤーがトランスオンするのもアーゴイルである(ウーゴイルはエネルギー体のような姿で召還できる)。アーゴイルは迅速な指示が下せるように言語回路が非常に発達しており、侍のような口調で話す。対してウーゴイルは、最低限の意思疎通ができる程度の言語設定のみが施されているデザインモデルはシーサーであり、狛犬の要素も入れている。トランスオンでウーゴイルを召喚すると密閉された空間のアイテムを入手可能。尚、フォルスロイドにトランスオンして梯子に上れるのは、テスラットとアーゴイルである。
バイフロスト・ザ・クロコロイド(声優:銀河万丈):氷属性
これまでのロックマンシリーズ基本ボスの中でもかなり巨大。弱点は、本体と比べて比較的小さい尾。巨大なメカニロイドが大量に保存されているバイオラボに身構え、射程内にある全てのものを凍りつかせ、巨大な顎で噛み砕く。尚、彼は最後に判明したアドベントの八大ボスであり(厳密には九体だが)、ゲーム雑誌で彼の技名の一つが募集された。その結果、「アイスファング」と言う技になった。「フォルスロイドのリーダー」「ライブメタルの真相を知る者」という設定があったが、全くと言って良いほど使われなかった(それらしいセリフはあるが)。デザインモデルはワニ。トランスオンするとこのボスでしか破壊できない障害物があるものの、その巨大さ故、鈍重で攻撃を受けやすいというデメリットがある。唯一扉を通れない。

雑用ボス 編集

クレイド・ザ・ジャイアント
土偶のような顔が特徴の旧式の大型メカニロイド。
サッカーアームズ
型メカニロイド。吸盤の付いた触手を破壊するとコアが出てくる。
スパイダリル
足がドリルになっているクモ型のメカニロイド。
デザアスビス
前作のギガアスピスの砂漠戦仕様。
キングフライヤー
蝿型武装ヘリコプター。
カプセルコンダクター
壁一面に取り付けられた5連砲台。モデルFを参考に製造された。どの色の弾を発射するかはランダム。
ウォーライカー
前作の「ウォーライア」の改良型爆撃機。倒すと復活しない。
サークラッシュ
「サークルン」と「クラッシュインパクト」の性能を取り入れた、侵入者撃退システム。倒したら復活しない。
スパイダリル・ネオ
モデルVの力で出現したスパイダリルの強化版。
ギガントレイト
枯れた樹木と融合したメカニロイド。

ライブメタル 編集

自らの意思を持っている謎の物質。変身機能R.O.C.K.システムを起動する事によって、グレイやアッシュのような適合者の変身(ロックオン)に使用できる。 ライブメタルを扱うことができる者は、正義の為に使うこともできれば、世界を支配することもできる。 なお、今作でのモデルH、F、L、Pは何者かによってガーディアンの研究所から盗まれ、ヘリオスたちの手に渡っており、彼らに意識を封じられている。

モデルA(声優:小林ゆう
謎の封印が施されたライブメタル。グレイまたはアッシュが入手・使用する。一人称が「オイラ」等、性格や口調は非常に子供っぽく、追い詰められた主人公に力を貸す。
モデルH
緑色の風のライブメタル。ヘリオスが所持。
モデルF
赤い炎のライブメタル。アトラスが所持。
モデルL
青い氷のライブメタル。テティスが所持。
モデルP
紫色の影のライブメタル。シャルナクが所持。
モデルX(声優:水島大宙
青いライブメタル。ヴァンまたはエールが所持。
モデルZ(声優:風間勇刀
赤いライブメタル。ヴァンまたはエールが所持。終盤、崩れる砦で時間稼ぎのために別れる。EDで彼らは「探し物が増えた」と言っている。
モデルV
今作では、「モデルVのカケラ」として登場する。

モデル 編集

全モデルを通してグレイとアッシュで主にチャージ攻撃に若干の性能の違いがある。

モデルA
同名のライブメタルがグレイ、アッシュに応えることで変身する。モデルの元ネタとなっているのはロックマンXシリーズのアクセルが有力(ただし、あくまでも性能や外見などが近いだけである)。主にダッシュジャンプ、壁登り、チャージショット、さらにはホーミングショットが可能になる。また、倒したボスキャラクター(ロックマンも含む)の能力をコピーし、「トランスオン」(変身)することで、その能力を使うことが出来る。
標準機能であるショットについてはグレイがバスターショット(通常弾は3連射)、アッシュがレーザーショット(通常弾は2連射)となる。また、ホーミングショットもグレイは標的数だけ弾を撃つのに対し、アッシュは標的の数に関わらず1発のレーザーショットがすべての敵に貫通しながら当たるという仕様の違いがある。
下記の各モデルの機能も、それぞれのキャラクターにトランスオンをすることで使用できる。基本的な性能は前作の各モデルとほぼ同じであるが、モデルAの標準機能同様にグレイとアッシュで微妙に性能が違う点もある。
モデルH
同名のライブメタルがヘリオスに応えることで変身する。
アッシュとグレイの性能の違い
  • グレイ:チャージ攻撃の竜巻が前に2つ飛ぶ。
  • アッシュ:チャージ攻撃の竜巻が前後に1つずつ飛ぶ。
モデルF
同名のライブメタルがアトラスに応えることで変身する。
  • グレイ:フルチャージ攻撃で、火球・火の衝撃波を放つ。
  • アッシュ:フルチャージ攻撃で、多段ヒットの爆弾を撃つ・置く。
モデルL
同名のライブメタルがテティスに応えることで変身する。
  • グレイ:チャージ攻撃で敵を追尾する氷の龍を撃つ。
  • アッシュ:チャージ攻撃で氷の塊を出し、それを攻撃すると破片となり前方3方向に放たれる。
モデルP
同名のライブメタルがシャルナクに応えることで変身する。
  • グレイ:チャージ攻撃で手元に戻ってくる大型の手裏剣を投げる。
  • アッシュ:チャージ攻撃で相手の攻撃からの防御にも使える手裏剣を自分に纏わせる。
モデルH、F、L、Pはロックマンゼロシリーズの四天王が元になっているが、モデルPは元ネタであるファントムとはかなりかけ離れたデザインになっており、不気味さが強調されている。
モデルZX
ライブメタル・モデルXとライブメタル・モデルZをヴァン、エールがダブル・ロックオンすることで変身する。グレイはエールに、アッシュはヴァンにそれぞれトランスオンする。
ZXセイバーの攻撃パターンに、以下が追加される。
  • グレイ:セイバーを下に突き、攻撃判定ありのエネルギーを覆った岩破片を撒き散らす。
  • アッシュ:飛び上がり斬り上げ、かつ衝撃波を放つ。
モデルa
ミニゲームに出てくるモデルaにトランスオンした状態。 その姿やスライディングの存在がファミコン時代の本家ロックマンを彷彿とさせる。他モデルと違い、チャージショットが使えない。ただし全モデルの中で最も小柄なので攻撃を避けやすく、スライディングで狭い通路にも入れるという利点がある。

主なスタッフ 編集

  • プロデューサー:會津卓也、堀之内健
  • ディレクター/プランナー:伊藤良太
  • キャラクターデザイナー/シナリオライター:矢部誠
  • キャラクターチーフデザイナー:田村行政
  • 背景チーフデザイナー:香月秀教
  • メインプログラマー:宍戸哲広

システムの変化 編集

前作「ZX」から一部のシステムが改良・変更されている。

  • 主人公の能力差が攻撃パターンの違いなど、前作よりハッキリした物になっている(前作は身体能力の微妙な差だけであり、気づきにくいレベルの違いだった)。よって、難易度に若干の差が出るようになり、どちらを選ぶか迷わせるものになった。
  • ミッションの遂行方式が変更。トランスサーバーでミッションを開始するのではなく、指定ポイントに赴けば自動的に開始される(終了時にトランスサーバーで報告するのは同じ)。
  • クエスト遂行も同様に変更。クエストの依頼主から依頼を受けた時点でクエスト開始。報告はトランスサーバーではなく、依頼主に直接行う形式となる。
    • ちなみに、前作と違って「完全に遂行可能」にならなくてもクエストは発生する(例えば、ヘリオスの能力が必要なクエストが、ヘリオスと戦う前に出現することもある)。
  • フォルスロイドの登場パターンが変化。前作のような前半4ステージ後半4ステージ方式ではなく、ある程度戦う順番が決まっている。また、フォルスロイド8体だけではなく、四天王モデルを所持する4人のロックマンもステージ構成に追加されているため、事実上基本ステージが12ステージあるような形となる。
  • ロックマンゼロ以来、実に5作ぶりとなる「ステージ最初でボス戦」というパターンがある。
  • トランスサーバーでの転送方法が変化。一方通行で到着地専用ではあるがサーバーが随所に作られており、エリア間の移動が容易に(逆にトランスサーバーは送信専用で到着は出来ない)。
  • 地図が「ラフマップ」という形になり、常にタッチスクリーンに表示される(タッチスクリーンを使用するトランスオン状態を除く)。行ったことのないエリアも大まかなマップがあり、タッチスクリーンをドラッグすることで表示範囲の変更も可能。またミッションの目的地が強調表示されているので前作よりはエリア探索が楽になっている。
  • タッチスクリーンが広い場面で使用できるようになっている。
  • トランスオンにより、キャラクターごとに操作が大幅に異なるためサブ画面に操作説明が追加。
  • ライブメタルのエネルギーが微量ではあるが、時間と共に回復する仕様に変更。ただし、すべての機能が「モデルAのトランスオンにより実現」という形式であるため、ライブメタルエネルギーはどの形態でも共有されている。
  • 3段階難易度の表記が、「ビギナー(旧イージー)」、「エキスパート(旧ノーマル)」、「マニア(旧ハード)」と変わった。

オマージュ要素 編集

前作「ZX」同様に、本作もロックマンゼロシリーズをはじめとした各ロックマンシリーズとのオマージュ要素が各所にちりばめられている。

  • ハンターキャンプや違法ハンターの飛行艇にある個室に置かれたE缶・W缶らしきもの。および、アイテムのE缶。(ロックマンシリーズ)
  • ハンターキャンプでサーバーの説明をしてくれる少女の名前「ナナ」、アッシュの仲間の名前「レッド」。(それぞれロックマンXコマンドミッション、ロックマンX7に同名のキャラクターがいる。どちらもアクセルが関係する作品。)
  • コンロから手が生えたような主人公の漫画。(ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者)
  • 三賢人の名前。(ロックマンシリーズ)
  • コントロールセンターステージの構造。(前作のセルパンカンパニーステージ)
  • レギオンズ本部にある高速トロッコ。(ロックマンX、アーマーアルマージステージ)
  • 油田にある古い時代のメカニロイドの残骸。(ロックマンX、ランチャーオクトパルドステージ)
  • 浮遊遺跡にあるアンティークアイテム。(ロックマンシリーズのアイテム)
  • 浮遊遺跡のステージに一部、前作の「エリアA」と同じ構造のものがある。
  • ハイウェイは前作の「エリアD」。
  • スクラップ置き場は前作の「エリアF」。(ステージ最初の背景、ブロック、及びミハイルのセリフでわかる。)
  • 深緑のタワー序盤にワイヤーヘチマールが埋まっている。(ロックマンX2のボス)
  • クロノフォスの戦闘ボイス「処刑の時間だ!!」(ロックマンゼロ4のボス、プープラ・コカペトリ)

ロックマンシリーズのオマージュではないが、モデルAのプロテクト解除時に展開されるデータ領域コードはガンダムシリーズで使われた年号である(例:UC79…機動戦士ガンダム、AC195…新機動戦記ガンダムW、TC2343…∀ガンダム、など )。

人間とレプリロイド 編集

前作では、「人間とレプリロイドは手を取り合い…」「人間とレプリロイドをまとめてヒトビトと呼ぶ」という設定があったが、人間とレプリロイドが共存するために具体的に何をしたのかはあまり大々的には触れられていなかった(攻略本で触れられていただけ)。本作で人間とレプリロイドの距離を縮めたその手法が完全に明らかとなっている。その手法は、人間には機械の体を与え、レプリロイドは人間と同じ価値ある寿命を与えられることで両者の距離を縮めるというものである。

今のところこの設定に合致しないキャラクターは本作で登場した三賢人と、前作のプレリーがいる。

漫画作品 編集

テンプレート:漫画ファミ通DS+Wii』(エンターブレイン)別冊付録「ファミ2コミック」で連載中。作画はおぎのしん。ライブメタル・Aと合体するのはグレイで、アッシュは彼をボディガードとしてニ人+一体で話が進む。

関連項目 編集

外部リンク編集

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