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メットールシリーズとは、カプコンコンピュータゲームロックマンシリーズ」に多数登場する敵キャラクター、およびそのバリエーションの総称である。

概要[]

本体がその下に丸ごと入るほどの大きさの工事用の安全ヘルメットをかぶっており、ヘルメットを閉じ、下に隠れているときは原則として攻撃が通じない。近づくと攻撃をするためにヘルメットを上げて本体が顔を出すので、そのときがダメージを与えるチャンスとなる。

初出は『ロックマン』のガッツマンステージで、その時は足のないデザインをしていた。次回作である『ロックマン2』にて再登場(名前は「ネオメットール」)したときに初めて足がつき、それ以降のシリーズにも登場する広く知れ渡る姿となる。一般に、単に「メットール」と言った場合にはこの足のついたものを指す。

シリーズ中に様々なバリエーションが登場し、現在はロックマンシリーズ、更にはカプコンの代表的なキャラクターのひとつになっており、単なる敵キャラクターとしてだけでなく、マスコットのような存在にもなっている。

『ロックマン4』では出現する敵がほとんどメットールであるステージ(ボスも巨大なメットール)が存在する。

シリーズ[]

ロックマンシリーズ[]

元祖のメットールの姿と行動パターンをほぼそのまま受け継ぐもの(本流)と、その他のタイプとに分類する。

本流[]

  • メットール - 足がついていないタイプ。3方向に弾を発射する。工事現場の親方という設定があった。
  • ネオメットール - 足がつき、移動が可能になったタイプ。弾を撃った後高速で突進してくる。
  • メットールDX - 弾を撃ってから歩行するタイプの他、プロペラで飛行するタイプがある。飛行タイプは空中に飛んでから下3方向に弾を撃ってくる。
  • メットールEX - 歩きながら弾を撃つタイプと、ジャンプで接近するタイプ、コマのように回りながら水平に3発の弾を撃つタイプがある。回るタイプは耐久力が高く、バスター(通常弾)を3発当てなければ倒せない。
  • メットールマミー - メットール・ダディを小型化したもの。移動はしない。倒されると小さなメットール(ベビーメットール)を出す。
    • ベビーメットール - メットールマミーから出される小型のメットール。小刻みに跳ね回り、しばらくすると自爆する。
  • メットールFX
  • メットールSV - 水陸両用。弾は水平に1発のみ発射。
  • メットール・ピョン - ヘルメットを上げると同時に小さく跳ね、高速で弾を撃つ。他と比べて隙が少なめで、本体の耐久力も高い。

その他のタイプ[]

巨大化[]
  • ジャイアントメットール - 巨大なメットール。中ボスとして登場する。
  • メットール・ダディ - ジャイアントメットールの改良型。ボスとして登場する。
  • ジャンボメットールF - 『バトル&チェイス』で、コース上に立ちふさがる大型のメットール。
特殊環境[]
  • メットール・スイム - 水中にいるタイプで足ひれ、シュノーケルをつけている。
  • スイム・メットールDX - メットール・スイムの改良型。液体の薬品の中でも活動可能。
  • スペースメットール - 宇宙空間にいるタイプ。常に浮遊しておりヘルメットを閉じられないため無敵時間がない。
  • ヘリメットール - プロペラのついたタイプだがメットールDXとは違い常に飛行しており、ヘルメットを閉じられないため無敵時間がない。
他機能追加など[]
  • メットール砲台 - 砲台の制御頭脳としてメットールを流用したもの。『ロックマンワールド4』では、終盤に超巨大メットール砲台が中ボスとして登場。
  • メットールK-1000 - 輸送機能を追加したメットール。蒸気機関車にメットールが乗っているようなデザイン。
  • ファイヤーメットール - 頭から炎を出しているタイプ。ヘルメットではないため攻撃は防げない。
  • ヘル-メットールDX - 装甲戦車型。ヘルメットを閉じない代わりに、前部からの攻撃を防ぐシールドを装備。
  • メットール・スナイパー - 頭にキャノン砲を装備している。他のメットールと違い、閉じているときに弾を撃ってくる。
  • メットンガーZ - メットールが操縦する戦車。ボスとして登場。

ロックマンXシリーズ[]

  • メットールC-15 - Xの時代になって工事現場の主任に昇進したレプリロイドという設定。弾は単発だが狙って撃ってくる。
  • メットールD2 - ヘルメットが軍事用のものになっている。ノクトビジョンを装備し、暗所でも活動が可能で、主に諜報活動に用いられるという設定。
  • メットールT - 上のメットールD2のマイナーチェンジ版。能力的には大差ない。
  • コーンメットール - ヘルメットがコーンになっている。ハイウェイ上に多数配備される。
  • メットール、アーミーメットール、メットールGM - それぞれ多少外見が異なるが性能は同一。弾は単発か、場合によっては3方向。
  • メットールライド - 専用の小型ライドアーマーに乗ったメットール。
  • メットールコマンダー
  • メットールカウンター - 直前に受けたものと同じ種類の攻撃に対し、反撃をしてくるメットール。
  • メットールキュア - 救急隊員のような白いヘルメットで(救急車のランプ状のものもある)、味方を回復し援護する。
  • メットールゴールド - 全身が金のメットール。所持金が多い。
  • メットールシルバー - 全身が銀のメットール。ゴールド同様、所持金が多い。
  • メットールギガント - 隠しボスとして登場する巨大なメットール。ヘルメットを閉じた状態で現れ、ほとんどの攻撃が通じないまま逃走するが、ある条件を満たすとヘルメットを上げ、高い戦闘力で襲い掛かってくる。

ロックマンエグゼシリーズ[]

デザインがよりデフォルメされ、丸みを帯びた形になる。

  • メットール - つるはしで地面を叩き、衝撃波をとばして攻撃する。このバージョンのみヘルメットを閉じない。
  • メットール2(メットール2nd) - メットールの強化版。衝撃波が速くなる。非攻撃時にヘルメットを閉じるようになる。
  • メットール3(メットール3rd) - メットール2の強化版。衝撃波がさらに速くなる。
  • メットールSP - メットール3の特殊強化版。『エグゼ3』では衝撃波が通った後のパネルにヒビが入る。
  • メットールEX - メットールの強化版。
  • メットール2EX - メットール2の強化版。
  • メットール3EX - メットール3の強化版。『エグゼ5』では衝撃波が通ったパネルが毒沼パネルになる。
  • レアメットール - メットールの希少種。出現率が低い。
  • レアメットール2 - レアメットールの強化版。

流星のロックマンシリーズ[]

本シリーズではアンテナのようなものがついて、名前も「メットリオ」に変更されている。

  • メットリオ - つるはしで地面を叩き、衝撃波をとばして攻撃する。非攻撃時にヘルメットを閉じない。
  • メットリオG - 巨大なメットリオ。HPが高い。
  • メットリオ2 - メットリオの強化版で、ヘルメットが赤い。非攻撃時にヘルメットを閉じるようになる。
  • メットリオ2G - 巨大なメットリオ2。HPが高い。
  • メットリオ3 - メットリオ2の強化版で、ヘルメットが青い。
  • メットリオ3G - 巨大なメットリオ3。HPが高い。

ロックマンゼロシリーズ[]

  • メットール - 特定の条件下でのみ登場。

ロックマンゼクスシリーズ[]

  • メットールRE - メットールマミーのように、破壊されると小型のメットールを出す。

類似・関連[]

メットールとはまた異なるが類似性・関連性の高い敵キャラクターを記述する。

  • ピッケルマン - 『ロックマン』に登場。メットールに胴体をつけ様々な作業が出来るようにした、という設定の敵キャラ。つるはしを投げて攻撃をしてくる。ピッケルマン・ブル、ピッケルマン・ダダなどのバリエーションがある。
  • マンブー - 『ロックマン』に登場。普段は装甲を閉じ、攻撃時に顔を出して8方向に弾を撃つ。
  • メットールポットン - 『ロックマン6』に登場。メットールではなく、メットールを大量に製造するマシン。中ボスとして登場する。
  • プランティー - 『ロックマンX』に登場。メットールシリーズの親戚という設定のレプリロイド。ヘルメットではなく葉っぱをつけ森林に潜む。アイアームという小さな虫型メカを放ってくる。
  • ガラクタロボット - 『ロックマンX2』に登場。メットールC-15を含むロボットの残骸を組み合わせたもの。
  • サイバーエルフ・メットール種 - 『ロックマンゼロ』に登場。画面上の敵をすべてメットールに変える能力を持つ。

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