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+ class="" style="font-weight: bold; font-size: 120%; "ファイナルファンタジーIIIcolspan="2" style="width: auto; text-align: center; "{{{image}}}- colspan="2" style="background: #f2f2f2; ">

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ファイナルファンタジーIII』(ファイナルファンタジースリー、FINAL FANTASY III、略称FFIIIファイファンIII)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータゲームソフト。ゲームのジャンルはRPGで、ファイナルファンタジーシリーズの3作目。

テンプレート:ポータル

概要 編集

1990年4月27日ファミリーコンピュータ(以下FCと表記)用ロムカセットとして発売され、約140万本に及ぶ販売本数を上げ、ファイナルファンタジーシリーズ初のミリオンセラー作品となり、シリーズの人気を確固たるものとした。

2006年8月24日には、ニンテンドーDSリメイクされた。リメイク版の詳細およびその経緯についてはDS版の記事を参照されたい。

本作は、辺境の村に住む4人の少年が、とある出来事を契機に、神秘的な力を有するクリスタルから力を授かり、光の戦士として、暗黒に包まれようとしている世界を救うために冒険の旅にでるというものである。シリーズものであるが、ストーリーは前2作とは全く関連性はない。ただ、世界観は『ファイナルファンタジー』(以下FFIと表記)に通底しており、クリスタルと世界が密接した関係を作っている。

ストーリーの途中で人の「」に直面する場面がいくつかある。前作『ファイナルファンタジーII』(以下FFIIと表記)から仲間の死が多く描かれるようになるが、テンプレート:要出典範囲

本作は『FFI』、『FFII』とシナリオを手がけていた寺田憲史が担当した最後の作品である。彼は本作を題材にした漫画の原作も務めている。

『FFI』、『FFII』は実験的な部分が多く、操作性などでも問題点が多かったが、本作ではそれらが解決され完成度が高かったと評価されている。また、前作までと比べてテンポよくサクサク進むこと[1]、世界設定の独自性、遊びこめるジョブチェンジシステム、ステータス異常を駆使しての攻略など、「『FF』シリーズ中最高に遊びこめる作品だったとの評価も多い」と言われている[2]

タイトルロゴは前作同様に鳥(チョコボ)をイメージした字体で「FINAL FANTASY」と書かれており、その背後にクリスタルのように輝く文字でIIIと入っている。またパッケージには「光の戦士」が描かれている。

当時のCMでは「最後の壮大なドラマ」とナレーションされていた。

特徴 編集

第一作と同様に、最初のボスを倒した後にオープニングが始まるアバンタイトルの手法が用いられている。

『FFI』で好評だったジョブ(職業)システムを進化させ、移動中、いつでもジョブを変更することができるようになった(ジョブチェンジシステム)。ジョブの選択によってゲームを有利に進めることができるほか、特定のジョブでなければ攻略が極めて困難な場面があるなど、状況に合わせて臨機応変にチェンジするジョブシステムが大きな特徴である。

また、後にシリーズの定番となる「召喚魔法」が初めて登場した。詳しくは魔法の項目を参照のこと。

戦闘において、攻撃回数(ヒット回数)に比例してキャラクターが武器を振るう回数が増加する。ただし、攻撃回数(ヒット回数)とキャラクターが武器を振るう回数が厳密に一致するわけではない。このことは、他のファイナルファンタジーシリーズには見られない特徴である。

世界は『FFI』、『FFII』と比べ格段に広く、ストーリー中盤からは、2つのワールドマップを行き来することができるようになる。本作以降はワールドマップが複数あるシリーズが『FFVI』まで続く。

本作から「うなずく」、「手をあげる」、「クルっと回る」などの動きをキャラクターがするようになった[3]

今作のBGM「プレリュード」ではハープではなく管楽器がイメージされてディレイが使われず、代わりにエコーが使われている。他にも曲頭にはアッチェレランド、曲尾にはリタルダンドが掛けられている。

非常に難易度の高いラストダンジョンでも知られる。例えば、ダンジョン内ではデータをセーブすることができず、HP・MPを回復させる魔法の泉もないこと、ラストボスにたどり着くまでに2つのダンジョンを突破しなければならず、その過程で複数のボスモンスターが登場することなどがその理由として挙げられ得る。

システム 編集

前作『FFII』はレベルの概念がない成長システムであったが、本作では再び経験値レベルの概念が採用された。

『FFII』で導入された移動中のワードメモリーシステムは廃止されたが、主人公たちの目の前の人や物に対してアイテムを使う機能は引き継がれている。また、サブキャラクター同行中はBボタンでサブキャラクターと話をすることができる。

基本的にマップ上では一人のキャラクターしか表示されないが、セレクトボタンで表示するキャラクターを選択することができる。ただし、並び順が変わるわけではない。

アイテム欄には、後のシリーズで採用される「せいとん」項目がなく、戦闘終了後に自動でアイテムの整頓(種類別)が行われるのみである。手動でアイテムを任意の位置に移動しても、戦闘終了後には自動で整頓される。なお、でぶチョコボは預けたアイテムを自動で整頓してくれる。

店でアイテム(武器・防具・魔法を含む)を購入する際には、単品で購入する以外に4個・10個とまとめ買いができる。まとめ買いをすると割引が受けられ、購入数の多さに比例して割引率も高くなる。

ジョブチェンジシステム 編集

主人公たちの初期のジョブは全員「たまねぎ剣士」であるが、物語を進めると、主人公たちはクリスタルの力により、チェンジ可能なジョブが増えていく。ジョブは強さの序列がはっきりしており、物語の前半よりも後半で手に入るジョブの方が汎用性・利便性が高い。また、一部ジョブの間には上級・下級の概念が存在する。個々のジョブについてはジョブの節を参照されたい。

移動中にメニュー画面を開き、「ジョブ」のコマンドを選択すれば、いつでもジョブチェンジを行うことができる。ジョブチェンジを行うには戦闘終了後にモンスターから得られる「キャパシティポイント」を消費する。各ジョブには主な攻撃手段の傾向(戦士系か魔道師系か)とジョブの善悪のイメージ値をもとにしたチャート(座標)が作られており、元のジョブと変更先のジョブとのX軸およびY軸の差と変更先のジョブの熟練度によってジョブチェンジに必要なキャパシティポイントの計算が行われる。キャパシティポイントの最大値は255である。

ジョブチェンジを行うことによって、HP以外の能力(魔法の使用回数やステータスなど)はチェンジしたジョブに設定されたものに変化する。そのため、チェンジ前のジョブのステータスや特性がチェンジ後のジョブに影響することは一切ない。また、装備可能な武器・防具はジョブによって異なるので、ジョブチェンジの際には装備を全て外さなければならない。

キャラクター毎にそのジョブにおける戦闘経験による「熟練度」があり、熟練度によってもキャラクターの能力が変化する。また、後述するように、熟練度はジョブチェンジに必要なキャパシティポイントにも影響する。

坂口博信曰く、サンダーバードのように状況で対応する楽しさを追求したシステムとのことテンプレート:要出典。このことは、テレビ東京系「スーパーマリオクラブ」においてFFⅤ発売に際し組まれたFF特集において過去の作品を振り返る氏のインタビューにおいて語られている。

戦闘システム 編集

前2作と同様、ターン制が取り入れられている。リメイク作品を除いた正式なナンバリングタイトルとして、純粋なターン制が採用された最後の作品である。

本作で大きく変わった点は、ダメージや回復の数値の表現である。従来の作品では1人・1匹ずつウィンドウ内に数値が順次表示されていったが、本作からはダメージや回復の対象キャラクターに重なって数字が一度に表示されるようになり、戦闘がスピーディーに進むようになった。

本作ではパーティの誰か1人でも「にげる」を実行すると、パーティ側全員が「にげごし」状態となり、受けるダメージが通常の4倍になる(シーフの「とんずら」でも例外ではない。)。しかも、通常の「にげる」は成功する確率が低いので、安易に逃げながら先を急ごうとすると全滅しやすくなる。

パーティの戦闘でのフォーメーションはキャラクターごとに前列か後列かを選択できるシステムであり、前列のキャラクターが敵からのダメージを受けやすい。前作と異なり弓など飛び道具以外の武器でも後列から物理攻撃が可能になったが、その場合は攻撃回数が減少し、敵へのダメージは低下する。また、これも前作とは異なり後列にいても敵からの物理攻撃を受けるようになった。前列・後列の移動は、メニュー画面の「ならびかえ」で行える。戦闘中でも、コマンド選択の際に、十字キーの左を2回押すと前列へ、右を2回押すと後列へ移動することができる。ただしバックアタック(後述)の場合は操作が左右逆となる。

本作からは、敵の先制攻撃の1パターンとして、パーティの背後から先制攻撃を仕掛けてくる「バックアタック」が新登場した。このバックアタックを受けた場合に、隊列を前列・後列に分けているならば、前列と後列のキャラクターが通常時とは逆に配置される。また、主人公サイドと敵サイドが反対になり、それぞれ見た目も左右反転する。

戦闘でのコマンド選択において、ある主人公キャラクターが物理攻撃で特定の敵を選択する場合、コマンドを選択したキャラクターが当該敵を攻撃する前に、別のキャラクターが当該敵を倒してしまったときでも、残存モンスターがいる限り、残存モンスターを攻撃する、いわゆるオートターゲット機能が実装された。ただし、敵単体への魔法攻撃の場合にはこの限りでなく、選択したモンスターが倒されてしまっている場合には、「こうかがなかった」と表示されて残存モンスターへの行動は行われない。味方へ回復魔法・補助魔法をかける場合にも同じことが当てはまる。

戦闘でのコマンドは、基本的に「たたかう」、「ぼうぎょ」、「にげる」、「アイテム」の4つである。特殊コマンド(例:「まほう」、「ジャンプ」など)が使えるジョブは、そのコマンドが「ぼうぎょ」に取って代わる。極端な例として、吟遊詩人は、3つの特殊コマンドを持つために、「たたかう」、「ぼうぎょ」、「にげる」がない。

攻撃・防具 編集

武器には、空・石化・火炎・電撃・冷気・HP吸収・回復・暗黒の計8種類の「攻撃有効属性」というものが存在する[4]。これらの属性が付加されている武器は、以下のような効果を有する。空・石化・火炎・電撃・冷気・回復・暗黒の属性は、これらの属性を弱点にしている敵に対して効力を発揮するが、耐性を持っている敵に対しては武器本来の力を発揮できないし、場合によっては敵を回復させてしまうこともある。また、暗黒の属性は、分裂系モンスターの分裂を防ぐ効果もある。特徴的なものとして、HP吸収の属性は、その名の通り、敵のHPを吸収する。

どのジョブでもアビリティなしで武器(弓と竪琴を除く)を左右の手に装備することができる。同様に、盾を装備できるジョブにおいては両手に盾を装備することも可能である。

前作では、防具に「重量」が設定されていたが、本作ではそれがなくなっている。

魔法 編集

魔法は、白魔法、黒魔法、召喚魔法の三種類がある。本作における魔法は、前作までのFF作品と同様に主として店で買うことによって入手するシステムになっている。使用する際は装備品のような扱いであり(本作の攻略本では「オーブ」と呼ばれている[5])、身に着けたキャラしか魔法を使用できるようにならない。ただし、身に着けるだけならどのジョブでも可能である[6]。とは言っても、その魔法を使用できるジョブについていなければ、当然それらの魔法は使えない。外してアイテムに戻したり、直接他キャラと交換したりすることもできる。

また、第1作同様、魔法がクラス別に1から8まで分かれており、使用回数が各クラスごとに設定されている。総じて、クラスの高い魔法ほど、強力ないし便利なものになっており、クラスの低い魔法よりも使用回数が少ない。各クラスには最大3つまで魔法オーブを装備することができる。1つのクラスに3種類の魔法オーブを装備する場合には、左から黒魔法・白魔法・召喚魔法の順番になる。

本作における「MP」は各クラスごとの魔法の使用回数を意味している(例えば、クラス1のMPが12ならば、魔法の種類を問わず、クラス1の魔法が12回使用できる)。また、あるクラスでMPを使い切っても別のクラスでのMPに影響することはない。このような魔法使用の制度は、一般に「回数制」と呼ばれる。

従来の単体・全体だけでなく、新たにモンスターの種類(いわゆる「グループ」)ごとに魔法の対象を絞れるようにもなった。ただし、これは対象範囲可変型の魔法にのみ当てはまる(本作ではフレアもこれに含まれる)。後のシリーズではこれは採用されていない。

召喚魔法 編集

本作で初登場となった魔法系列。使うとその場に召喚獣(本作の攻略本では、「精霊」と名づけられている[7])が現れ、特殊な行動を行うが、その効果は攻撃・回復などさまざまである。

本作の召喚魔法は同じ名前(召喚獣)であっても「」「」「合体」という効果の異なる3種類が存在する。「幻術師」は白と黒のいずれかをランダムで呼び出し、「魔界幻士」および「賢者」は白・黒よりも強力な「合体」の召喚獣を呼び出す。このように召喚獣の効果が複数存在するのは本作にのみ見られる特徴であり、次作『IV』以降では、基本的に1つの召喚獣につき1つの効果だけに統一された。

全ての召喚魔法は店で買うことができる。ただし、クラス6以降(オーディン、リバイアサン、バハムート)の召喚魔法は、事前にそれら3体の召喚獣と戦って勝っていないと購入することができない。

本作における召喚魔法は、召喚魔法それ自体の名前と呼び出される召喚獣の名前が異なる。以下を参照されたい。

召喚魔法
召喚魔法の名前 クラス呼び出される召喚獣白の効果黒の効果合体の効果
エスケプ(Escape) 1チョコボ(Chocobo)「スタコラにげた」(戦闘からの離脱)「なぐられた!」(攻撃するが効果なし)「キック」(単体に無属性攻撃)
アイスン(Icen) 2シヴァ(Shiva)「さいみんこうせん!」(全体を眠らせる)「つめいたいしせんでこおりついた」(単体に無属性の攻撃)「ダイアモンドダスト!」(全体に冷属性の攻撃)
スパルク(Spark) 3ラムウ(Ramuh)「マインドブラスト!」(全体を麻痺させる)「かみのいかづち」(単体に雷属性の攻撃)「てんのいかり」(全体に雷属性の攻撃)
ヒートラ(Heatra) 4イフリート(Ifrit)「かいふくまほう」(味方全体のHP回復)「いかりのほのお」(単体に炎属性の攻撃)「じごくのかえん」(全体に炎属性の攻撃)
ハイパ(Hyper) 5タイタン(Titan)「ボコボコになぐった」(単体に無属性の攻撃)「ガンガンにけりをいれた」(単体に無属性の攻撃)「だいちをゆるがす!」(全体に地属性攻撃)
カタスト(Catastro) 6オーディン(Odin)「ぜんいんにバリア!」(味方全体にリフレク)「つるぎがてきをきりさいた!」(単体に無属性の攻撃)「ざんてつけん!てきはぜんめつした!」(敵を殲滅)
リバイア(Leviath) 7リバイアサン(Leviathan)「せきかにらみ!」(全体を石化させる)「きょだいなたつまきをおこした」(全体に風属性の攻撃)「つなみをおこした」(全体に雷属性攻撃)
バハムル(Bahamur) 8バハムート(Bahamut)「オーラ!こうげきりょくがアップ」(味方全体の攻撃回数上昇)「まっぷたつにきりさいた!」(単体に即死攻撃)「メガフレア!」(全体に無属性攻撃)

※「」内は召喚魔法のエフェクト後に表示されるコメントである。

召喚魔法についてより詳しくは、ファイナルファンタジーシリーズの魔法形態を、召喚獣の詳しい説明はファイナルファンタジーシリーズの召喚獣を参照されたい。

本作における独特な魔法 編集

  • サイトロ(白魔法、クラス1)は、フィールド上にいる場合に一定範囲のマップ画面を表示させる魔法である。
  • トード(白魔法、クラス2)は、味方(1人-複数)をカエルにする魔法であるが、戦闘で使用すると敵(1体)を即死させるのと同等の効果が得られる。
  • ミニマム(白魔法、クラス2)は、味方(1人-複数)を小人にする魔法であるが、戦闘で使用すると敵(1体)を即死させるのと同等の効果が得られる。
  • テレポ(白魔法、クラス3)は、ダンジョンから脱出する魔法であるが、戦闘で使用すると敵(1体)を即死させる効果がある。
  • プロテス(白魔法、クラス5)は、物理攻撃だけでなく、魔法攻撃なども軽減する効果がある。しかも、効果に時限がない上に、いわゆる「重ねがけ」が可能である。
  • ヘイスト(白魔法、クラス6)は、対象者の攻撃力および攻撃回数(ヒット回数)を高める魔法である。本作以降のヘイストの効果(ATBCTB及びADBでは対象者の行動を速める)とはかなり異なる。
  • シェイド(黒魔法、クラス4)は、敵(1体-複数)を麻痺させる魔法である。
  • イレース(黒魔法、クラス5)は、敵(1体-複数)の属性耐性を無効化する魔法である。ただし攻略本などでは「補助魔法の無効化」と誤記されている。
  • キル(黒魔法、クラス5)は、術者よりも一定程度弱い敵(全体)を死に至らしめる魔法である。
  • デジョン(黒魔法、クラス6)は、敵(1体)を即死させる魔法であるが、ダンジョン内で使用すると任意の階層に戻ることができる。
  • ブレクガ(黒魔法、クラス7)は、敵(1体)を即座に石化させる魔法である。『IV』以降のFFシリーズにおけるブレイクにあたる。また、本作にもブレイク(黒魔法、クラス4)は存在するが、効果はダメージ+徐々に石化させるというものである。

施設 編集

  • 宿屋 - 泊まるとHP・MPが回復し、こびと、カエル、石化、死亡以外の状態異常が治癒する。宿賃は場所によって変わる。各所にあるベッドも宿屋と同じ効果。宿屋で寝泊りしたあとは自動で歩いて宿屋の外へ出る。
  • 道具屋 - HPや状態異常回復用などのアイテムが売られている。サイトロ・テレポ以外の魔法効果アイテムは売られていない。
  • 武器屋 - 武器が売られている。
  • 防具屋 - 防具が売られている。
  • 魔法屋 - 白・黒・召喚魔法のオーブが売られている。
  • 魔法の泉 - 回復の泉(HP・MP回復)・状態回復の泉(ステータス回復)・復活の泉(生き返り)の三種類がある。無料。
  • でぶチョコボ - アイテムを預かってくれる特殊なチョコボ。チョコボの森などにある「チョコボくさい」場所でアイテム「ギサールのやさい」を使用すると、でぶチョコボが現れ、アイテムを預けたり引き出したりすることができる。ただし、水の牙、風の牙、火の牙、土の牙など重要なアイテムは預けられない。このシステムは次作『FFIV』にも登場する。このでぶチョコボの登場により、アイテムは「使い捨て」するものから「集める」ものへと概念転換されたと指摘されている[8]

乗り物 編集

本作では多種多様な乗り物が登場する。

斜体で表記されているBGM名は『ファイナルファンタジーIII ORIGINAL SOUND VERSION』(1994年、ポリスター)による。

  • 飛空艇 - 他のFF作品と違い、本作の飛空艇は基本的に岩山の上を飛ぶことができない(インビンシブルはごく短距離であれば岩山を越えることができる)。また、特定の谷間などでは飛行中でもモンスターとエンカウントする。
    • シドの飛空艇(Cid's airship) - 序盤にて手に入る飛空艇。湖や海を越えられる程度(実際には海のある場所まで行けないので、湖を越えるだけに留まる)。速度は徒歩の2倍。BGM:エンタープライズ空を飛ぶ
    • エンタープライズ号(Enterprise) - 入手時は水上を移動する船であるが、イベントが進むと改造され、船と飛空艇の切り替えができるようになる。飛行時の速度は徒歩の4倍。飛行時に着陸はできないので、陸上に戻るときは水上で船に戻ってから上陸する。海上を航行できるのがこの飛空艇だけなので、海上のモンスターと戦えるのはこのエンタープライズ号を使える時期に限定される。アメリカ海軍の軍艦が由来テンプレート:要出典BGM:(航行時)エンタープライズ海を行く(飛行時)エンタープライズ空を飛ぶ
    • ノーチラス号(Nautilus) - 徒歩の8倍の速度で飛ぶことができる。ある場所で吹いている強風にも逆らって前に進むことができる。イベントが進むと改造され、海中に潜ることもできるようになる。アメリカ海軍の軍艦が由来テンプレート:要出典BGM:(飛行時)エンタープライズ空を飛ぶ(潜水時)潜水艇ノーチラス
    • インビンシブル(Invincible) - 戦艦と呼べるほどの巨大な飛空艇。徒歩の2倍の速度で飛行する。強力エンジンによりごく短距離であれば岩山を越えることができるが、ノーチラス号のように強風に逆らって飛ぶことはできない。これに乗っている時にモンスターとエンカウントした場合、戦闘開始時には砲撃で援護してくれる。また、船内にはベッド、でぶチョコボ、アイテム・魔法の自動販売機などの施設が一通り揃っている。インビンシブルは「着陸」をせず、はしごで乗り降りするため、他の飛空艇と異なり森や砂漠でも乗り降りが可能。イギリス海軍の軍艦が由来テンプレート:要出典BGM:巨大戦艦インビンシブル
  • カヌー(Folding Canoe) - 川や湖の上を移動することができる。海は移動できない。
  • チョコボ(chocobo) - ワールドマップ上の何箇所かの森に住んでおり、捕まえるとチョコボに乗って移動することができる。川・湖の上も移動可能。チョコボ騎乗中はモンスターにエンカウントしないが、一度チョコボから降りるとチョコボは森に戻ってしまう。BGM:チョコボのテーマ

ジョブ 編集

※ジョブの外国語表記に関する情報は以下の脚注を参照されたい[9]

※本節に出てくるアビリティについて、詳しくはアビリティシステムの記事を参照されたい。

初期のジョブ 編集

たまねぎ剣士(Onion Kid)
初期ジョブ。攻撃力が低い・魔法が使えない・装備可能な武器防具の種類が少ない・成長も基本的にほとんどしないという非常に使いづらいジョブである。固有のアビリティもない。装備可能な武器は、剣・短剣・弓。
外見上は、房状のクレストのようなものが付いた兜をかぶり、マント付の鎧を纏った姿をしている。このたまねぎ剣士だけは全ジョブの中で唯一4人分の色分けがなされている[10]
レベル87までは能力値の上昇はほとんど横ばいであるが、90を超えると成長スピードが著しくなり、レベル99になると全能力値が最大となる。また、最強の性能を誇る、たまねぎ剣士のみが装備可能である「オニオン」の名を冠する武器防具が存在する[11]

風のクリスタルから得られるジョブ 編集

戦士(Fighter)
力・すばやさが高い戦士系の基本ジョブ。固有のアビリティはない。上級ジョブのナイトと比べると、能力的に劣るだけでなく、装備可能な武器・防具の種類も少ない。装備可能な武器は、剣・短剣・弓。
外見上は、赤い頭髪に、赤い鎧を纏っており、アメフト選手のような屈強なガタイをしている。『FFI』の戦士や『FFII』のフリオニールにも言えるが、髪型がサイボーグ009のサイボーグ009に似ており、初期作ではお馴染みのグラフィックを踏襲している。
モンク(Monk)
素手での攻撃を得意とするジョブ。力は全ジョブの中でもトップクラスにまで成長する。レベルが上昇するにつれ素手での攻撃力が増していく特性がある。レベル18から素手での攻撃が武器を装備した場合のそれを上回る。装備可能な武器は、棍。
外見上は、ダークグリーンの頭髪に青いバンダナ(額当て)をし、また青いショルダープロテクターをしている。
白魔道師(White Wizard)
クラス7までの「白魔法」(回復系中心)を扱うことができるジョブ。装備可能な武器は、杖・ロッド。
外見上は、赤い頭髪に白いフードつきのローブをまとっている。ローブの手と足の部分は赤みがかっている[12]
黒魔道師(Black Wizard)
クラス7までの「黒魔法」(攻撃系中心)を扱うことができるジョブ。装備可能な武器は、ロッド・短剣・弓。
外見上は、茶のとんがりハットをかぶり、青いローブを纏っている。銀河鉄道999の車掌さんのような黒塗りの顔をしている。
赤魔道師(Red Wizard)
クラス4までの「白魔法」・「黒魔法」を扱うことができるジョブ。多少の剣も扱うことができる。装備可能武器は、剣・短剣・ロッド・杖。
外見上は、白い羽根つきの赤い帽子をかぶり、赤いマントを羽織っている。
菊地秀行吸血鬼ハンターD』シリーズの主人公Dが元ネタである[13]。同書の挿絵及び表紙は天野喜孝が担当している。

火のクリスタルから得られるジョブ 編集

狩人(Hunter)
弓矢を扱うことができるジョブ。すばやさは全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。クラス3以下の「エアロ」以外の白魔法も扱える。装備可能な武器は、弓。
外見上は、茶色の頭髪にグリーンの羽根つき帽子をかぶり、グリーンのプロテクターをしている。ロビン・フッドの典型的なイメージに近い容姿である。
ナイト(Knight)
戦士の上級ジョブ。戦士より能力が高く、多くの武器防具を装備できる。他のメンバーが瀕死の状態になると、自動的にそのキャラクターを庇ってダメージを引き受ける特性がある。装備可能な武器は、剣・短剣・投擲武器。
外見上は、赤い頭髪に白のヘッドギアをし、白い鎧を纏い赤いマントを羽織っている。聖闘士星矢の主人公であるペガサス星矢の聖衣(アニメではアスガルド編以降)に赤いマントを羽織らせたような感じである。
シーフ(Thief)
敵のアイテムを盗むアビリティ「ぬすむ」や、高確率で敵から逃げられるアビリティ「とんずら」を持つジョブ。先頭に配置すればカギのかかった扉をカギなしで開けられる特性があり、場合によっては、重要視される場所がある。すばやさも全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。装備可能な武器は、短剣・投擲武器。
外見上は、茶色の頭髪に緑色のバンダナを巻き、肩の部分が茶色がかっている緑色のプロテクターをしている。また、口ひげがはえている。
学者(Scholar)
敵の現在のHPと最大HPを知ることができるアビリティ「しらべる」や、敵の弱点を知ることができるアビリティ「みやぶる」を持つジョブ。弱点を変更(=バリアチェンジ)するボスとの戦いではこのジョブが欠かせない。知性は全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。装備可能な武器は、本。
外見上は、白の頭髪でモーツァルトのような髪型をしており、赤いベストを着ている。
『FFII』で、バグによって本を装備できてしまったことから生まれたジョブ[14]

水のクリスタルから得られるジョブ 編集

風水師(Geomancer)
アビリティ「ちけい」により自然の力を利用した攻撃ができるジョブ。ただし失敗すると自分がダメージを受けてしまう。場所によって、失敗しやすい場所と、絶対に失敗しない場所があるので、それを見極めることが重要。地形効果には全部で7種類ある。装備可能な武器は、ベル。
外見上は、青い色をしたサンタクロース帽子をかぶり、青いポンチョのようなものを着ている。
竜騎士(Dragoon)
槍を扱う騎士。空高く跳躍し、次ターンに敵にダメージを与えるアビリティ「ジャンプ」を持つ。跳躍している間は敵からの攻撃を受けない。このジョブが装備できる槍は空系の属性を持つ敵に大ダメージを与ることができる。すばやさは全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。あるボス戦ではこのジョブが必須。
外見上は、青い羽根つきの金色の兜をかぶり、金色の鎧をまとっている。肩のプロテクターの端の部分は青い。
バイキング(Vikng)
雷属性を持った斧やハンマーを扱えるため海や水系の敵に強い、戦士系ジョブ。固有のアビリティはない。体力は全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。装備可能な武器は、斧・槌。
外見上は、全体的に青く角が茶色の典型的なバイキングの兜をかぶり、青いプロテクターをしている。あごひげをたくわえている。また、銀河鉄道999の車掌さんのような黒塗りの顔をしている。
空手家(Karateka)
モンクの上級ジョブ。素手での攻撃を得意とし、力をためることよって次ターンの物理攻撃の威力をアップさせるアビリティ「ためる」を持つ。ただし、ためている間は受けるダメージが通常より大きくなる上、ため過ぎると自爆してHPが半分になってしまうというリスクもある。HPも高く、力・すばやさ・体力も全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。また、モンクと同じく、レベルが上昇するにつれ素手での攻撃力が増していく特性がある。レベル41から素手での攻撃が武器を装備した場合のそれを上回る。装備可能な武器は、爪。
外見上は、ダークグリーンの頭髪に、青いプロテクターを身に着け、全体的に青く端の部分が茶色がかっているマントを羽織っている。ネイティブ・アメリカン(アメリカ・インディアン)のようなフェイスペイントをしている。
魔剣士(Magic Knight)
暗黒剣」(本作では、主として日本刀のような形状をした暗黒属性を有する武器を指す)を装備することができる戦士。クラス3までの「エアロ」以外の白魔法も扱える。なお、暗黒の属性を持つ武器以外で物理攻撃を加えると分裂してしまうモンスターも存在するため、そういう類のモンスターと戦う際には重宝する。暗黒剣の他に投擲武器も装備できる。
外見上は、房状のクレストのようなものがついた青いフルフェイスの兜をかぶり、ダークグリーンの筋が入った青い鎧を纏っている。死亡すると、兜と鎧だけが残る。
幻術師(Conjurer)
召喚魔法」を扱うことができるジョブ。幻術師の召喚魔法は、「」か「」かのいずれかの召喚獣がランダムに現れる。装備可能な武器は、ロッド。
外見上は、茶色の頭髪で緑色の鎧を纏い、頭頂部には緑色の突起物が付いている。
吟遊詩人(Bard)
歌うことで敵にダメージを与えるアビリティ「うたう」、脅かして敵のレベルを下げ退散させやすくするアビリティ「おどかす」、パーティ全員の攻撃力を上げるアビリティ「おうえん」といった特殊なコマンドを扱えるジョブ。「たたかう」、「ぼうぎょ」、「にげる」のコマンドはない。装備可能な武器は、竪琴。
外見上は、茶色の長髪で緑色のバンドを額に巻いており、緑色の服のようなものを着ている。左頭部には緑色の羽のようなものがくっついている。

土のクリスタルから得られるジョブ 編集

魔人(Warlock)
黒魔道師の上級ジョブ。すべての「黒魔法」を扱え、魔法の使用回数・威力も黒魔道師を上回る。知性・体力も全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。装備可能な武器は、ロッド。
外見上は、三日月のアクセサリーがついた青いとんがりハットをかぶり、青いマントを羽織り、茶色とダークグリーンの縞の入っただぼっとしたズボンをはいている。また、銀河鉄道999の車掌さんのような黒塗りの顔をしていている。死亡するととんがりハットだけが残る。
導師(Shaman)
白魔道師の上級ジョブ。すべての「白魔法」を扱え、魔法の使用回数・威力も白魔道師を上回る。精神は最大値まで成長する。装備可能な武器は、杖・ロッド。
外見上は赤い頭髪に白い猫耳フードつきのローブを纏っている。
魔界幻士(Summoner)
召喚魔法」を扱えるジョブ。幻術師の使う召喚魔法とは異なり、より強力な「白黒合体」の召喚獣を呼び出すことができる。本作以降のFFでいうところの「召喚士」にあたる。すばやさは全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。装備可能な武器は、ロッド。
外見上は、茶色の頭髪に、大きめの緑色のフードつきローブを纏っており、前頭部からは緑色の角が生えている。

「エウレカ」で得られるジョブ 編集

賢者(Sage)
白・黒・召喚(白黒合体の召喚獣を呼び出す)の全魔法を扱うことができる魔法系の最強ジョブ。MPにおいてもそれぞれのエキスパートである魔人・導師・魔界幻士を上回る。知性・精神も最大値まで成長する。装備可能な武器は、杖・ロッド・本・短剣。
外見上は、白を基調とした赤い模様の入っている扇のように上部が広がった帽子をかぶり、白いマントを羽織っている。
忍者(Ninja)
オニオン系を除いた全ての武器・防具を装備することができる物理攻撃系の最強ジョブ。オニオンソードと並んで最強の攻撃力を誇る「しゅりけん[15]」を扱える唯一のジョブ。力・すばやさ・体力も全ジョブの中でトップクラスにまで成長する。
外見上は、赤い忍頭巾をかぶり、赤い忍装束を着ている。

テンプレート:ネタバレ

キャラクター 編集

光の戦士(Warriors of Light) 編集

プレイヤーキャラクター。山奥の村ウルで長老トパパに育てられた、いたずら好きの4人組のみなしご。ふとしたことから、クリスタルに選ばれ、その啓示を受けることになる。4人とも少年という設定である。また、公式設定としての名前はないので、プレイヤーが任意の名前をつけなければならない。最初から4人パーティで冒険が始まる。

ドラゴンクエストシリーズの主人公とは異なり各キャラクターには台詞が設定されているが、個別化されていないので誰がどんな台詞を話しているのかは判別できない。ゲーム内では、主人公たちの台詞は、二重鍵括弧(『)で語られ、その他の台詞は鍵括弧(「)で語られる。

同行キャラクター 編集

主人公たちと行動を共にし、主人公たちをサポートしてくれるキーパーソン的な存在。町やダンジョン内ではBボタンを押すことで会話ができ、冒険のヒントをくれることもある。ただし、これらのキャラクターは単に行動を共にするだけで、戦闘には参加しない。

サラ・アルテニー(Sara Altney)
サスーン国王ダウの娘。王女ながら武術に長けている行動派のお嬢さん。21歳。
シド・ヘイズ(Cid Haze)
カナーンに妻と2人で暮らす貿易商。飛空艇製造の第一人者であり、アーガス王との親交も深い。64歳。
デッシュ(Desch)
記憶喪失の風来坊。主人公と冒険を共にすることによって、記憶を取り戻していく。女好きで軽い性格。年齢不詳。
エリア・ベネット(Aria Benett)
水の神殿に仕える巫女。水のクリスタルを解放する力を持っている。15歳。
アルス・レストー(Allus Restor)
サロニア王国の王子。幼いながらも、王としての自覚を持った誇り高き少年。10歳。
ドーガ(Doga)
偉大なる大魔道師。ウネ、ザンデと共に師ノアの下に学び、その後にノアから「強大な魔力」を受け継いだ。自らの館にモーグリと暮らしている。今は病を患っている。
ウネ(Unei)
夢の世界の番人。ドーガ、ザンデと共に師ノアの下に学び、その後にノアから「夢の世界と現実を行き来する力」を受け継ぎ、1000年にも及ぶ長い眠りについている。ドーガと同様に、この世界の混乱の原因を知っている人物である。

その他のキャラクター 編集

4人のじいさん(Four old men)
闇の戦士の伝説が残るアムルに暮らす自称勇者4人組。勇者を目指し日夜活動している。
最初は主人公4人を勇者と認めずに対立(?)していたが、ゴブリンに襲われた所を助けてもらった後和解した。
闇の戦士(Dark Warrior)
1000年前に起こった光の氾濫を鎮め世界を救ったとされる4人の戦士。アムルなどにその伝説を残す。
タカ(Takka)
カズスの村の鍛冶屋。飛空挺にミスリルの船首を取り付けてくれる。
トパパ(Topapa)
ウルの村の長老。みなしご4人の養父。
サリーナ(Salina)
カナーンに住む女性。デッシュのことを慕い、彼を泣きながら待ち続けている。
ゴーン(Gorn)
サロニア国王。最近は様子がおかしく、味方同士で戦争をさせたりしており、やめるよう説得した王子も躊躇することなく追放した。
ノア(Noah)
ドーガ、ウネ、ザンデの師。リバイアサンやバハムートを従えるほどの力をもつ(浮遊大陸にリバイアサンとバハムートを封じたのも彼)。超魔道師と称される。

ボスキャラクター 編集

ランドタートル(Land Turtle)
祭壇の洞窟にある風のクリスタルのクリスタルルームにて出現。最初に戦うボス。巨大な亀のような姿をしている。
ジン(Djinn)
炎の魔人。封印の洞窟にて出現。カズスとサスーン城の人々に呪いをかけた張本人。左手から炎を出し、右手に三日月状に湾曲した刀を携えている。
ネプト竜(Nepto Dragon)
ネプト神殿に祭られている海竜。ネプト神殿近くの海にて出現。通常プレイでは絶対勝てない。
おおネズミ(Giant Rat)
ネプト竜の像の目を盗んだねずみ。ネプト神殿にて出現。見た目はただの大きいねずみだが、人語を操る。
メデューサ(Medusa)
ザンデの命令で浮遊大陸を沈めるためにオーエンの塔を破壊しようとした。オーエンの塔にて出現。その名前の通り、対象を石化させるブレイクを用いてくる。
盗賊グツコー(Gutsco)
ドワーフのつのを盗んだ盗賊。地底湖にいる。ドワーフのつのを2本とも手に入れるために主人公たちを利用した。赤蛇を体に巻きつけている。
サラマンダー(Salamander)
グツコーが火のクリスタルの力でパワーアップした姿。火を吐くドラゴン。炎の洞窟にある火のクリスタルのクリスタルルームにて出現。「ほのお」(全体攻撃)で攻撃してくる。
魔道師ハイン(Hein)
元アーガス城の神官。長老の木に呪いをかけて自らの根城にしている。自らの弱点を変える「バリアチェンジ」を用いてくる。見た目は骸骨人間。
クラーケン(Kraken)
水の洞窟にある水のクリスタルのクリスタルルームにて出現。ザンデの命令で水のクリスタルを壊して輝きが戻らないようにしようとした。また、呪いの矢で光の戦士たちを殺そうともした。
ゴールドル(Goldor)
アムルの南にある館の主。土のクリスタルの持ち主を自称しているが、実際には彼が持っているクリスタルは土のクリスタルではなく、ドーガが作った金(きん)を生み出すクリスタルであり、世界とは関係ない。光の戦士たちの船を鎖で繋いで動けないようにした。全身を金色の鎧兜で覆っており、魔法防御力が高い。
ガルーダ(Garuda)
伝説の怪鳥。大臣ギガメスに化けて、サロニア国家の転覆を図ろうとした。強力な「いかずち」(全体攻撃)を放ってくる。
オーディーン(Odin)
サロニアの地下の迷路で眠っている伝説の戦士。話しかけると目を覚まし、襲い掛かってくる。「斬鉄剣」(全体攻撃)で攻撃してくる。スレイプニルと思しき馬に跨り、右手に斬鉄剣を携え、左手に丸型の盾を装備してる。
リバイアサン(Leviathan)
ドールの湖に棲んでいる。主人公達が光ある者か否か試すべく襲い掛かってくる。「津波」(全体攻撃)で攻撃してくる。
バハムート(Bahamut)
竜王。通算2度戦闘することになる。1度目は山頂へ続く道の頂上にあるバハムートの巣で襲ってくる、2度目は、主人公達の力を試すべく、バハムートの洞窟の出口で待ち構えている。1度目の戦いは通常プレイでは絶対に勝てない。「メガフレア」(全体攻撃)で攻撃してくる。
ヘカトンケイル(Hecatoncheir)
暗黒の洞窟で土の牙の封印を守っている。土の牙の封印を破ると襲い掛かってくる。
ドーガ(Doga)
ドーガの洞窟にて待ち構えている。自分の命と引き換えにエウレカの鍵を完成させるために主人公たちに襲い掛かってくる。
ウネ(Unei)
ドーガと共にドーガの洞窟にて待ち構えている。自分の命と引き換えにシルクスの鍵を完成させるために主人公たちに襲い掛かってくる。ドーガ・ウネ戦は連戦。
ティターン(Titan)
土のクリスタルを守るボス。古代の民の迷宮にある土のクリスタルのクリスタルルームにて出現。ザンデの命令で光の戦士たちを殺そうとした。グラフィック上では剣を持っているが、主にフレアで攻撃してくる。
アモン(Amon)
エウレカにて禁断の武器「えんげつりん」を守っている。ハインと同じく自らの弱点を変える「バリアチェンジ」を用いてくる。ハインの色違い。
くのいち(Kunoichi)
エウレカにて禁断の武器「マサムネ」を守っている。対象を麻痺させる「マインドブラスト」で攻撃してくる。
ジェネラル(General)
エウレカにて禁断の武器「エクスカリバー」を守っている。右手に曲刀、左手に盾を装備している。
ガーディアン(Gurdian)
エウレカにて禁断の武器「ラグナロク」を守っている。クエイクやケアルラなどを使ってくる。
スキュラ(Scylla)
エウレカにて禁断の武器「ちょうろうのつえ」と忍者・賢者のジョブ称号を守っている。フレアで攻撃してくる。六つ首の怪物で、右手に杖を携えている。
魔王ザンデ(Xande)
クリスタルタワー最上階で光の戦士を待ち受ける。ドーガ、ウネと共に師ノアに学び、その後ノアから「人としての命」を受け継いだ。しかし、それを不服に思ったザンデはドーガたちのもとを離れ、古代の民が作り出した装置と土のクリスタルを以って大地震を起こし、世界に混乱を引き起こした。そして、暗闇を呼び出し自らの力にしようとしたが、逆に闇の力に操られる結果となった。メテオやクエイクで攻撃してくるが、なぜか一ターンごとにライブラをしかけてくる。
ケルベロス(Cerberus)
風のダーククリスタルを守っている。「いかずち」(全体攻撃)で攻撃してくる。三つ首の猛犬。
2ヘッドドラゴン(Two-Headed Dragon)
火のダーククリスタルを守っている。物理攻撃しかしてこないが、攻撃力255・攻撃回数32と全モンスターの中で威力が最も高い。双頭の龍。名前の読み方は「デュアルヘッドドラゴン」[16]
エキドナ(Echidna)
水のダーククリスタルを守っている。メテオやフレアなど高位の黒魔法で攻撃してくる。天井からぶら下がっている。
アーリマン(Ahriman)
土のダーククリスタルを守っている。メテオなどの全体攻撃をしかけてくる。一つ目で洋梨のような胴体をしており、左右の手から翼が生えている。
暗闇の雲(Cloud of Darkness)
光と闇の世界、つまりはこの世の全てを無に還そうとする存在。闇または光の力が増大したときに現れるという[17]。本作のラストボス。2回戦闘することになるが、1回目は倒すことはできない。攻撃パターンは終始一貫して「波動砲」(全体攻撃)。ただし、1回目の戦闘では稀に打撃もしてくる。

世界背景 編集

世界の町 編集

※町名及びダンジョン名の英語表記については、北米版FFIII(DS)の攻略本(Ken Schmidt, Final FantasyIII Official Strategy Guide, 2006)に依拠する。ただし、「山頂へ続く道」は名前が変わってしまっているのでこの限りでない。

斜体で表記されているBGM名は『ファイナルファンタジーIII ORIGINAL SOUND VERSION』(1994年、ポリスター)による。

浮遊大陸 編集

  • ウル(Ur) - 山奥の村。長老のトパパやホマクによって統治されている。主人公たちが育った村である。BGM:故郷の街ウル
  • カズス(Kazus) - サスーンの近くにあるミスリル鉱山の発掘で有名な村。BGM:ジンの呪い→勇者の帰還
  • サスーン王国(Castle Sasune) - 国王ダウによって統治されている軍事国家。近頃、魔人ジンの呪いに悩まされている。BGM:ジンの呪い→勇者の帰還
  • カナーン(Canaan) - サスーン南方にある貿易の盛んな町。シドの住居がある。BGM:故郷の街ウル
  • トーザス(Tozus) - 小人の村。白魔法ミニマムをかけなければ入れない。シェルコはこの村唯一の医者。BGM:小人の村トーザス
  • トックル(Tokkul) - 農業の盛んな村であったが、謎の兵士たちによる略奪が絶えないため貧しい村になっている。BGM:ジンの呪い→勇者の帰還
  • 古代人(こだいびと)の村(Village of the Ancients) - 遙か昔に栄えた種族の村。今は大陸の果てでひっそりと暮らしている。BGM:古代人の村
  • アーガス王国(Castle Argus) - 大陸史上最古の国家。飛空艇製造に力を入れている。各所にある扉には鍵かかかっているので、開けるには、魔法の鍵か鍵開けの能力をもつシーフが必要。BGM:ジンの呪い→勇者の帰還
  • ドワーフの洞窟(Dwarven Hollows) - アーガスから北西にある島にある洞窟。ドワーフという友好的な種族が暮らしている。BGM:ジンの呪い→勇者の帰還
  • ギサール(Village of Gysahl) - 大陸の果てにある辺境の村。農産業が主な仕事で、野菜が名産物である。BGM:ギサールの野菜

地上世界 編集

  • アムル(Amur) - 水産業の盛んな町で、地下には下水道が造られている近代的な都市。通称"水の都"。BGM:アムルの街
  • サロニア王国(Saronia) - 国王ゴーンが治める世界最大の巨大都市。今は内紛が起こっている。中央の城を囲むように南西、南東、北西、北東に町がある。BGM:巨大都市サロニア→勇者の帰還
  • ダスター(Duster) - 孤島にある吟遊詩人と風水師の村。レプリトと姉妹都市の関係にある。BGM:隠れ村ファルガバード
  • レプリト(Replito) - 北方に位置する幻術師の村。昔は多かった幻術師も、今はめっきりその数を減らしている。BGM:隠れ村ファルガバード
  • ファルガバード(Falgabard) - サロニア山中にある魔剣士の隠れ里。魔剣士の後継者を探している。BGM:隠れ村ファルガバード
  • ドーガの村(Doga's Village) - 周囲を山々に囲まれた陸の孤島に存在する大魔道師ドーガが作った村。ドーガの弟子たちが魔法を売っている。BGM:アムルの街

ダンジョン 編集

浮遊大陸 編集

  • 祭壇の洞窟(Altar Cave) - 風のクリスタルを祭る祭壇がある。冒険の冒頭で探索することになるダンジョン。BGM:クリスタルのある洞窟
  • 封印の洞窟(Sealed Cave) - サスーン城の北東にある魔人ジンのいるダンジョン。出てくる敵はジンを除き、全てアンデッド系。BGM:ダンジョン
  • 山頂へ続く道(Road to the Summit) - カナーンの東にある。山頂にバハムートの巣がある。BGM:山頂への道
  • ネプト神殿(Nepto Temple) - ネプト竜を祭る神殿。ここでの目的を達するためには小人になる必要がある。攻略後は入ることができない。ただし、ダンジョンに入れないだけで、神殿自体には入れる。BGM:ネプト神殿
  • オーエンの塔(Tower of Owen) - 浮遊大陸の動力炉がある塔。塔の一階にはカエルがたくさんいる。BGM:オーエンの塔
  • 地底湖(Subterranean Lake) - ドワーフの洞窟の中にある湖。BGM:ダンジョン
  • 炎の洞窟(Molten Cave) - 火のクリスタルが祭られている。内部は溶岩に満ちている。BGM:クリスタルのある洞窟
  • ハインの城(Hein's Castle) - 魔道師ハインが長老の木で作った城。トックルの南西あたりを浮遊している。攻略後は入ることができない。BGM:ハインの城
  • ドールの湖(Lake Dohr) - リバイアサンの棲むダンジョン。インビンシブル入手後でなければ行くことはできないが、、冒険をすすめる上で必ず行かねばならないわけではない。攻略後は入るこができない。BGM:海底神殿
  • バハムートの洞窟(Bahamut's Lair) - 竜王バハムートの棲む(?)洞窟。インビンシブル入手後でなければ行くことはできないが、冒険をすすめる上で必ず行かねばならないわけではない。BGM:ダンジョン

地上世界 編集

  • 水の洞窟(Cave of Tides) - 水のクリスタルが祭られている。BGM:クリスタルのある洞窟
  • 下水道(Sewers) - アムルの町の中にある。デリラばあさんが住まう。BGM:ダンジョン
  • ゴールドルの館(Goldor Manor) - ゴールドルがいる館。土のクリスタルの偽物が祭られている。BGM:クリスタルのある洞窟
  • 魔法陣の洞窟(Cave of the Circle) - ドーガの館の中にある洞窟。小人にならなければ入れない。攻略後は入るこができない。BGM:ドーガとウネの館
  • 海底洞窟(Sunken Cave) - 宝箱がたくさんある洞窟。冒険をすすめる上で必ず行かねばならないわけではない。BGM:海底神殿
  • サロニアの地下の迷路(Saronia Catacombs) - 伝説の戦士オーディーン(オーディン)がいる。冒険をすすめる上で必ず行かねばならないわけではない。BGM:海底神殿
  • 時の神殿(Temple of Time) - ノアのリュートが眠る神殿。BGM:海底神殿
  • 古代遺跡(Ancient Ruins) - 巨大戦艦インビンシブルが眠る洞窟。内部には武器屋や宿屋などがある。BGM:ダンジョン
  • 暗黒の洞窟(Cave of Shadows) - 土の牙がある。暗黒の属性を持つ武器以外で攻撃すると分裂するモンスターが出現する。抜け道が非常に多い。BGM:ハインの城
  • ドーガの洞窟(Doga's Gratto) - エウレカの鍵とシルクスの鍵を入手できる。攻略後は入るこができない。BGM:ドーガとウネの館
  • 古代の民の迷宮(Ancient's Maze) - 土のクリスタルが祭られている。クリスタルタワーへはここを抜けないと到達できない。テレポ・デジョン使用不可。BGM:クリスタルのある洞窟
  • 禁断の地エウレカ(Eureka) - ラグナロクを筆頭とする禁断の武器が眠っているほか、忍者・賢者のジョブ称号を入手できる。またクラス8の白黒魔法およびカタスト、リバイア、バハムルの召喚魔法ならびにクリスタル系の防具などが購入可能。テレポ・デジョン使用不可。BGM:禁断の地エウレカ
  • クリスタルタワー(Crystal Tower) - 別名「シルクスの塔」。光の力を集めて作られている。魔王ザンデが居を構える塔。テレポ・デジョン使用不可。BGM:クリスタルタワー
  • 闇の世界(World of Darkness) - 風・火・水・土のダーククリスタルが眠る。一度突入すると引き返すことはできない。テレポ・デジョン使用不可。一般に本作では、この「闇の世界」と「クリスタルタワー」をあわせて「ラストダンジョン」と呼ばれる。BGM:闇のクリスタル

ストーリー 編集

大地震により、クリスタルが地中に引きずり込まれ、モンスターが世に解き放たれた。しかし、それすら瑣末なことにすぎなかった。すべてのバランスが崩れ、世界は闇に包まれようとしていた。

物語はみなしごである4人の主人公達がちょっとした度胸試しがきっかけで祭壇の洞窟に迷い込んでしまうところから始まる。彼らは、その洞窟の奥で風のクリスタルに遭遇する。クリスタルに選ばれた4人は、光に包まれ、啓示を受ける。

風のクリスタルから啓示を受け、ジョブチェンジの力を授かった4人は、クリスタルの意思と心を汲み、闇を払い世界に再び光を齎すため旅立つ決意をする。

ウルに戻った4人は長老トパパの話を聞き、村人たちに別れを告げウルを後にする。南下しカズスに到着した一行は、村人たちがジンの呪いにより幽霊にされてしまったのを目撃する。そこでシドなる人物と出会い飛空艇を授けられる。そして、ジンについて一通り情報を得ると、カズスを後にし、サスーン城を目指す。

サスーン王の依頼で向かった封印の洞窟でサスーン王女サラと出会った4人は、洞窟の奥でカズスとサスーン城の人間を幽霊のように変えてしまったジンを倒す。4人は、サスーン城に戻るとジンを封じた指輪を泉に投げ入れ人々の呪いを解く。そこで、元に戻った王から折りたたみカヌーを授けられる。

飛空艇を回収し、カズスに戻るとシドからネルブの谷にある大岩を砕く方法を教わる。そこで、カズスのタカに頼んで飛空艇にミスリルの船首を取り付けてもらう。仲間にシドを加えた4人は、飛空艇で大岩に突撃し見事大岩を砕いたが、同時に飛空艇も大破してしまう。一向は徒歩でシドの故郷であるカナーンを目指す。

ここに、光の4戦士の物語は静かに幕を開ける。

テンプレート:ネタバレ終了

関連情報 編集

製作情報 編集

テンプレート:Trivia

  • 本来の続編となる予定だったファミコン版『ファイナルファンタジーIV』(現在のスーパーファミコン版『ファイナルファンタジーIV』とは全く異なる)は、開発途上でリリースが取りやめられた[18]。そのため、この『FFIII』がリードプログラマのナーシャ・ジベリが関わった最後のFF作品、かつファミコン最後のFF作品となった。
  • ドーガの村は、データ圧縮後容量の空きが生じたことによって急遽追加された村であることを坂口がファミリーコンピュータMagazineで明かしている。
  • BGM「ピアノのおけいこ1」(エリーゼのためにの一部)は、伊藤裕之が弾いたものがもとになっており、間違った部分も含めてそのまま再現している[19]
  • 田中弘道は製作当時、英語をしゃべれる者がスタッフに彼しかいなかったために、サクラメントにあるナーシャの家の近くでアパート暮らしをしながら開発に携わっていたという[20]
  • ジョブのバランス調整は、田中弘道によるものである[21]
  • ジョブのデザイナーであった石井浩一は、魔道師は魔法力を高めるために自然素材のものを着てる、召喚系のジョブは精霊の嫌う金属は身に着けないなど、それぞれのジョブがその格好をしているのには理由がある、と述べている[22]
  • ラストダンジョン(クリスタルタワー-闇の世界)の長さが強調される。これは、ダンジョン内にセーブポイントが無いため、ゲームクリアまでぶっ続けでプレイしなくてはならないという理由によるものである。中には、ラストダンジョンの長さに憤慨し本体を破壊してしまったり、レベル上げなどで長い時間をかけてしまったためラストダンジョン前の物語を忘れていたプレイヤーもいたという逸話もある[23]。しかしながら、キャラクターを最大限に育てつつ、事前に敵情報やマップを知っていれば1-2時間程度で終わらせることも可能である。このような長いラストダンジョンになった理由として、時田貴司によれば、本当はラストダンジョンにはセーブポイントと回復ポイントが設置されていたが、開発当時のデバッガーに「こんなの楽勝ですよ」と言われたプロデューサーが怒って、セーブポイントと回復ポイントを取った、と語っている[24]

裏技/バグ技 編集

  • 素人が見ても分かるほど、技法としては限界と思われる高度なプログラムがなされているが、ある状況においてアイテムが増殖したり、別のアイテムに変わってしまうなどのバグがある。ただし、このバグを故意に誘発することによって通常では非常に入手困難なアイテムの入手やキャラクターを通常より早くレベルアップさせることができるので、当時は単なる裏技として認知されていた[25]
  • クリスタルタワー内ではデジョンを使った裏技(おそらくテストプレイ用の裏技と思われる)で特殊な場所にいくことができ、そこには宿屋(ベッド?)のようなものが存在し、HP/MPを回復することができた。この技は当時のファミコン通信(現ファミ通)テンプレート:要出典で発表され、当時この情報を知っていた者は、ラストダンジョンを比較的有利に攻略できた。

他のスクウェア・エニックス作品への影響 編集

  • 『ファイナルファンタジーI・IIアドバンス』およびプレイステーション・ポータブル版『ファイナルファンタジー』のエクストラダンジョン「Soul of Chaos」には、「ケルベロス」、「エキドナ」、「2ヘッドドラゴン」、「アーリマン」が登場する。
  • ファイナルファンタジーIX』には、本作が元ネタになっているものがいくつかある。
    • ドーガの魔導器」と「ウネの夢幻鏡」というアイテムが存在する。
    • 黒魔道士の村の宿屋でBGM「ドーガとウネの館」を聞くことができる。
    • インビンシブル」という名の飛空挺が登場する。
    • サスーン城」の名が劇中劇の中で出てくる。
  • ファイナルファンタジータクティクス』には、本作が元ネタになっているものがいくつかある。
    • トーザスの村」、「ファルガバード」、「禁断の地エウレカ」、「クリスタルタワー」が秘境として登場する。
    • 召喚獣ゾディアークの技名が「暗闇の雲」である。
    • 2007年5月に発売された同作のリメイクである『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』には、新ジョブとして「たまねぎ剣士」が登場する。
  • ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』には神獣として、「暗闇の雲ファムフリート」が登場する。ただし、その容姿は本作のものとは全く異なる。
  • チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜』では、伊藤賢治によってアレンジされた本作のBGMがいくつか使われている。

主なスタッフ 編集

関連商品 編集

攻略本 編集

  • エフ・コーポレーション編『ファイナルファンタジーIII[第1巻] 基礎知識編』(1990年、NTT出版株式会社)(ISBN 978-4871880794
  • エフ・コーポレーション編『ファイナルファンタジーIII[第2巻] 完全攻略編上』(1990年、NTT出版株式会社)(ISBN 978-4871880800
  • エフ・コーポレーション編『ファイナルファンタジーIII[第3巻] 完全攻略編下』(1990年、NTT出版株式会社)(ISBN 978-4871880817
  • 『ファイナルファンタジー大全集[上]』(1997年、株式会社デジキューブ)(ISBN 978-4925075008
  • 『ファイナルファンタジー大全集[下]』(1997年、株式会社デジキューブ)(ISBN 978-4925075015

漫画 編集

角川書店から発売されていたゲーム情報誌『マル勝ファミコン』(『マル勝』の実際の表記は○の中に「勝」の字)において、『悠久の風伝説 ファイナルファンタジーIIIより』というタイトルで漫画が連載されていた。(原作・寺田憲二、作画・衣谷遊)

  • 『悠久の風伝説1 ファイナルファンタジーIIIより』(原作・寺田憲二、作画・衣谷遊、1991年、角川書店ドラゴンコミックス)(ISBN 4-04-926028-X
  • 『悠久の風伝説2 ファイナルファンタジーIIIより』(原作・寺田憲二、作画・衣谷遊、1992年、角川書店ドラゴンコミックス)(ISBN 4-04-926033-6
  • 『悠久の風伝説3 ファイナルファンタジーIIIより』(原作・寺田憲二、作画・衣谷遊、1992年、角川書店ドラゴンコミックス)(ISBN 4-04-926037-9

音楽CD 編集

  • 『ファイナルファンタジーIII ORIGINAL SOUND VERSION』(1994年、ポリスター)
    作中で流れるBGMのオリジナル音源が収録されている。
  • 『ファイナルファンタジーIII 悠久の風伝説』(1994年、ポリスター)
    作中で流れるBGMのいくつかをアレンジしたものが収録されている。

関連商品の情報 編集

  • FC版には全3巻の攻略本(NTT出版)があるが、誤植・間違いが多い。さらにエンディングの内容にまで触れてしまっているなどネタバレも多い。
  • 本作の音源が収録されたCD『ファイナルファンタジーIII ORIGINAL SOUND VERSION』は、ゲームが発売されてから4年以上経過した1994年11月26日に発売されている。作曲者の植松伸夫によれば、もっと早くリリースの予定だったが、諸事情によりなおざりになっていたとのこと。時間の経過を考慮して、同氏が半ばリリースを諦めていたところ、ファンからCD発売を所望する多くのリクエストがあり、コレクターズアイテムとして発売される運びとなったことを明かしている[26]

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脚注 編集

  1. この理由の一つとして、即死全滅系の雑魚(例えば、『FFII』におけるモルボル)が本作ではいなくなったことが挙げられている(『別冊宝島704 僕たちの好きなファイナルファンタジー』(株式会社宝島社、2002年)42頁(阿部広樹執筆) )。
  2. 『別冊宝島704 僕たちの好きなファイナルファンタジー』(株式会社宝島社、2002年)42頁(阿部広樹執筆)
  3. 文・志田英邦/写真・松井友生『ゲーム・マエストロVOL.1プロデューサー/ディレクター編(1)』(株式会社毎日コミュニケーションズ、2000年)169頁(坂口博信発言)。坂口博信によれば、このようなキャラクターの動きを制御するプログラムをシステム化したものを、2000年当時スクウェア社内において「エーテル」と呼んでおり、「『ファイナルファンタジー』っていうのは、その演技プログラム(筆者注-「エーテル」のこと)の発展の歴史なんですよ」とも述べている(前掲箇所、坂口発言)。
  4. 「武器有効属性」および各種属性の名称は、エフ・コーポレーション編『ファイナルファンタジーIII[第2巻] 完全攻略編』(1990年、NTT出版株式会社)上・下に依拠している。
  5. エフ・コーポレーション編『ファイナルファンタジーIII[第1巻] 基礎知識編』(1990年、NTT出版株式会社)22頁、24頁、44頁、50頁-53頁
  6. 例えば、魔法が全く使用できないジョブである戦士にも魔法オーブを装備させることは可能である。
  7. エフ・コーポレーション編『ファイナルファンタジーIII[第1巻] 基礎知識編』(1990年、NTT出版株式会社)50頁
  8. 『別冊宝島704 僕たちの好きなファイナルファンタジー』(株式会社宝島社、2002年)37頁(佐久間亮介執筆)
  9. 各ジョブ名に併記されている英語表記は、FC版FFIIIが米国で非公式に翻訳された際の表記である。
  10. ただし、4人分色分けされているのはフィールド画面だけで、戦闘画面では3人分しか色分けされていない。
  11. オニオンソード、オニオンシールド、オニオンアーマー、オニオンヘルム、オニオレットのことを指す。なお、全体としての呼称は「オニオンシリーズ」や「オニオンの装備」など多様である。
  12. ジョブデザインを担当した石井浩一によれば、この赤みがかっている部分は、「自らの呪文を織り込んだ糸で刺繍している」という設定だそうである(WEEKLYファミ通993号(エンターブレイン、2007年)89頁)。
  13. 文・志田英邦/写真・松井友生『ゲーム・マエストロVOL.1プロデューサー/ディレクター編(1)』(株式会社毎日コミュニケーションズ、2000年)168頁(坂口博信発言)。
  14. WEEKLYファミ通927号(エンターブレイン、2006年)付属小冊子9頁
  15. 通常の武器のように装備して使う(両手装備も可能)。即ち、しゅりけんを装備した状態で「たたかう」コマンドを選択して敵に投げつける。しゅりけんは消費武器で一度使うとなくなる。ストックがある限り、戦闘中に何度でも装備し直すことが可能。
  16. 石井宏之/羽生真樹編『ファイナルファンタジーIII 公式コンプリートガイド』(2006年、株式会社スクウェア・エニックス)369頁参照
  17. 闇の戦士(水のダーククリスタル)の発言参照
  18. 田中弘道によれば、この開発中止になった『FFIV』が後に『聖剣伝説2』としてリリースされることになったという(田中弘道は「自分の中では『聖剣2』が『FFIII』の続編という感覚だったんです。」と語っている)。また、『聖剣伝説3』、『ゼノギアス』、『クロノ・クロス』まで『FFIII』とゲームシステム的に繋がっているとも述べている(電撃オンライン:インタビュー『ファイナルファンタジーIII』)。
  19. WEEKLYファミ通928号(エンターブレイン、2006年)126頁
  20. WEEKLYファミ通993号(エンターブレイン、2007年)89頁
  21. WEEKLYファミ通907号(エンターブレイン、2006年)106頁
  22. WEEKLYファミ通993号(エンターブレイン、2007年)89頁
  23. 『別冊宝島704 僕たちの好きなファイナルファンタジー』(株式会社宝島社、2002年)42頁、43頁(阿部広樹執筆)
  24. 電撃オンライン『FINAL FANTASY I・II ADVANCE』インタビュー
  25. 本作のラストダンジョンの難易度の高さ故に、当時この裏技を「利用していたユーザーは滅茶苦茶多かった」と言われている(『別冊宝島704 僕たちの好きなファイナルファンタジー』(株式会社宝島社、2002年)41頁(後藤勝執筆))。
  26. 『ファイナルファンタジーIII ORIGINAL SOUND VERSION』のライナーノーツ参照

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