ドラゴンクエストシリーズのアイテム(防具)では、ゲームドラゴンクエストシリーズに登場するアイテムのうち、ゲーム中でキャラクターが使用する防具について列挙し、詳細に解説する。
文中に登場する呪文、特技、モンスターの名前についての詳細はドラゴンクエストシリーズの呪文体系、ドラゴンクエストシリーズの特技一覧、ドラゴンクエストシリーズのモンスターなどを参照。
なお、特に説明がない限り、カテゴリー分けは公式ガイドブックの設定に則っている。また、解説文中の設定は登場作品全ての設定を合わせた物であるため、実際のゲーム中の設定と異なる(他作品の設定)こともある事をあらかじめお断りしておく。
鎧(よろい)[]
身体に装着する防具を、本作では全部ひっくるめて「よろい」と呼称する。その中には鉄などの硬質素材で出来たもの、布などの軟質素材で出来たもの、身体の全部を覆うもの、一部だけを防護するもの、さまざまな種類がある。
アーマー/メイル[]
いわゆる一般に鎧と呼ばれる硬質素材で出来た防具を解説する。胴体部分だけを覆うもの、肩当てが付いているもの、手足や頭部まで覆うものなどが有り、名称もアーマー、メイルと色々だが、その線引きは明確ではない。いわゆる「伝説の鎧」と呼ばれる品も数多い。
- 皮の服(かわのふく)/皮の鎧(かわのよろい)
- 『I』より登場。『II』以降に「皮の鎧」となった。
- なめし皮を膠(にかわ)で固め、縫い合わせて作った鎧。軽いので比較的装備できる仲間が多い。肩当てのパーツは装備されていない。『I』のみ「皮の服」と呼称されている(一部資料では、「皮の服が時を経て改良されたのが皮の鎧」と説明されている)。
- 鎖帷子(くさりかたびら)
- 『I』より登場。
- チェインメイルの一種で、針金を網状に重ね編みした鎧。肩と首周りには板金のパーツが使われている。比較的軽くて動きやすいため、鎧を嫌うキャラでも装備できることが多い。
- 鉄の鎧(てつのよろい)
- 『I』より登場。
- 板金製のパーツからなるハーフプレートタイプの鎧。城の衛兵の標準装備にもなっている。このあたりになると重量も相当なもので、戦士などの体力があるキャラしか装備できない。
- 鋼鉄の鎧(はがねのよろい)
- 『Ⅰ』より登場。
- 鉄を鍛えた鋼鉄のパーツで構成された鎧。鉄の鎧よりさらに使う者を選ぶが、防御力も保障される。
- 魔法の鎧(まほうのよろい)
- 『Ⅰ』より登場。
- ミスリル銀製の鎧。呪文攻撃に対し、高い防御力を誇る。歩いているうちに体力が回復する効果があるものも。
- ロトの鎧(よろい)/光の鎧(ひかりのよろい)
- 『I』より登場。
- 『I』『II』『III』の「ロト三部作」に登場した、伝説の鎧。いわゆる「ロトの装備」の中で剣と共に、三部作全てに出ている。ブルーメタルという未知の金属で作られたフルプレートアーマーで、装備すると毒の床やバリアのダメージ効果を受けなくなる(『I』『II』)。また、装備した者の体力を少しずつ回復する(『I』『III』)。『III』では「光の鎧」という名で登場。回復効果に加え、呪文・炎・吹雪と全般にわたる耐性を持つ。
- ガイアの鎧(よろい)
- 『II』より登場。
- ロトの鎧と並び称される、伝説の鎧。大地のごとく揺るぎない守備で、過去に様々な武功を成し遂げたという。
- 悪魔の鎧(あくまのよろい)
- 『II』より登場。
- 全身を覆う、禍々しき甲冑。地獄の悪魔が人間界の怨念を集めて作り出したと言われ、正しい心の持ち主を呪いで支配する。
- 甲羅の鎧(こうらのよろい)
- 『III』より登場。
- 薄い鉄のプレートをつなげた形が、亀の甲羅のように見える鎧。薄いので軽く、皮の鎧よりは丈夫。
- ドラゴンメイル
- 『III』より登場。
- ドラゴンの皮や鱗を利用して作られた鎧。炎に耐性がある。
- 大地の鎧(だいちのよろい)
- 『III』より登場。
- 大地の精霊の加護を受けている伝説の鎧。上記の「ガイアの鎧」との関連は不明。
- 刃の鎧(やいばのよろい)
- 『III』より登場。
- 鋭い刃をトゲのように植えてある鎧。攻撃してきた敵を逆に傷つけることがある。
- 地獄の鎧(じごくのよろい)
- 『III』より登場。
- 地獄の悪魔の骨と外皮を使用した、呪われし鎧。呪文に耐性を持つものもあるが、装備すると体が動かなくなる。
- 青銅の鎧(せいどうのよろい)
- 『IV』より登場。
- 青銅製の板金で作られた鎧。鉄の鎧ほどではないが、やはり重量があるため使い手を選ぶ。
- ゾンビメイル
- 『IV』より登場。
- 死んだ魔物の骨から作られた、呪われし不気味な鎧。魔族のための鎧で、人間が着ると鎧が発する瘴気と魔物の怨念が生命力を削り取る。『V』では「くさった死体」のような仲間モンスター専用の鎧だった。
- 魔神の鎧/魔人の鎧(まじんのよろい)
- 『IV』より登場。
- かつて古の魔神(魔人)が身に付け、死ぬときに自らの力を封じたといわれる鎧。防御力と呪文耐性が高いが、呪いで装備者の素早さを0にしてしまう。緑色で頭から足先まで全身を覆うオリジナル版と、黒色で胴体部分と兜がセットになったリメイク版がある。
- 天空の鎧(てんくうのよろい)
- 『IV』より登場。
- 「天空三部作」のうち『IV』と『V』に登場した、白銀に輝く伝説の鎧。天空の神から勇者に与えられるもので、所々に竜の意匠が込められている。呪文にブレス、ありとあらゆる攻撃、状態異常呪文から身を守る。オリジナル版『V』の公式ガイドブックのイラストでは、なぜか主人公が着ていた(主人公は勇者ではなくゲーム中でも装備不可)。ハーフプレートタイプで手足を防護するパーツもセットで付いている。
- はぐれメタル鎧(よろい)
- 『IV』より登場。
- はぐれメタルのごとき鉄壁の防御力を誇る幻の鎧。バックル部分にはぐれメタルマークが付いている。直接攻撃のみならず呪文にも強い(FC版『IV』では耐性を持たない)。戦士系のみならず僧侶系キャラでも装備できる。カジノの目玉景品になっている場合がほとんどだが、『IV』では(非常に高価とはいえ)市販されていた。
- 魔界の鎧(まかいのよろい)
- リメイク版『IV』に登場。
- 勇者の「天空の武具」に対抗する「魔界の武具」の一つで、魔王より魔界の勇者に与えられる。魔界にのみ存在する不思議な金属で作られており、自ら持ち主を選ぶという。その妖気に打ち勝てぬものは、鎧に取り込まれてしまう。防御力も天空の鎧・はぐれメタル鎧を凌ぎ、耐性も備える。
- 鱗の鎧(うろこのよろい)
- 『V』より登場。
- ドラゴン以外の大型爬虫類の鱗、もしくはウロコに似せた金属片を張り合わせて作った鎧。前後パーツと肩当てをベルトでつなげる形で、公式イラストによっては胸当てのように見えることもある。皮の鎧より丈夫、なおかつ軽くて動きやすい。
- 亀の甲羅(かめのこうら)
- 『V』より登場。
- 大型の亀の甲羅を、形はそのまま活かし人が着られるよう加工して作った鎧。紐を付けて背負うだけのオリジナル版と、胸当てやベルトできちんと固定するリメイク版がある。その丸い形状からか、スライム系の仲間モンスターと相性が良い。不恰好なためかっこよさは低い。
- 彷徨う鎧(さまようよろい)
- 『V』より登場。
- 魔物の「さまようよろい」が死ぬときに残していった鎧の胴体部分。装備すると呪いで「さまようよろい」と同じステータスになる。
- シルバーメイル
- 『V』より登場。
- その名の通りの銀製の鎧。胸パーツと肩当て、前垂れ(+小手)とパーツで覆う部分は少ないが、鋼鉄よりも硬いため防御力は高い。呪文攻撃に耐性を持つ場合もある。
- ブラッドメイル
- 『V』より登場。
- 装備した者の生き血を吸う、上記のゾンビメイルの強化版のような魔界の鎧。人間には装備できず、モンスターでも死骸や物に命の宿った「くさった死体」や「パペットマン」のような者しか装備できない。
- デビルアーマー
- 『V』より登場。
- 悪魔の力で作られた、邪悪な雰囲気を持つ鎧。オリジナル版とリメイク版ではデザインが違うが、どちらも胴体部分全体が悪魔の顔のように見える。悪魔の力を克服できる仲間モンスターだけが装備できる。
- 炎の鎧(ほのおのよろい)
- 『V』より登場。
- 炎の精霊の加護を受けた、真っ赤に燃える鎧。胸元の宝石が魔力の源で、冷気攻撃から身を守る。
- 神秘の鎧(しんぴのよろい)
- 『V』より登場。
- 古代の神が信者に与えたという不思議な鎧。緑色の宝玉が胸や肩当てなどに付いている。見た感じは網のようにスカスカで、守りが堅そうには見えないが、そこは神の加護で見た目以上の防御力がある。さらに毎ターンごとに装備者の体力を一定量ずつ回復する特殊効果がある。ある場所に一緒に登場した縁からか、「奇跡の剣」との相性が良く、一緒に装備すると「かっこよさ」ボーナスポイントがもらえる。
- 神秘の鎧改(しんぴのよろいかい)
- 『IX』より登場。
- 錬金により強化された神秘の鎧。回復力はそのままに守備力が上がっている。
- ミラーアーマー
- 『V』より登場。
- 胸や肩当てが丸い鏡のような形状で、実際に鏡のように磨かれている金製の鎧。鏡の周囲にはルーン文字が刻まれている。一定確率で魔法を反射して相手に返すが、味方の回復呪文も跳ね返してしまうのが欠点。『IX』では味方の呪文は反射しなくなった。
- メタルキング鎧(よろい)
- 『V』より登場。
- 地上にあるものでは最強といわれる、メタルキングシリーズの鎧。肩当ての角、金の装飾、メタルキングマークが印象的。打撃のみに強いもの、炎や冷気に強いものと、作品により特性が異なるが、なぜか呪文耐性は持っていない作品が多い。基本的に人間用のデザインだが、他のメタルキングシリーズ同様、スライムも装備できる。
- 厚手の鎧(あつでのよろい)
- 『VI』より登場。
- 分厚い金属板をそのまま鎧にしたもの。見た目より実用一辺倒で、その厚みで炎や吹雪から身を守る。胸の筋肉を模した様な造形で、打たれた鋲が乳首のようにも見える。
- 精霊の鎧(せいれいのよろい)
- 『VI』より登場。
- 精霊の加護を受けた、カラフルな鎧。呪文ダメージを軽減する。軽く作られているのか、他の鎧を装備できない女性キャラでも装備できることがある。
- ギガントアーマー
- 『VI』より登場。
- 伝説の巨人族ギガントから伝えられた、巨人族の鍛冶師が鍛えた、などと噂される、重厚な造りの黄土色の鎧。特殊金属製で炎や吹雪の攻撃に強い。
- プラチナメイル
- 『VI』より登場。
- プラチナ製のきらびやかな鎧。魔除けの装飾が金で施されており、呪文攻撃に耐性を持つ。
- スライムアーマー
- 『VI』より登場。
- スライムの服と同じように、スライムが着られるデザインの鎧。工夫すれば人間にも着られるようだ。『VII』では完全に人間用のデザインになってしまった。
- オルゴーの鎧(よろい)
- 『VI』に登場。
- 天空の鎧に酷似した、伝説の鎧。天空の鎧の各部装飾をそぎ落としたような、シンプルなデザイン。名前の由来など、全てが謎に包まれている。炎系に耐性を持つが、強化するとそれも消える。
- エンデの鎧(よろい)
- 『VI』に登場。
- 腕利きの防具職人エンデが製作した鎧。茶色のシンプルなデザイン。吹雪攻撃に強い。
- バイキングアーマー
- 『VII』より登場。
- その昔バイキングが愛用していた鎧。重いが動きやすさにも気を配った設計。
- ダンシングメイル
- 『VII』より登場。
- 昔、あるスーパースターが開発したという、舞踏用の鎧。鮮やかなステップで敵の攻撃をかわせるようになる。女性用とされることもある。
- 王家の鎧(おうけのよろい)
- 『VII』より登場。
- とある王家に伝わる鎧。マントも付いた威厳あるデザイン。左胸にはエンブレムが付いている。材質は不明だが防御力は抜群。呪文や特技のダメージを軽減する。
- ガイアーラの鎧(よろい)
- 『VII』に登場。
- 古の時代、大地の狭間から生まれたという伝説の鎧。肩当ては赤、胴体は銀色。大地の精霊の息吹で炎の攻撃を防ぐ。上記の「ガイアの鎧」「大地の鎧」とは別物。。「だいじなもの」の一種「聖者の鎧」はこれをかたどったオブジェ。
- バンデットメイル
- 『VIII』より登場。
- その名の通りバンデット(山賊)が愛用する鎧。特殊金属製の茶色の鎧の上に緑色の毛皮の服が被さったデザイン。肩当ては右側しかない。
- 竜神の鎧(りゅうじんのよろい)
- 『VIII』に登場。
- 竜神族に伝わる伝説の鎧。日本の甲冑のようなデザインをしている。防御力もメタルキング鎧などに匹敵する。竜神の兜とセットで装備すると主人公のグラフィックが変わる。
- リフレクトアーマー
- 『IX』に登場。
- ミラーアーマーを錬金で強化することで入手できる。呪文を跳ね返す効果はそのままに守備力が強化されている。銀色だったミラーアーマーから金色に変化している。
- 幻魔の鎧(げんまのよろい)
- 『IX』に登場。
- 精霊の鎧に幻魔の力を宿して完成する。
- メタスラ鎧(よろい)
- 『IX』に登場。
- 「メタスラ」はメタルスライムの略称。
- 宝の地図の洞窟でしか取得できない貴重な防具。錬金するとメタスラ→はぐれメタル→メタルキング鎧と強化されていく。なお『IX』では、鎧に限らずメタスラ・はぐれメタル・メタルキングの武具は基本的に同じ外観で、強化するとマークが変化して装飾が加わっていく。
- 勝利の鎧(しょうりのよろい)/栄光の鎧(えいこうのよろい)/伝説の鎧(でんせつのよろい)/神話の鎧(しんわのよろい)
- 『IX』に登場。
- 「最強の鎧」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。歩くだけでHP・MPを回復する。
- 勝利の鎧と、非常に貴重な道具を練成すると栄光の鎧に、さらに練成すると伝説の鎧になる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」して神話の鎧になることがある。
- 伝説の鎧は失敗といっても、他の鎧をはるかに凌駕する程度の防御性能は有している。また、ある手段で勝利の鎧に退化させ、錬金をやり直すこともできる。
胸当てなど[]
胸当てのような、主要部分だけを防護する防具は、軽装を好む戦士に愛用される。防護部分が大きければ、防御力は高まるが動きが制限される。そのため、体さばきを重視する剣士などは、鎧ではなくこちらを選択することも多い。鎧に不向きな仲間モンスター用の防具でもある。
- 鉄の前掛け(てつのまえかけ)
- 『III』より登場。
- 商人専用防具で、エプロンを戦闘用に改造したもの。旅の商人の護身用で、基本的に前面しか防護できないが、鉄の鎧に匹敵する性能がある。
- 魔法の前掛け(まほうのまえかけ)
- 『III』より登場。
- 魔法で防御力を高めたエプロン。呪文に耐性がある。
- 鉄の胸当て(てつのむねあて)
- 『V』より登場。
- 頑丈な鉄の板をベルトで固定する。鉄の鎧に匹敵する防護効果がある。ちなみにかっこよさは低い。
- 銀の胸当て(ぎんのむねあて)
- 『V』より登場。
- 銀製の胸当て。鉄の胸当てより大きく、精密に作られている。鎧の苦手な女性でも装備でき、かっこよさも高い。『V』ではグレイトドラゴン等の最強装備である。
服[]
主に服と呼称される軟質素材の防具をここで解説する。主に体力の関係から重い鎧を装備できない魔法使い、また武闘家のような素早さを重視して軽装を好むキャラクターが使用する。名前に「服」と付いていても、実際は後述のローブに近いものもある。『VI』では「かっこよさ」を上げるシステムのために、数多くの服が登場した。
- 布の服(ぬののふく)
- 『I』より登場。
- 一般人が着ているような、本当に何の変哲もない布の服。裸よりはマシだが、どうみても戦闘向きではない。
- 身かわしの服(みかわしのふく)
- 『II』より登場。
- 羽のように軽い糸で作られた服。反射神経を強化する魔力も込められており、その名の通りに敵の攻撃をかわしやすくなる。
- 水の羽衣(みずのはごろも)
- 『II』より登場。
- 雨露の糸を聖なる織機で服に仕立て上げたもの。ガウンのような形状をしている。雨露の糸の効果で布の中には常に水が流れており、裾では水しぶきが上がっているように見える。炎や熱、時には冷気や呪文のダメージを軽減し、守備力も相当に高い。
- ミンクのコート
- 『II』より登場。
- ミンクの毛皮を使用した高価なコート。守りを強化する魔法が込められており、その結果防御力だけならロトの鎧に匹敵する。特殊効果はない。
- 旅人の服(たびびとのふく)
- 『III』より登場。
- 麻の布で作られた、旅人用の丈夫な服。背中にはマントも付いている。
- 稽古着(けいこぎ)
- 『III』より登場。
- 駆け出しの武闘家が身に付ける、修行用の道着。胸には「龍」の字があしらわれている。公式イラストで武闘家が着ている。
- 武闘着(ぶとうぎ)
- 『III』より登場。
- 武闘家の動きを妨げず、なおかつ防御力に優れた道着。胸と肩にプロテクターが付いている。
- 皮の腰巻(かわのこしまき)
- 『V』より登場。
- 動物の毛皮を腰に巻いてベルトで固定したもの。下半身のみ防護するが、軽くて動きやすい。
- ぬいぐるみ
- 『III』より登場。
- 全身をすっぽり覆う猫の着ぐるみ。装備するとグラフィックが変化する。
- 派手な服(はでなふく)
- 『III』より登場。
- 遊び人用の服。全体にギラギラとした金属飾りが付いており、そのせいか守備力が高い。
- 皮のドレス(かわのドレス)
- 『III』より登場。
- ある防具屋のおかみさんが、女性の自立を目指して開発したという防具。柔らかいなめし皮の生地で作られており、胸の部分は硬い皮で補強されている。
- パーティードレス
- リメイク版『III』より登場。
- 高級素材で上品に仕立てられたドレス。遊び人と盗賊が主に身に付ける。
- おしゃれなスーツ
- リメイク版『III』より登場。
- 一流デザイナーが手がけたスーツ。もちろん本来は戦闘用ではない。
- 黒装束(くろしょうぞく)
- リメイク版『III』より登場。
- 盗賊などが着用する黒い服。ありていに言えば忍者の服。
- 忍びの服(しのびのふく)
- リメイク版『III』より登場。
- 相手の目をくらます効果のある忍者服。敵の攻撃をよけやすくなる。
- 光のドレス(ひかりのドレス)
- 『IV』より登場。
- 光り輝く生地を使用した魔法のドレス。攻撃呪文のダメージを軽減するタイプと、相手の魔法を一定確率でマホカンタの呪文のように跳ね返すタイプがある。後者は『IX』以外は味方の回復呪文まで跳ね返してしまうため注意が必要。『バトルロードII』では呪文を反射する能力は無いものの、光、暗黒属性に強くなる。
- 踊り娘の服(おどりこのふく)
- 『IV』より登場。
- 公式イラストでマーニャが着ている、踊り娘用の衣装。服とは言うが、実際にはビキニ水着に腰布を追加したようなデザインで、肌の露出が高い。その割には守備力は概して高め。『VIII』ではゼシカに装備させると、グラフィックでこの衣装が反映される。
- 毛皮のコート(けがわのコート)
- 『IV』より登場。
- ふかふかの毛が衝撃を緩和するコート。特に魔法などはかけられていない。『IV』4章ではミネアとマーニャがそろって装備すると称号が変化する。
- ピンクのレオタード
- 『IV』より登場。
- レオタードの一種だが、タイツは着用しない。着た人のヘソ周りが露出するほど布地が少なく、見かけ上はワンピース水着と変わらない。ピンク色の魔法の布で作られており、見た目より守備力は高い。首周りはホルターネックになっている。その動きやすさもあいまって、ガーデンブルクの女兵士たちも愛用しているとか。リメイク版『IV』では、女性キャラ全員にレオタード類(後述する「天使のレオタード」も含む)を装備させると称号が変化する。
- ただの布切れ(ぬのきれ)
- 『V』より登場。
- 布の服より簡素な、身に巻きつけるだけの布。穴を開けて貫頭衣のように着るオリジナル版と、首周りにマントのように巻きつけるリメイク版、二つの解釈がある。主に仲間モンスターに着せる。
- 奴隷の服(どれいのふく)
- 『V』より登場。
- 文字通り、奴隷に着せるための服。丈夫だがごわごわして肌触りは悪い。
- 手織りのケープ(ておりのケープ)
- 『V』より登場。
- 女性用のケープ。職人の手作りでおしゃれ。
- 絹のエプロン
- 『V』より登場。
- 料理用のエプロン。実は布の服より丈夫だが、やはり戦闘向きではない。
- スライムの服(ふく)
- 『V』より登場。
- ペット用の服と同じような感覚で、スライムの体型に合わせて作られた服。なのだが、『VII』とリメイク版『V』では人間が着るような服のデザインになってしまったため、「スライムはどうやって着るのか」がファンの間で議論になった。
- 戦士のパジャマ(せんしのパジャマ)
- 『V』より登場。
- 眠っている間も無防備にならない不思議なパジャマ。戦闘中、呪文などで眠らされると寝返りをうって攻撃する。守備力もシルバーメイルに匹敵する。
- 天使のレオタード(てんしのれおたーど)
- 『V』より登場。
- 天使のような心の女性しか着られないとか、地上に降りた天使が残していったとか言われるレオタード。天使の翼を思わせるフワフワ飾りが付いている。冷気や呪文攻撃などに強くなる。
- 貴族の服(きぞくのふく)
- 『VI』より登場。
- 貴族など、身分の高い人たちの普段着。『VI』ではあるイベントに関係する。
- 絹のタキシード(きぬのタキシード)
- 『VI』より登場。
- 絹製の黒いタキシード。守備力よりかっこよさ優先の装備。
- バニースーツ
- 酒場などの女性が着る、バニーガールの衣装。『VIII』ではこれに加えて「うさみみバンド」と「網タイツ」を装備すると、ゼシカのグラフィックが変化する。他作品でもこの組み合わせ(+シルバートレイ)でかっこよさボーナスが出る。
- マジカルスカート
- 『VI』より登場。
- 魔法使いが作ったワンピース型のスカート。魔力の込められた布で身を覆い、攻撃呪文から身を守る。リメイク版『III』『IV』では女性用として特に利用価値が高い。
- 海賊の服(かいぞくのふく)
- 『VII』より登場。
- 古の大海賊が着ていた服を再現したもの。
- スパンコールドレス
- 『VII』より登場。
- 全面にスパンコールが貼り付けられたドレス。スパンコールがラメラーアーマーのような効果を発揮するのか、守備力は高い。首周りにはファーが付いている。
- 盗賊の腰蓑(とうぞくのこしみの)
- 『VIII』より登場。
- 盗賊が身に付ける粗末な腰蓑。動きやすいが守備力は低い。
- ゼシカの普段着(ふだんぎ)
- 『VIII』に登場。
- ゼシカが冒険前に着ていた服。お嬢様的なデザイン。装備させるとグラフィックが変わるが、戦闘向きではない。
- 騎士団の服(きしだんのふく)
- 『VIII』に登場。
- 公式イラストでククールが着ている、聖堂騎士団の赤い制服。といってもこのデザインの服を着ているのは彼だけであり、他の団員たちは皆、青い制服を着用している。なぜ彼だけ違う服装なのかは明らかになっていない。
- 毛皮のポンチョ
- 『VIII』より登場。
- ふわふわの毛皮で仕立てられたポンチョ。熱や冷気をある程度さえぎってくれる。
- おしゃれなベスト
- 『VIII』より登場。
- 一流デザイナーが仕立てたベスト。少し派手だが丈夫で動きやすい。
- 悪夢の衣(あくむのころも)
- 『IX』より登場。強力な呪いがかけられている。
- セレシアの衣(ころも)
- 『IX』より登場。
- 悪夢の衣から呪いを払った衣で、死と眠りを遠ざけ傷を癒す力がある。
- セレシアの羽衣(はごろも)
- 『IX』より登場。
- セレシアの衣をさらに練成した羽衣。耐性と治癒力はそのままに守備力が強化されている。
- さとりのワンピース
- 『IX』に登場。『III』の女賢者の公式デザインと全く同じ衣装。
- 空のトーガ(そらのトーガ)/天のトーガ(てんのトーガ)/大空のトーガ(おおぞらのトーガ)/蒼天のトーガ(そうてんのトーガ)
- 『IX』に登場。
- 「最強の服」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。特殊攻撃への耐性を持つ。
- 空のトーガと、非常に貴重な道具を練成すると天のトーガに、さらに練成すると大空のトーガになる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」して蒼天のトーガになることがある。
- 大空のトーガは失敗といっても、他の服をはるかに凌駕する程度の防御性能は有している。また、ある手段で空のトーガに退化させ、錬金をやり直すこともできる。
ローブ[]
杖と並んで魔法使いに欠かせないのが、魔法の力が込められたローブ。中には下手な鎧より守備力が高いものも存在する。
- 絹のローブ(きぬのろーぶ)
- 『IV』より登場。
- 純白のシルクで作られたローブ。魔法使いというより、良家の子女のための普段着という意味合いが強い。
- 天使のローブ(てんしのろーぶ)
- 『III』より登場。
- 人の姿をもって光臨した天使が身に付けていたとか、天使の祝福を受けたとかいわれる桃色のローブ。死の呪文から着用者を守る。
- 魔法の法衣(まほうのほうい)
- 『III』より登場。
- 高位の聖職者用の法衣。毛がふわふわの温かそうなデザインで、コートやガウンのようにも見える。攻撃呪文のダメージを軽減する。
- 安らぎのローブ(やすらぎのろーぶ)
- 『IV』より登場。
- フードで頭からスッポリと覆うタイプのローブ。ピンク色で袖は付いていない。裾などに月や星の飾りがたくさん付いている。眠りやマヒの攻撃に対抗して開発されたもので、戦闘中、眠りやマヒしている間に受けた攻撃のダメージを半減させる。
- 不思議なボレロ(ふしぎなぼれろ)
- 『IV』より登場。
- 魔力を吸収する布で作られた、マント付きのボレロ。一定確率で、受けた攻撃呪文の分だけ自分のMPが回復する(ダメージは受ける)。なぜか「かっこよさ」の値は低い。
- 魔道士のローブ
- 『V』より登場。
- 魔法使いのために開発された緑もしくは紫色のローブ。フードが付いたデザイン。胸のレリーフに魔法の石が付いており、炎系攻撃呪文のダメージを軽減する。『バトルロードII』では、着用者の攻撃呪文の威力を高める。
- 賢者のローブ(けんじゃのろーぶ)
- 『V』より登場。
- 古代の賢者が着ていたという薄紫色のローブ。攻撃呪文のダメージを弱めてくれる。金色でフード・マントも付いた重厚なデザインの物もある。
- ダークローブ
- 『V』より登場。
- 闇の魔力を持った黒色のローブ。仲間モンスターしか着用できないが、呪文に対する防御効果は抜群。
- プリンセスローブ
- 『V』より登場。
- 慈愛の心を持つ女性だけが着用できる、王妃や姫君のためのローブ。大きなリボンが付いており、ドレスのようにも見えるデザイン。攻撃呪文(Vでは炎・吹雪)から高貴な女性を守ってくれる。錬金でクインローブ→エンプレスローブに強化可能。
- ドラゴンローブ
- 『VI』より登場。
- ドラゴンの皮や魔法の布で作られたローブ。首周りや肩当てのデザインにもドラゴンの意匠が込められている。炎、吹雪、呪文のダメージを大幅に軽減する。
- 風のローブ(かぜのろーぶ)
- 『VII』より登場。
- 風を司る種族に伝わるローブ。風のように素早い動きで、相手の攻撃をかわす。
- 清き衣(きよきころも)
- 『VII』より登場。
- ユバールの民の中でも、選ばれた踊り手のみに着用が許される。頭に着けるヴェールとセットになっているウェディングドレスのようなデザイン。デイン系以外の攻撃呪文のダメージを軽減する。
- 紅蓮のローブ(ぐれんのろーぶ)
- 『VIII』より登場。
- 全体が炎のように赤く染まったローブ。発熱作用のある薬草の汁で染めてあるため、「最高の防寒具」として伝わっている。実際に吹雪に対して強い耐性を持つ。
- シェンロンローブ
- 『IX』より登場。
- ドラゴンローブが錬金で強化されたローブ。神竜の力が宿されており、呪文が効きにくくなる。
- 天使のローブ(てんしのローブ)/大天使のローブ(だいてんしのローブ)/ケルビムのローブ/セラフィムのローブ
- 『IX』に登場。
- 「最強のローブ」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。死の呪文への耐性を持つ。
- 天使のローブと、非常に貴重な道具を練成すると大天使のローブに、さらに練成するとケルビムのローブになる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」してセラフィムのローブになることがある。
- ケルビムのローブは失敗といっても、他のローブをはるかに凌駕する程度の防御性能は有している。また、ある手段で天使のローブに退化させ、錬金をやり直すこともできる。
マント[]
マントというと通常は背中に着用するというイメージがあるが、実際は両側の裾を持って前に廻すと、首から下をスッポリと覆ってくれる。魔法の力の掛かったマントは見た目以上の防御力を発揮する。
- 闇の衣(やみのころも)
- リメイク版『III』より登場。
- 闇の神の信者が着ていたというマント。着た者を闇に溶け込ませ、攻撃を当たりにくくする。大魔王ゾーマがまとい、光の玉によってはぎとられる「闇の衣」のことではない。
- 毛皮のマント(けがわのまんと)/レザーマント
- 『V』より登場。
- 後者は『VIII』での名前。動物の毛皮を加工したマント。基本は防寒具だが毛皮がクッションとなるため、防御効果が高い。炎や吹雪に対する耐性はない。
- 王者のマント(おうじゃのまんと)
- 『Ⅴ』に登場。
- 天空の武具より強い「四大武具」の一つ。この世に光をもたらす真の王者のみが身に着けられるマント。物理、呪文、ブレス、全ての攻撃に高い耐性を誇る。紫色のオリジナル版と赤色のリメイク版がある。
- オラクル屋の暖簾(おらくるやののれん)
- リメイク版『Ⅴ』に登場。
- 名産品の一つ。名前の通り本来は店の入り口に吊る暖簾で、ホイミスライムが三匹つながったデザイン。スライム系モンスターが装備できる鎧としても使用できる。その形状から体に巻きつけて装備すると思われるため、便宜上この項に入れた。
- ビロードマント
- 『VIII』より登場。
- ビロード生地で作られた高級なマント。貴族の愛用品で、式典や儀式などの公式の場でも正装として認められている。
水着/下着[]
『III』の女戦士が着ているようなビキニアーマーは、ファンタジー物の定番の一つだが、本作ではビキニやワンピースの水着その物が防具として登場している。単純に雰囲気だけを楽しむものから、魔法の力で身体を防護する実用的なものまである。さらにその延長線上で下着の防具(主に女性用)が登場している。常識的に考えればこれらの下着防具を「装備する」とは、普段の衣装の下に着ることだと思いがちであるが、各作品中のメッセージや『VIII』の衣装チェンジシステムなどを見る限り、どうも普段の衣装を脱いで装備した下着姿で歩き回っているらしい。水着同様、魔法の力が込められているものも存在する。
- 危ない水着(あぶないみずぎ)
- 『III』およびMSX版『II』より登場。
- 一応ワンピース型の赤い水着だが、極限まで布地を減らした刺激的なデザイン。防御力も1しかないため、完全に雰囲気だけを楽しむアイテム。値段はひどく高価。MSX版『II』ではイベントで王女が装備すると専用デモムービーが流れ、リメイク版『III』では後述のビキニ類も含めて女性キャラに装備させると、それぞれ専用のキャラグラフィックに変更される。『IX』では装備が上下半身に分かれたことによりビキニ水着となり、「危ない水着上」「危ない水着下」の2つが存在する。
- 魔法のビキニ(まほうのびきに)
- 『III』より登場。
- 魔力の込められた布地で作られたビキニ。物理防御力のみを重視した黄色いタイプと、攻撃呪文のダメージも減らせる青地に金の模様のタイプ(パレオ付き)がある。後者は『VIII』のゼシカに装備させるとグラフィックが変化する。
- 神秘のビキニ(しんぴのびきに)
- リメイク版『III』より登場。
- 白い翼をかたどったデザインの、伝説のビキニ。装備していると一歩ごとに体力が回復する。公式イラストではブラジャー部分にベルトやストラップなどが確認できないため、「胸のところはどうやってくっついているのか」が一部ファンの間で話題になった(ちなみに当時はヌーブラが存在しなかった)。
- ステテコパンツ
- 『III』より登場。
- 男性用のステテコ。絵の上ではトランクスのようにも見える、紺の縦縞のデザイン。通気性やフィット感などから愛用者が多く、びっくりサタンなど魔物にもファンが多い。ちなみに布の服より丈夫。
- ブーメランパンツ/ビクトリーパンツ
- 『IX』より登場。
- 男性用の水着。競泳や飛込み・水球などの競技用に使用されているブーメランパンツのデザイン。見た目の割りには攻撃・回復魔法を強化させる能力を持つ。
- エッチな下着(したぎ)
- 『V』より登場。
- 黒いレースのブラジャーとショーツのセット。オリジナル版『Ⅴ』の公式イラストではこれにガーターベルトとタイツが付いていた。身体にフィットするデザインのため、防御効果もそれなりにある。
- レースのビスチェ
- 『V』より登場。
- 薄いレースのビスチェ。色は水色もしくは白。首や肩のストラップで吊るタイプ。女性の肌を守るために丈夫に作られている。後述のシルクのビスチェもそうだが、基本的に大人用のデザインなのに十歳前後の「女の子」も装備できる。
- シルクのビスチェ
- 『V』より登場。
- シルク素材のビスチェ。色はピンクもしくは白。レースのビスチェより頑丈で、ときには魔法の鎧に匹敵する防御効果をもたらす。『VIII』にも登場するが衣装チェンジはできなかった。
- 神秘のビスチェ(しんぴのびすちぇ)
- 『VII』より登場。
- 誰がどのように作ったのか不明だといわれる、究極のビスチェ。白いレースで飾られており、装備者の気力を高め、一歩ごとに体力を回復させる。天使の翼が付いた青いタイプもあり、こちらは敵の攻撃をかわしやすくなる。ゼシカに装備させるとグラフィックが変化し、それによると専用のパンツとストッキングも付いているようだ。
- 夢のキャミソール(ゆめのきゃみそーる)
- 『VII』より登場。
- 美しいピンク色のキャミソール。透けるような薄い布で作られているが、下着系では屈指の防御力を誇る。人間どころかモンスターすらも、たまに見とれて行動不能になる。『VII』ではマリベルが装備するとグラフィックが変化する。
- 危ないビスチェ(あぶないびすちぇ)
- 『VIII』より登場。
- 肌を覆う面積が少ない、扇情的な黒いビスチェ。守備力が1しかない、衣装チェンジ用の装備。ゼシカに装備させるとグラフィックが変化し、それによると専用のパンツやストッキングも付いているようだ。
- いけない水着(みずぎ)上/下
- 『IX』より登場。
- 危ない水着よりもさらに刺激的といわれる水着。完全に趣味・観賞用の危ない水着と違って守備力はそれなりに高く、原理は不明だが属性防御効果も持つ。
- 際どい水着(きわどいみずぎ)上/下
- いけない水着よりもさらに過激な水着。外見に反して防御力は並大抵の鎧を上回り、いけない水着と同様に原理は不明だが属性防御効果も持つため、実用に十分耐え得る性能を持つ。
盾(たて)[]
片手(利き腕の反対側)で扱い、敵の攻撃を防ぐ「たて(盾)」。その用法から扱うのに腕力を要求する、片手がふさがるなどの特性があり、キャラによっては一部の軽いものしか装備できなかったり、全く装備できなかったりする。その為か種類は比較的少なく、非売品の「伝説の盾」はもっと少ない。道具として掲げると魔法のバリアが発動するものも多い。
- 皮の盾(かわのたて)
- 『Ⅰ』より登場。
- 円形の樫の木の板に動物の皮を貼った盾。形状としてはサークルシールド。
- 多くの場合、表面にはアリやクモのような六対(12本)の足の虫のエンブレムが描かれているが、その由来は不明である。軽くて扱いやすいため、装備できる者が多い。村人も自衛用に購入しているのか、民家のタンスで見つかることも多い。「不思議のダンジョンシリーズ」ではさびない上にお腹が減りにくいという特性を持つ。
- 鉄の盾(てつのたて)
- 『Ⅰ』より登場。
- 鉄の板を数枚つなぎ合わせて加工した盾。形状は細長く上の方が幅広の菱形のカイトシールド。
- 表面には双頭の鳥のエンブレムが描かれている。かなりの重量があり、鍛えた戦士でなければ装備できない。
- 作品によっては炎や吹雪の攻撃のダメージをわずかばかり減らすことができるが、これは『ベオウルフ』で、主人公が鉄の盾でドラゴンの炎を防いだことから来ていると思われる。
- 水鏡の盾(みかがみのたて)
- 『Ⅰ』より登場。
- その名の通り、表面が鏡のように磨かれ光り輝いている円形盾(後述する「ミラーシールド」とは別物)。素材は白銀とも、鋼鉄より硬い特殊金属とも、ミスリル銀だともいわれる。水鏡の名は、水のごとく受け流すことから来ているとも。
- 盾の周囲にルーン文字が書かれ、中心に女神らしき女性の顔が描かれた物と、つるつるで何も描かれてない物がある。『V』以降炎や熱の呪文やブレスに対して耐性を持ち、ダメージを和らげる。『Ⅰ』では最強の盾だった。
- 鋼鉄の盾(はがねのたて)
- 『Ⅱ』より登場。
- 分厚い鋼鉄の一枚板を切り出して加工した盾。中心に丸いエンブレムが付いた、上の方が幅広の変形八角形のカイトシールド。もしくは鉄の盾と同じ形状の色違い。
- つなぎ目のない一体成型である事もあり、鉄の盾より頑丈で耐性も強いが、その分重量もかさむ。鉄の盾と比べると登場頻度は少ない。
- 力の盾(ちからのたて)
- 『Ⅱ』より登場。
- 大地の精霊の加護を受けた防御力の高い円形盾。青い宝玉を中心に装飾の入った銀と金が囲っている。道具として使うとベホイミの効果で自らの傷を癒す。装備できない者も道具として使うことはできる。
- ロトの盾(たて)/勇者の盾(ゆうしゃのたて)
- 『Ⅱ』より登場。
- 『Ⅰ』『Ⅱ』『Ⅲ』の「ロト三部作」のうちの二作品に登場した、伝説の盾。アイテム物語によると極上のミスリルで出来ているとの事。ロトの時代から数百年の間行方不明になっており、『Ⅰ』には登場しなかった。
- 青地に金の縁取りとロトの紋章、ルーン文字で「ROTO」の署名入り。『Ⅲ』では「勇者の盾」として登場、紋章のデザインが違っていた。炎と吹雪の攻撃を防ぐ。
- さびついた盾
- 『IX』に登場。錬金によりロトの盾として復活する。
- 死神の盾(しにがみのたて)
- 『Ⅱ』より登場。
- 地獄の悪魔が、人間界に漂う霊魂を集めて作り出した盾。悪魔の顔がある茶色のものと、死神の姿のレリーフが彫られた黒色のものがある。呪いによって持ち主の自由を奪う。
- お鍋の蓋(おなべのふた)
- 『Ⅲ』より登場。
- 木製の鍋蓋を加工し、盾に仕立て上げたもの。気休め程度の防御効果しか持たないが、軽いのが利点。日用品としてタンスから発見されたりすることも多い。
- 青銅の盾(せいどうのたて)
- 『Ⅲ』より登場。
- 青銅製の板を組み合わせた盾。薄い青・緑色で、多くの作品では湾曲した縦長長方形。『Ⅷ』からデザインが変わった。鉄の盾よりは軽いが、それでもある程度の腕力は要求される。後ろにスッポリと隠れられるほど大きいという説も。
- 鱗の盾(うろこのたて)
- 『Ⅲ』より登場。
- 大型生物の鱗、もしくはウロコ状の金属片を表面にびっしり貼り付けた盾。青銅の盾より軽いが、青銅とどちらが強いかは作品によって異なる。「不思議のダンジョンシリーズ」では敵の毒攻撃を防ぐ特性がある。
- 魔法の盾(まほうのたて)/マジックシールド
- 『V』より登場。
- ミスリル銀製の、紫色の円形盾。魔除けのルーン文字や金の装飾、魔法のオーブが埋め込まれている。オーブの色は金と青の二種類がある。
- 鉄の盾より軽く丈夫で、攻撃呪文などにある程度の耐性を持つ。『Ⅴ』では「マジックシールド」の名前で登場した。
- ドラゴンシールド
- 『IV』より登場。
- ドラゴンの皮・角・ウロコなどを加工して作った緑色の円形盾。ドラゴンの顔がデザインにあしらわれている。
- ドラゴンなどの炎や吹雪を防いでくれる、高性能な盾。
- 風神の盾(ふうじんのたて)
- 『IV』より登場。
- 風神の力が宿った円形盾。顔のレリーフの周囲に回転するプロペラが付いている。
- 道具として使うと敵を吹き飛ばして戦闘から離脱させる。その場合お金と経験値は得られない。バシルーラの呪文と同じ効果との事だが、同呪文が登場しない作品では画面効果はニフラムの物になっている。風を吹き出すのはプロペラではなく顔レリーフの口からだという説もある。
- 嘆きの盾(なげきのたて)
- 『Ⅲ』より登場。
- 遮光器土偶の顔が縦にいくつも並んだようなデザインの盾。古代に魔物に倒された人たちの呪いが掛かっている。
- 自分を守るために他人を犠牲にするがごとく、装備者が受けたダメージを半減させた、残りの分を他のメンバーに与えてしまう。
- オーガシールド
- 『V』より登場。
- 巨人族が鍛えたとも使っていたともいわれる、巨大で重い盾。
- その重量から使う者を選ぶが、炎や吹雪のダメージを軽減できるものが大半。
- 「不思議のダンジョンシリーズ」では、防御性能は悪くないもののお腹が減りやすくなるという問題を抱えているため敬遠されがちな盾。
- ミラーシールド
- 『Ⅳ』より登場。
- 魔族の呪文に対抗するべく、魔法使いが戦士のために開発した盾。上記の水鏡の盾とは別物。
- 中央にはめ込まれた魔法の鏡で、攻撃呪文のダメージを軽減し、さらに受けたダメージの一部を敵に反射する。味方の回復呪文は跳ね返さない。FC版ではメタル系にもはね返していたが、リメイク版ではそうではない。ミラーアーマーなどのように一定確率で全ての呪文を跳ね返してしまうタイプも存在する。
- 天空の盾(てんくうのたて)
- 『Ⅳ』より登場。
- 「天空三部作」のうち『Ⅳ』と『Ⅴ』に登場する、伝説の盾。天空の神から勇者に与えられる。全体が白銀に輝いており、緑の飾り模様と竜の首のシンボルが付いている。その美しさはアリーナをして「盾は好きじゃないけどこれは装備してみたい。どっちみち無理だけどね」と言わしめている。
- 炎と吹雪に耐性を持つほか、道具として使うとマホカンタが発動する。
- 『モンスターバトルロードⅡ』の筐体デザイン(モニター部分)に取り入れられている。
- はぐれメタルの盾(たて)
- 『Ⅳ』より登場。
- 中央にはぐれメタルのマークが付いている、最強クラスの盾。鈍い銀色に輝く。軽いのか非力な魔法使いでも装備でき、特にマーニャはこれしか盾を装備できない。
- 炎や吹雪への耐性のほか、道具として使うとマホステが発動する。
- 魔界の盾(まかいのたて)
- リメイク版『Ⅳ』に登場。
- 勇者の「天空の武具」に対抗する、「魔界の武具」の一つ。魔王から魔界の勇者に与えられる。魔界の金属で作られており、灰色に輝く。顔のようなデザインの威圧的な盾。
- 炎と吹雪に耐性を持つが、道具としての特殊効果は持たない。
- 炎の盾(ほのおのたて)
- 『Ⅴ』より登場。
- 炎をかたどったデザインの赤い盾。実際に炎の精霊を封じ込めてある。
- 装備するだけでも冷気攻撃から身を守り、さらに道具として使うとバリアが発動して味方全員を冷気から守る。
- ダークシールド
- 『Ⅴ』より登場。
- 仲間モンスター専用の、不気味な魔力を秘めた盾。オリジナル版とリメイク版でデザインが違う。
- 相手の魔力を吸い取る作用があり、道具として使うとマホキテの呪文が発動する。
- 破滅の盾(はめつのたて)
- 『Ⅴ』より登場。
- 細長い目が縦にいくつも並んだ、不気味な呪われし盾。瞳の部分には魔物の魂を封じた呪いの石がはめ込まれている。
- 全く防御の役に立たず、盾でありながら防御力ゼロになったり、呪文のダメージが増加したりして、文字通り持ち主を破滅に導く。自分が受けたダメージを仲間に肩代わりさせる物もある。その正体はとある伝説の盾だという説もあり、その場合は錬金で呪いを解くと真の姿を現す。
- 光の盾(ひかりのたて)
- 『Ⅴ』に登場。
- 天空の武具より強い「四大武具」の一つ。四大武具の中では最も入手しづらい。オリジナル版では五角形、リメイク版では円形。
- 失われた伝説の金属から作られた。周囲の大気中にある光の粒子を吸収し、オーラを形成して炎や吹雪を防ぐ。
- メタルキングの盾(たて)
- 『Ⅴ』より登場。
- メタルキングのレリーフが彫られた、最強の盾。メダル王のごほうびとして登場することが多い。
- 攻撃呪文やブレスを防ぐものと、ラリホー、マヌーサ、メダパニ、ザキの状態異常呪文を防ぐものがある。
- 大きなメダル(おおきなめだる)
- リメイク版『Ⅴ』に登場。
- 名産品の一つ。小さなメダルをそのまま巨大にしたような物体で、元々は盾ではなかった。
- 太古のある人物が全世界規模の宝探し大会を行おうと複数製作、魔法で世界中にばらまいた。しかしその大きさゆえに飛んだ先で怪我人を出したり建物を壊したりしたため、失敗作としてすぐに回収された。その多くは鋳潰されて小さなメダルの材料とされ、唯一現在に残ったものも、メダル王に座布団代わりに使われるなど冷遇されていた。使い道を探す過程で盾にも改造されたものの、大きくて重たいため誰にも装備できなかったという。
- 仲間モンスター専用の盾。強大な筋力があるモンスターしか扱えない。
- シルバートレイ
- 『Ⅵ』より登場。
- 銀製のトレーを盾に改造したもの。防御力はそれなりだが、かっこよさは高い。特にバニールックと合わせるとボーナスポイントが付く。後の作品では錬金によって純金製の「ゴールドトレイ」、白金製の「プラチナトレイ」が登場する。
- プラチナシールド
- 『Ⅵ』より登場。
- プラチナ製のゴージャスな盾。金の装飾が施されている。
- 中央の緑色の宝玉の力で、呪文や炎のダメージを軽減する。
- エンデの盾(たて)
- 『Ⅵ』に登場。
- 防具職人エンデの最新作で、世界に一つしかない。金の縁取りが施された茶色の盾で、一番上には丸い覗き穴が空いている。炎のダメージを軽減できる。
- スフィーダの盾(たて)
- 『Ⅵ』に登場。
- 天空の盾に酷似した、伝説の盾。ドラゴンのシンボルが付いていないのが一番の違い。代わりに十字マークが付いている。名前の由来など一切が不明。
- 氷系に対して耐性を持つ。道具として使うと、一度だけ呪文を跳ね返すマホターンが発動する。
- キトンシールド
- 『Ⅶ』より登場。
- 子猫の顔の形をした、もしくは子猫のマークが付いたかわいらしい盾。女性に大人気。特殊効果はないが軽くて丈夫。
- ホワイトシールド
- 『Ⅶ』より登場。
- 十字型、もしくは円形の白い盾。前者は十字架があしらわれており、古の戦いで兵士が持っていたという。退魔の力があるというが、具体的な特殊効果はない。後者は鉄を銀で強化しており、炎や吹雪を少し防ぐ。
- 氷の盾(こおりのたて)
- 『Ⅶ』より登場。
- 決して溶けない魔法の氷で作られた盾。放射状のデザインと、氷の結晶をかたどったデザインの二種類がある。
- 装備するだけで炎攻撃を防ぎ、道具として使うと冷気のバリアが味方全員を守る。
- ドルフィンシールド
- 『Ⅶ』より登場。
- イルカをイメージした、マリンブルーの装飾が施された菱形の盾。
- 海原を旅する者たちのために、特技「つなみ(津波)」のダメージを防ぐ特殊効果が施されている。
- トルナードの盾(たて)
- 『Ⅶ』より登場。
- 神の聖風が巻き起こした竜巻から生まれたという伝説の盾。逆三角形をしており、竜巻や渦潮のような螺旋模様が施されている。
- 中央の宝石から真空の刃が放たれるというが、バギ系呪文は発動しない。その代わりに吹雪を相殺し、道具使用で呪文を一度だけ跳ね返す。。「だいじなもの」の一種「聖者の盾」はこれをかたどったオブジェ。
- 騎士団の盾(きしだんのたて)
- 『Ⅷ』に登場。
- 教会の聖印が施された、聖堂騎士団専用の盾。ただし、劇中で通常の団員が使用するシーンは登場せず、色もククール独自の制服(上記の「騎士団の服」)に合わせたかのように赤い。鉄の盾と同等の性能を持つ。
- ライトシールド
- 『Ⅷ』より登場。
- その名の通りライト(軽い)な円形盾。木の板を鉄の枠で補強してあり、丈夫で扱いやすい。
- ボーンシールド
- 『Ⅷ』より登場。
- 金属より硬い魔物の骨で作られた盾で、煮るとダシが取れるらしい。
- 聖女の盾(せいじょのたて)
- 『Ⅷ』より登場。
- 聖女の顔が中央にあしらわれている、水鏡の盾の旧デザインを受け継いだかのような円形盾。
- 聖女の加護で、炎や吹雪の勢いを相殺する。『Ⅷ』ではゼシカしか装備できない。
- 『IX』では破滅の盾を錬金して呪いを消し去り入手。こちらは男女共用である。
- 大親分の盾(おおおやぶんのたて)
- 『Ⅷ』より登場。
- 伝説の大親分の顔が、表面いっぱいにでかでかと描かれた盾。
- 鋭い眼光に敵がひるむとの事で、道具として使うとルカナンが発動する。
- 女神の盾(めがみのたて)
- 『Ⅷ』より登場。
- 女神の祝福を受けた聖なる盾。翼のある女神のレリーフが彫られている。
- 守護の領域を作り出し、炎や吹雪、呪文の威力を半減させる。
- 『IX』では聖女の盾をさらに練成して完成する。
- 竜神の盾(りゅうじんのたて)
- 『Ⅷ』に登場。
- 竜神族に伝わる伝説の盾。メタルキングの盾にも劣らぬ守備力を持つ。
- メタスラの盾(たて)
- 『IX』に登場。錬金によりメタスラ→はぐれメタル→メタルキングの盾と強化されていく。
- 輪廻の盾(りんねのたて)/永遠の盾(えいえんのたて)/メビウスの盾(たて)/ウロボロスの盾(たて)
- 『IX』に登場。
- 「最強の盾」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。呪文を防ぐ結界を作り出すという。
- 輪廻の盾と、非常に貴重な道具を練成すると永遠の盾に、さらに練成するとメビウスの盾になる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」してウロボロスの盾になることがある。
- メビウスの盾は失敗といっても、他の盾をはるかに凌駕する程度の防御性能は有している。また、ある手段で輪廻の盾に退化させ、錬金をやり直すこともできる。
兜(かぶと)/頭(あたま)[]
頭を防護する防具を、本作では基本的に「かぶと」と呼称する。『IX』では「アタマ」と変更されている。このカテゴリーは『II』で初登場した。本項では名前に「兜」と付くものを「ヘルム」の項で、「帽子」と付くものとその他軟質素材のものを「帽子」の項で、髪飾りなど残りを「その他」で解説する。
ヘルム[]
重量のある兜を装備するには、それ相応の筋力が要求される。そのため、装備できるのは主に戦士系のキャラクターである。『Ⅱ』で登場した頭の防具は3種類で、その内2種類が(事実上)主人公専用の兜だった。
- 鉄兜(てつかぶと)
- 『Ⅱ』より登場。
- 一般に使用されている兜で、後頭部に飾り房(フリンジ)が付いている。フリンジの色は赤や黄色など様々。『Ⅱ』では唯一市販されている頭の防具。
- ロトの兜(かぶと)
- 『Ⅱ』に登場。
- 「ロト三部作」のうち『Ⅱ』のみに登場する、伝説の兜。ただし『Ⅲ』にはこれの前身となるアイテム(王者の剣⇒ロトの剣など)が存在せず、『Ⅱ』でもその実在は疑問視されていた。この事については「元々は光の鎧の一部であり、『Ⅰ』の時代までは兜は鎧のパーツの一つとみなされていたのが、のちに分離してバラバラになったのでは」などなど、様々な解釈がある。言うまでもなく防御力は折り紙つき。
- さびついた兜(かぶと)
- 『IX』に登場。錬金によりロトの兜として復活する。
- 鉄仮面(てっかめん)
- 『Ⅲ』より登場。
- 顔面と首まで覆う兜。顔面の部分は開閉可能。防御力は高いが、重量と視界の狭さがネック。
- 不幸の兜(ふこうのかぶと)
- 『Ⅲ』より登場。
- 死者の魂が宿った兜。禍々しい文様が刻まれており、呪いによって装備者の「うんのよさ」をゼロにし、状態異常にかかりやすくしてしまう。
- ミスリルヘルム
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- ミスリル製の兜。首周りまで覆うデザインで、防御力が高い上に軽いので様々な職業の者が装備できる。
- グレートヘルム
- 『V』より登場。
- モヒカンヘアーのような毛の飾りが付いた兜。黒地に金の装飾が施されている。魔法の金属で作られており、市販品に限れば最強クラスで、名だたる名戦士たちも愛用していたという。
- オルテガの兜(かぶと)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 勇者の父オルテガが、旅立ちの際に送られた兜。二つの角が付いた無骨なデザイン。SFC版公式ガイドブックの表紙に銀箔で描かれている。ラリホー、マヌーサ、ルカナンが効きにくくなる。
- 天空の兜(てんくうのかぶと)
- 『Ⅳ』より登場。
- 「天空三部作」のうち『Ⅳ』『Ⅴ』に登場する、伝説の兜。『Ⅳ』の主人公が公式イラストで装備している。しばしば「金輪」と形容される、ヘルメットと言うよりヘッドギアのようなデザインで、外見上は守備力が高そうには見えない。額の宝玉からバリアを発して頭部を保護するようだ。耳の部分にはドラゴンのヒレらしき装飾が施されている。時には眠りやマヒなどの状態異常からも勇者を守る。『Ⅴ』では、新たな主人(男の子)が被ると彼の頭の大きさに合わせて縮むという現象を見せた。
- 『IX』では伝説の装備としてではなく、「歴代主人公のコスプレ装備」として登場した。
- はぐれメタルヘルム
- 『Ⅳ』より登場。
- 未知の素材で作られた、最強クラスの兜。額にはぐれメタルマークが付いている。ラリホー、メダパニにかかりにくくなる。
- 魔界の兜(まかいのかぶと)
- リメイク版『Ⅳ』に登場。
- 勇者の「天空の武具」に対抗する「魔界の武具」の一つ。対峙した者に畏怖の念を植えつける兜で、魔界の勇者の装備品。正当な持ち主以外が装備すると、その者の意思を乗っ取り破滅へと導くという。逆に選ばれた魔界の勇者には、状態異常から守る恩恵を与える。
- サタンヘルム
- 『Ⅴ』より登場。
- 悪魔の力が込められた兜。同名の魔物(サターンヘルム)と同じ物かは不明。仲間モンスターなら安全に装備できるが、人間が装備すると呪いで体が動かなくなる。
- 知力の兜(ちりょくのかぶと)
- 『Ⅴ』より登場。
- ヘッドギア状の金色の兜。魔術師のために作られた物で、装備者の知力を上げる効果がある。
- メタルキングヘルム
- 『Ⅴ』より登場。
- メタルキングマークがあしらわれた最強の兜。見た目と硬度に反して軽いようで、装備できる者が多い。肉体だけでなく時には精神も保護してくれる。
- スライムメット
- 『Ⅵ』より登場。
- スライム族専用の兜。サイズさえ合えば人間でも装備可能。
- プラチナヘッド
- 『Ⅵ』より登場。
- プラチナ製の兜。騎士の典礼用に作られ、金の装飾が施されている。鎧・盾・兜そしてプラチナソードを一度に装備するとかっこよさボーナスがもらえる。
- エンデの兜(かぶと)
- 『Ⅵ』に登場。
- 防具職人エンデ入魂の作。茶色いシンプルな造形の兜。兜としては珍しく、攻撃呪文のダメージを軽減できる。エンデシリーズの防具は鎧・盾・兜、どれか一つしか入手できない。
- セバスの兜(かぶと)
- 『Ⅵ』に登場。
- 色以外は天空の兜に酷似した、伝説の兜。名前の由来も含めて全てが謎に包まれている。選ばれた者以外は装備できない。
- バイキングメット
- 『Ⅶ』より登場。
- バイキングが身に付けていた、牛のような大きな角が付いた兜。
- バーサカヘルム
- 『Ⅶ』より登場。
- 混沌の渦の文様が彫られた、呪いの兜。装備する者を狂気に落としいれ、バーサーカーのごとく見境なく戦う混乱状態にする。
- デュゴンの兜(かぶと)
- 『Ⅶ』より登場。
- 幻の海獣デュゴンのヒレをかたどった飾りのついた青い兜。首まで覆うデザインで、海の男の強さの証だった。マホトーンやメダパニにかかりにくくなる。
- フエーゴの兜(かぶと)
- 『Ⅶ』に登場。
- 怒り狂う炎の渦を治めるために神が生み出した伝説の兜。ヘラジカを思わせる大きな角が付いている。ラリホー、ザキ、メダパニから装備者を守る。「だいじなもの」の一種「聖者の兜」はこれをかたどったオブジェ。
- アイアンヘッドギア
- 『Ⅷ』より登場。
- 黒い厚手の布の上から鉄のパーツで補強したヘッドギア。軽さと防御効果を両立させている。
- 猛牛ヘルム(もうぎゅうへるむ)
- 『Ⅷ』より登場。
- 雄牛の頭をかたどった兜。ミスリル銀の魔法的作用によるものなのか、偶然誕生した物だという。ツノは力と勇気の象徴。上記のバイキングメットと酷似しているが別物。
- 髑髏の兜(どくろのかぶと)
- 『Ⅷ』より登場。
- 魔界の王が使っていたという、魔物の頭蓋骨を利用した兜。人間が被ると呪いで腕の力が奪われ、攻撃力がゼロになってしまう。
- 竜神の兜(りゅうじんのかぶと)
- 『Ⅷ』より登場。
- 竜神族に伝わる伝説の兜。ドラゴンの頭部をイメージしたデザイン。竜神の鎧とセットで装備すると主人公の姿が変化する。
- 竜戦士の兜(りゅうせんしのかぶと)
- 『IX』に登場。
- グレイナルの背中に乗る資格の防具。鉄仮面同様顔が完全に覆い隠れる。
- メタスラヘルム
- 『IX』に登場。錬金によりメタスラ→はぐれメタル→メタルキングヘルムと強化されていく。
- 慈愛の兜(じあいのかぶと)/祝福の兜(しゅくふくのかぶと)/奇跡の兜(きせきのかぶと)/審判の兜(しんぱんのかぶと)
- 『IX』に登場。
- 「最強の兜」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。
- 慈愛の兜と、非常に貴重な道具を練成すると祝福の兜に、さらに練成すると奇跡の兜になる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」して審判の兜になることがある。
- 奇跡の兜は失敗といっても、他の兜をはるかに凌駕する程度の防御性能は有している。また、ある手段で慈愛の兜に退化させ、錬金をやり直すこともできる。
帽子[]
兜を装備できないキャラクターは、主にこちらを選択する。木製などの比較的硬いもの、軟らかさで逆に衝撃を吸収すると説明されるものなど、種類や材質は様々。魔法の力を秘めているものも多い。
- 不思議な帽子(ふしぎなぼうし)
- 『Ⅱ』より登場。
- 「魔女の帽子」をイメージさせる、丸いひさしの付いた青色のとんがり帽子。とんがり部分に目の模様が6つ連なっている。大魔術師の精気が宿っており、装備すると少ないMPで呪文を使えるようになる。
- 皮の帽子(かわのぼうし)
- 『Ⅲ』より登場。
- 動物の皮をなめし、小さいクッションのようなパーツに仕立て上げ、それをつなぎ合わせて作った帽子。軽くて安価なため、駆け出しの冒険者に愛用される。
- 木の帽子(きのぼうし)
- 『IV』より登場。
- 樫などの硬い木材を削りだして作った帽子。表面を丸くし、装飾的に彫刻したオリジナル版と、木の幹の表面や枝の跡などをそのまま活かしたリメイク版がある。
- ターバン
- 『Ⅲ』より登場。
- 長い布を頭部に巻きつけて帽子のように使用する。額の部分に飾りの宝石が付いている。『Ⅲ』の男商人が公式イラストで装備している。
- 黒頭巾(くろずきん)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 忍者の使用する頭巾。口の部分まで覆い、額には鉢金(はちがね)が付いている。盗賊が主に使用する。
- 羽根帽子(はねぼうし)
- 『Ⅳ』より登場。
- ふわふわの白い毛皮のようなデザインに青い羽飾りが付いた帽子。内側に綿が貼ってあるのでクッション効果が高い。基本的に市販品だが、主人公の親友シンシアの形見でもある。
- 幸せの帽子(しあわせのぼうし)
- 『Ⅳ』より登場。
- 円錐型の本体に丸いひさしの付いた、ピンク色の派手な帽子。蔓を巻いた不思議な花が頭頂部にあしらわれており、装備して歩くとMPが少しずつ回復する。
- とんがり帽子(ぼうし)
- 『Ⅴ』より登場。
- スライムの頭の形に合わせたかのような、丸くて頭頂部だけちょこんととんがった水滴型の帽子。サイズさえ合えば人間でも被れる。
- 貝殻帽子(かいがらぼうし)
- 『Ⅴ』より登場。
- サザエのような大型の巻貝の貝殻を帽子に転用したもの。スライム系と相性がいいほか、ネーレウスなどのほかのモンスターも被っている。
- シルクハット
- 『Ⅴ』より登場。
- イギリス紳士が被るような、文字通りの黒いシルクハット。丈夫にできており守備力も高い。
- 風の帽子(かぜのぼうし)
- 『Ⅴ』より登場。
- 風の精霊を封じた帽子。キメラの翼のような羽飾りが両側に付いており、移動中に道具として使うと、そのキメラの翼と同じ効果で移動する。ルーラの呪文と同じか否かは作品によって異なる。
- 山彦の帽子(やまびこのぼうし)
- 『Ⅴ』より登場。
- 頭頂部にフリンジが付いた洗面器のような形の緑色の帽子。山の妖精の力が宿っており、装備して呪文を唱えると、唱えた呪文が一度発動した後に山彦となってこだまして返ってきて、再度同じ呪文が発動する。つまり攻撃でも回復でも、一回の呪文で二回分の効果がある。そのあまりの威力ゆえか、リメイク版『Ⅴ』では削除された。
- 知識の帽子(ちしきのぼうし)
- 『Ⅶ』より登場。
- 頭頂部からヒモが伸び、その先端に毛玉飾りが付いている茶色いベレー帽。偉大な賢者の知識を封じ込めてあり、被った者に無限の知識を提供する。装備すると賢さが飛躍的に上がる。
- キャプテンハット
- 『Ⅶ』より登場。
- 海賊の船長が被る正装用の帽子。黒地にしっかりとドクロマークが付いている。基本は布製だが金属板が内側に貼ってあり、戦闘にも使えるように考慮されている。
- 石の帽子(いしのぼうし)
- 『Ⅷ』より登場。
- 人間の頭ぐらい大きい石をくり抜いてアゴヒモを取り付け、被れるようにしたもの。その硬さゆえ守備力は高いが、重たくかっこ悪い。
- ブロンズキャップ
- 『Ⅷ』より登場。
- 青銅製の帽子。鉄兜などと比較しても守備力は遜色なく、しかも軽いため、城の衛兵の標準装備ともなっている。
- マジカルハット
- 『Ⅷ』より登場。
- いわゆる「魔女の帽子」の系列のデザインの、白とオレンジの派手な帽子。頭頂部やツバの周囲に宝玉らしき丸い装飾が付いている。魔法の糸で織られた布で作られ、防御効果はそれなりに高いがステータスアップなどの副次効果が存在しない「微妙な帽子」。
- インテリハット
- 『Ⅷ』より登場。
- 上記の「知識の帽子」と似た、被ると賢くなるベレー帽。こちらは紺色で房飾りが付いている。
- ミネルヴァミトル
- しわよせの帽子(ぼうし)
- 『Ⅸ』に登場。
- 悲劇的に格好悪い帽子。錬金により幸せの帽子となる。
- 春風の帽子(はるかぜのぼうし)/夏雲の帽子(なつぐものぼうし)/秋雨の帽子(あきさめのぼうし)/冬空の帽子(ふゆぞらのぼうし)
- 『IX』に登場。
- 他の武器・防具と違って「錬金大成功」は存在せず、錬金するごとに春風→夏雲→秋雨→冬空→春風…と変化していく。それぞれ異なる攻撃への耐性を持つ。
髪飾り・王冠・仮面その他[]
戦いにあってもおしゃれを忘れない女性のために、髪飾りなども頭部の防具として存在する。また、王冠は本来王のためのものであり、冒険者が被って歩くものではないのだが、ストーリー上主人公達の装備できる品としてたまに登場する。その他、カテゴリー分けできないものもここに集めた。
- 銀の髪飾り(ぎんのかみかざり)
- 『V』より登場。
- 細工が施された銀製の髪飾り。中央に緑の宝石をあしらっている。その守備力の高さから、女性防具の定番となっている。
- ヘアバンド
- 『V』より登場。
- 髪の乱れを防ぐ、ピンク色のヘアバンド。硬さもそれなりにある。
- 金の髪飾り(きんのかみかざり)
- 『Ⅳ』より登場。
- 純金製の髪飾り。デザイン上は銀の髪飾りより繊細。メダパニにかかりにくくなる特殊能力がある。
- うさ耳バンド(うさみみばんど)
- 『Ⅵ』より登場。
- バニーガールが頭に付ける、ウサギ耳の付いたヘアバンド。守備力がそこそこ高い。バニースーツや網タイツと組み合わせるとかっこよさのボーナスポイントが付く。さらに『Ⅷ』ではこの組み合わせでゼシカのグラフィックが変化する。
- 珊瑚の髪飾り(さんごのかみかざり)
- 『Ⅷ』より登場。
- 珊瑚の枝をそのまま使った髪飾り。さらに銀製らしき吊り下げ飾りが付いている。珊瑚は本来もろい性質なのだが、なぜか守備力は高い。
- 般若の面(はんにゃのめん)
- 『Ⅲ』に登場。
- 般若の顔が彫られた、呪われし仮面。全ての兜を上回る最高の守備力を有するが、装備すると混乱状態になる。『Ⅲ』ではジパングの影響もあり、こういった和風の要素が随所に見られる。
- 邪神の面(じゃしんのめん)
- 『Ⅳ』に登場。
- 邪神を崇める暗黒教団の司祭が使用する、呪いの仮面。悪魔の骸骨をそのまま使用したと思しき不気味な外見で、儀式で暗黒神(『Ⅷ』のラプソーンとは別物)との交信に使用する祭器。邪神の意思が流れ込んでくるため、健全な精神を持つ者が被ると心を蝕まれてしまう(混乱状態になる)。トルネコ曰く「こういう物は店でも嫌がられます」との事で、上記の「般若の面」共々ひどく安い値が付く。はぐれメタルヘルムや魔界の兜を軽く上回る守備力を誇り、ほとんどの者が装備できるが、装備品の呪いの影響を受けない、とあるメンバーだけは装備できない。
- ファントムマスク
- 『Ⅷ』より登場。
- 目の部分だけを覆う仮面。白い翼のようなデザイン。幽霊(ファントム)のごとく捉えどころのない動きができるようになり、敵の攻撃を避けやすくなる。
- 金の冠(きんのかんむり)
- 『Ⅲ』に登場。
- とある王家から盗み出された、純金製の冠。取り戻してから返却するまでの間だけ装備できる。本当に全て純金だとすると重量のほうも相当な物になると思われるが、非力な魔法使いでも装備できる。その為大きさはそれほどでもないと思われる。
- 太陽の冠(たいようのかんむり)
- 『Ⅴ』より登場。
- 天空の武具より強い「四大武具」の一つで、四大武具の中で唯一後続シリーズに登場している。「日輪の如き冠」と呼ばれ、タマネギ型で金銀の総金属製のオリジナル版と、金製部分を紫の布でつないだリメイク版がある。敵が唱えたメガンテの効果から装備者を守る物と、ラリホーやメダパニから守るものの二種類がある。
- 黄金のティアラ(おうごんのてぃあら)
- 『Ⅴ』より登場。
- 女性が額に付けるティアラの一種。額の宝石の魔力で、状態異常系呪文をガードする。防具としても上位クラス。
- レヌールの王冠(おうかん)
- リメイク版『Ⅴ』に登場。
- 名産品の一つ。滅びた城の王が主人公に託した、赤と金の立派な王冠。
- スライムの冠(かんむり)
- 『Ⅷ』より登場。
- キングスライムやメタルキングなどが被っている冠。これについては作品ごとに様々な解釈がある(スライムが変化した体の一部など)が、『Ⅷ』では特殊金属製で、キングスライムがこれを外すと構成しているスライムの合体が解けてしまう。伝説クラスの強力な武具を錬金する際の材料にもなる。作中のイベントで見る限り、直径は人間の頭どころか街中のタルよりも大きく、人間が装備すると童話の『鉢かつぎ姫』のごとく頭部をスッポリと覆ってしまうのではないかと考えられる(しかし、『Ⅸ』では普通に被れている)。
- 毛皮のフード(けがわのふーど)
- 『V』より登場。
- 動物の毛皮で作ったフード。首を閉じるためのネックレスも付いている。本来は防寒具だが、頭をスッポリ覆うのとクッション効果で、防具としての効果もそれなりに高い。吹雪攻撃に対する耐性はない。
- シルクのヴェール
- 『Ⅴ』より登場。
- 花嫁が結婚式で頭から被るシルク製のヴェール。頭部を含む上半身をスッポリと覆うためか、防具としての効果も高い。
- バンダナ
- 『Ⅷ』より登場。
- 主人公が公式デザインで頭に巻いている木綿製の赤いバンダナ。守備力は期待できない。
- 疾風のバンダナ(しっぷうのばんだな)
- 『Ⅷ』より登場。
- 前作までは装飾品のカテゴリーだった。装備すると素早さが上がる黄色い縞模様のバンダナ。
- サークレット
- スライムヘッド
- 猫耳バンド
- ヘッドドレス
- 癒しのメガネ
- サングラス
- あらくれマスク
- 赤いアフロ
- 天使の輪っか
- 『IX』に登場。天使の輪のレプリカとされており、当然本物同様の力はない。守備力は意外に高め。
腕[]
『IX』より装備品カテゴリとして新設された。小手や手袋といった、手・腕にはめる品々。敵から道具を盗む確率をあらわす「きようさ」に大きく影響し、微量ながら守備力など他のステータスにも影響を及ぼすことがある。
小手[]
鎧同様重く見えるものが多い。器用さよりも守備力が重視される。
- 鉄の小手(てつのこて)
- 騎士が装備する鉄の小手。守備力はもちろん、わずかに器用さも兼ね備える。
- 竜戦士の小手(りゅうせんしのこて)
- グレイナルから授かった小手。竜戦士の装備一式を装備することでグレイナルに乗る資格を得る。
- メタスラの小手(こて)/はぐれメタルの小手(こて)/メタルキングの小手(こて)
- メタルスライム系の輝きと強力な守備力を持つ小手。錬金によりメタスラ→はぐれメタル→メタルキングの小手と強化されていく。
- カグツチの小手(こて)/ツクヨミの小手(こて)/スサノオの小手(こて)/アマテラスの小手(こて)
- 『IX』に登場。
- 「最強の小手」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。
- カグツチの小手と、非常に貴重な道具を練成するとツクヨミの小手に、さらに練成するとスサノオの小手になる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」してアマテラスの小手になることがある。
- スサノオの小手は失敗といっても、他の小手をはるかに凌駕する程度の防御性能は有している。また、ある手段でカグツチの小手に退化させ、錬金をやり直すこともできる。
手袋[]
鎧を装備できないような職業はこちらを装備する傾向にある。
- 布の手袋(ぬののてぶくろ)
- 麻の軍手(あさのぐんて)
- 厚手のグローブ(あつでのグローブ)
- 青のグローブ(あおのグローブ)
- 貴婦人の手袋(きふじんのてぶくろ)
- マヌーサや混乱にかかりにくくなる。男性も装備できる。錬金により姫の手袋→女王の手袋に強化できる。
- 神官のグローブ(しんかんのグローブ)
- 古の僧侶が身につけていたとされる。
- 暗闇のミトン(くらやみのミトン)
- 暗黒淵のミトン(やみわだのミトン)
- 暗闇のミトンを錬金で強化して入手。闇の呪文にかかりにくくなる。
- 業師の手袋(わざしのてぶくろ)/名人の手袋(めいじんのてぶくろ)/達人の手袋(たつじんのてぶくろ)/神業の手袋(かみわざのてぶくろ)
- 「最強の手袋」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。
- 業師の手袋と、非常に貴重な道具を練成すると名人の手袋に、さらに練成すると達人の手袋になる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」して神業の手袋になることがある。
- 達人の手袋は失敗といっても、他の手袋をはるかに凌駕する程度の器用さは発揮できる。また、ある手段で業師の手袋に退化させ、錬金をやり直すこともできる。
リスト[]
手までかけない腕用のリストバンドなど。
- 銀のリスト(ぎんのリスト)
- 金のブレスレット(きんのブレスレット)
- 闘士の腕当て(とうしのうであて)
- 武神のリスト(ぶしんのリスト)
足[]
腕と同じく『IX』から登場。靴・ブーツが分類される。 靴やサンダルはみかわし率を、ブーツは守備力を高める役割を主とする。
靴・サンダル[]
- 幸せの靴(しあわせのくつ)/しわよせの靴(くつ)
- 幸せの靴を履いていると、経験値が通常より多くもらえる。しわよせの靴を錬金することで幸せの靴になる。
- 鉄ゲタ(てつゲタ)
- イメージに反して軽々と動くことができる。
- ハイヒール/ピンヒール/クインヒール
- 大魔導シューズ(だいまどうシューズ)
- 『III』の男魔法使いが公式デザインで履いている靴と同じもの。
- 妖精の靴(ようせいのくつ)/オベロンの靴(くつ)
- 理性のサンダル(りせいのサンダル)/心理のサンダル(しんりのサンダル)/英知のサンダル(えいちのサンダル)/イデアのサンダル
- 「最強のサンダル(靴)」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。
- 理性のサンダルと、非常に貴重な道具を練成すると心理のサンダルに、さらに練成すると英知のサンダルになる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」してイデアのサンダルになることがある。
- 英知のサンダルは失敗といっても、他のサンダルをはるかに凌駕する程度の回避性能を発揮できる。また、ある手段で理性のサンダルに退化させ、錬金をやり直すこともできる。
ブーツ[]
- 天使のブーツ(てんしのブーツ)
- 竜戦士のブーツ(りゅうせんしのブーツ)
- グレイナルからさずかったブーツ。
- 神官のブーツ(しんかんのブーツ)
- メタスラブーツ/はぐれメタルブーツ/メタルキングブーツ
- メタルスライムのような素早さ(みかわし率)を追求したブーツ。錬金によりメタスラ→はぐれメタル→メタルキングブーツと強化されていく。
- 英雄のブーツ(えいゆうのブーツ)/王者のブーツ(おうじゃのブーツ)/帝王のブーツ(ていおうのブーツ)/天帝のブーツ(てんていのブーツ)
- 「最強のブーツ」と呼ばれており、宝の地図のボスから非常に稀にしか入手できない。歩くとHPを回復する。
- 英雄のブーツと、非常に貴重な道具を練成すると王者のブーツに、さらに練成すると帝王のブーツになる。だが、そこで極々稀に「錬金大成功」して天帝のブーツになることがある。
- 帝王のブーツは失敗といっても、他のブーツをはるかに凌駕する程度の防御性能は有している。また、ある手段で英雄のブーツに退化させ、錬金をやり直すこともできる。
装飾品[]
身に付けることで様々な追加効果をもたらす品々。『Ⅰ』の頃から存在しているが、「どうぐ」の一種という扱いであり、「そうしょくひん」というカテゴリー分けができたのは『Ⅵ』以降。物語上重要な役割を果たす「だいじなもの」などが装飾品にもなるというケースも多い。リメイク版『Ⅲ』の装飾品は持ち主の性格まで変えてしまう。
指輪[]
魔法の力が込められた指輪は、神話やファンタジー作品などでも定番アイテム。本作では状態異常から身を守る物が多い。シリーズで最初に登場した装飾品も指輪だった。
- 戦士の指輪(せんしのゆびわ)
- 『Ⅰ』に登場。
- 勇者ロトの仲間の戦士が身に付けていたとされる指輪。ただし『Ⅲ』に、これに該当するアイテムはない。サブイベントで使用するほかは、装備しても守備力などの恩恵はない。
- 祈りの指輪(いのりのゆびわ)
- 『Ⅱ』より登場。
- 青い宝玉が付いた指輪。装備できるようになったのは『Ⅵ』から。指にはめて祈ると使用者のMPを少し回復する。何度でも使えるが一定の確率で壊れる。装備すると守備力が僅かに上がる。
- 命の指輪(いのちのゆびわ)
- 『Ⅲ』より登場。
- 生命の泉より生まれし、もしくは聖なる泉にひたした宝石をはめ込んだ指輪。フィールドを歩くとHPを回復させる。リメイク版では体力、リメイク版『IV』と『IX』では守備力も上昇する。
- 力の指輪(ちからのゆびわ)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 赤い宝玉の魔力で、力を少し引き上げて攻撃力を底上げする指輪。『Ⅲ』では装備中のみ、性格が「ちからじまん」になる。性格が変わるとレベルアップ時のステータスの上がり方も変わる。
- 逃げ逃げリング(にげにげりんぐ)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 細い針金のような呪いの指輪。敵から逃げたくなる魔力で素早さが少し上がるが、性格が「いくじなし」になる。
- 博愛リング(はくあいりんぐ)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 優しさがこみあげる、ハトをあしらったリング。装備中は賢さが上がり、性格が「やさしいひと」になる。
- ヘビメタリング
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- いかにもロッカーが好みそうな、トゲトゲ付きの指輪。装備中は素早さが上がり、性格が「いっぴきおおかみ」になる。
- 女神の指輪(めがみのゆびわ)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 伝説の女神の祝福を受けた指輪。一歩歩くごとに装備者の魔力を回復させ、さらに状態異常呪文も防ぐ。
- 炎のリング(ほのおのりんぐ)
- 『Ⅴ』に登場。
- 主人公と妻の結婚指輪の一つだが、実は魔界への鍵となる三つのリングの一つでもあった。赤い宝玉に込められた炎の精霊の力でイオ、ヒャドのダメージを軽減するほか、道具として使うとイオが発動する。
- 水のリング(みずのりんぐ)
- 『Ⅴ』に登場。
- 主人公と妻の結婚指輪の一つだが、実は魔界への鍵となる三つのリングの一つでもあった。青い宝玉に込められた水の精霊の力でメラ、ギラ、バギのダメージを軽減するほか、道具として使うとバギが発動する。
- 命のリング(いのちのりんぐ)
- 『Ⅴ』に登場。
- 魔界への鍵となる三つのリングの一つ。緑色の宝玉に込められた生命の魔力で、一歩ごと、1ターンごとに装備者の生命力を回復させる。
- おばさんの指輪(ゆびわ)/マダムの指輪(ゆびわ)
- 『Ⅵ』に登場。後者は『Ⅷ』に登場。
- どこかのおばさんの落とした指輪。イミテーションの宝石が付いた派手なデザインでセンスが悪い。装備すると「かっこよさ」が大幅に下がってしまうため、素直に持ち主に届けてあげるほうがいいだろう。似たようなイベントは『Ⅷ』にも登場する。
- 金の指輪(きんのゆびわ)
- 『Ⅵ』より登場。
- ありふれた形の金製の指輪。装備すると守備力とかっこよさが少し上がる。『Ⅷ』『IX』では様々な魔法の指輪の素材となる。
- 疾風のリング(はやてのりんぐ)
- 『Ⅵ』より登場。
- 金属製の羽飾りが付いた、素早さを底上げする銀色の指輪。リメイク版『Ⅲ』では装備中「すばしっこい」性格になる。
- ゴスペルリング
- 『Ⅶ』より登場。
- 最高位の僧侶が身につけたといわれる、聖歌(ゴスペル)と同じ波動を発する指輪。邪悪を封じる聖なるオーラで魔物を寄せ付けないため、装備中は一切敵に出会わず移動できる。聖水やトヘロスの最強バージョンとも言えるが、入手は非常に困難。
- 聖堂騎士団の指輪(せいどうきしだんのゆびわ)
- 『Ⅷ』に登場。
- 聖堂騎士団員の証である指輪。聖印が刻まれており、団員の信仰心と武勇を表している。さらにとある場所への鍵でもある。装備すると守備力が少し上がる。
- 騎士団長の指輪(きしだんちょうのゆびわ)
- 『Ⅷ』に登場。
- 聖堂騎士団長の証である特別な指輪。上記の指輪が銀色なのに対してこちらは金色。身に付けた者の信仰心と武力を高め、攻撃力と賢さを底上げする。
- 破毒のリング(はどくのりんぐ)
- 『Ⅷ』より登場。
- 毒蛇(コブラ)の姿をかたどった指輪。毒蛇が持つ毒を打ち消す抗体の作用を装備者にもたらすため、装備中は毒攻撃を受けにくくなる。
- 破幻のリング(はげんのりんぐ)
- 『Ⅷ』より登場。
- 身に付けた者を幻から守る、不思議な魔力を持った指輪。マヌーサの呪文を始めとする幻影攻撃に強くなる。
- 満月のリング(まんげつのりんぐ)
- 『Ⅷ』より登場。
- ムーンストーンの魔力でマヒから身を守る指輪。
- 目覚ましリング(めざましりんぐ)
- 『Ⅷ』より登場。
- 瞳がデザインされた、装備者の眠気を吸収する指輪。戦闘中に眠らされるのを防ぐ。
- 理性のリング(りせいのりんぐ)
- 『Ⅷ』より登場。
- 星のようなデザインの指輪。どんなときでも理性を保てるようになり、混乱しにくくなる。
- 魔除けの聖印(まよけのせいいん)
- 『Ⅷ』より登場。
- 教会の聖印が刻まれた、指輪型のお守り。神の加護で即死系の呪文などから身を守る。
- スーパーリング
- 『Ⅷ』より登場。
- ありとあらゆる状態異常から守ってくれる「究極の指輪」。指輪を三つ重ねたようなデザイン。
- ドクロの指輪(ゆびわ)
- 『Ⅷ』より登場。
- 装備者の魔力を奪う、呪いの指輪。最大MPが半分になってしまう。
- ソーサリーリング
- 『Ⅷ』より登場。
- 金で細工された魔法の指輪。装備者の賢さだけでなく最大MPも増やしてくれる。
- アルゴンリング
- 『Ⅷ』に登場。
- ある王家にまつわる思い出の品。赤い宝石「アルゴンハート」の大きな物をあしらってある。攻撃力と素早さが大幅に上がる。
首飾り・ネックレス[]
首から紐などで下げるタイプの装飾品をまとめた。
- 死の首飾り(しのくびかざり)
- 『Ⅰ』に登場。
- 死神が生者を駆る目印だといわれる、ドクロマークの首飾り。身に付けると呪われ、城に入れなくなる。
- 銀のロザリオ(ぎんのろざりお)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 卵型の本体に十字架をあしらった、銀製のロザリオ。装備中は性格が「ロマンチスト」になる。
- 金のネックレス(きんのねっくれす)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 男性専用の太い純金のネックレス。体力が少し上がり、性格が「ムッツリスケベ」になる。
- 星の欠片(ほしのかけら)
- 『Ⅵ』より登場。
- 星のような金色に輝く結晶体をペンダントに仕立てたもの。材質不明。特殊な波動を発し、道具として使うと敵を混乱させ、または味方の混乱を治す。
- デセオのパス
- 『Ⅵ』に登場。
- 本来は、とある街に入るための通行許可証。ビキニの女性の絵が描いてあり、身に付けると注目度抜群のアクセサリーとなり「かっこよさ」が上がる。
- 金のロザリオ(きんのろざりお)
- 『Ⅷ』より登場。
- 鎖まで純金製のロザリオの一種。持ち主の雑念を払い、賢さを上げる。
- 死神の首飾り(しにがみのくびかさり)
- ラッキーペンダント
- 『IX』に登場。
- 死神の首飾りから呪いを払った姿。単純に装備品になるだけでなく、他の不恰好な装備品を格好良くする役目もになう。
ベルトなど、衣類[]
ベルトや靴など、衣服の類をここにまとめた。
- 呪いのベルト(のろいのべると)
- 『Ⅰ』に登場。
- 怨念が実体化したとされる、悪魔の顔の付いたベルト。身に付けると呪われ、やはり城から締め出される。
- パワーベルト
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 装備者の力もしくは体力を上げるベルト。装備中は性格が「タフガイ」になる。
- 幸せの靴(しあわせのくつ)
- 『Ⅲ』より登場。
- つま先が反り上がり、かかとに鈴が付いた金色の靴。装備して敵の出る場所で歩き回ると一歩ごとに経験値が入る効果が珍重される。それに加えて素早さや運のよさが上がることも。多くの作品ではぐれメタルが持っているが、ただでさえ倒しにくい上に落とす確率はさらに低い。
- インテリメガネ
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 細い三角形のレンズをあしらった、女教師が掛けている様な銀縁の眼鏡。掛けると世相が見えてくるともいわれ、実際に掛けた人の賢さを上げインテリにし、性格を「ずのうめいせき」にする。
- ガーターベルト
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 女性の下着の一種。下記の網タイツとセットになっている場合もある。別々になっている場合、両方を一度に装備することはできない。装備すると女性の性格の最高クラス(全てのステータスが上がる)「セクシーギャル」になる。
- ルーズソックス
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- SFC版発売当時の女子高生の定番アイテム。長い靴下をわざとクシャクシャにして履く。女性限定アイテム。守備力が少し上がる。
- 網タイツ(あみたいつ)
- 『Ⅵ』より登場。
- 女性の脚線美を演出する、黒い網タイツ。『Ⅵ』『Ⅶ』ではバニースーツ、うさ耳バンドと合わせるとかっこよさボーナスが付き、『Ⅷ』ではゼシカのグラフィックが変化する。守備力はそれなり。
- 蝶ネクタイ
- 『Ⅵ』より登場。
- タキシードと相性がいい、黒い蝶ネクタイ。少し守備力が上がり、セットで装備するとかっこよさボーナスが付く。
- ガラスの靴(くつ)
- 『Ⅵ』より登場。
- 童話『シンデレラ』でおなじみ、ガラスで出来たハイヒール。かっこよさは高いが、歩きにくいため素早さが下がってしまうことがある。
- 古びた眼鏡(ふるびためがね)
- 『Ⅶ』に登場。
- 丸いデザインの老眼鏡。誰かが長年使い込んでいた品。装備してもかっこよさを始めとするステータスに変化はない。
お守り[]
身に付ける方法が明記されていない、お守りとされるアイテムをまとめた。
- 竜の鱗(りゅうのうろこ)
- 『Ⅰ』より登場。
- ドラゴンの鱗を加工したお守り。ドラゴンの強さにあやかった、縁起物としての性格が強いが、僅かながら守備力が上がる。旧デザインはドッグタグのような形状をしていた。
- 魔除けの鈴(まよけのすず)
- 『Ⅱ』に登場。
- ラリホーやマホトーンから身を守るお守りの鈴。十字架が付いている。
- 兎の尻尾(うさぎのしっぽ)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- ウサギの丸い尻尾を加工した(ケサランパサランとは違うらしい)、もしくはそれに似せてファーで作った、ピンク色でぽわぽわしたキーホルダー型のお守り。ウサギの逃げ足の早さにあやかったともいわれ、身に付けると少しだけ素早さやかっこよさ、もしくは運のよさが上がり、性格が「しあわせもの」になる。
- エルフのお守り(えるふのおまもり)
- 『Ⅴ』より登場。
- 森の妖精の手による、不思議なお守り。キャンディのような形。装備者の精神を強固に守り、ラリホー、ザキ、マホトーン、メダパニにかかりにくくなる。
- 大地のアミュレット(だいちのあみゅれっと)
- 『Ⅶ』に登場。
- 大地の精霊の力が宿った、黄色い宝玉のアミュレット。装備者の身体を頑健にして守備力を上げるほか、戦闘中使うと地割れを起こす。
- 炎のアミュレット(ほのおのあみゅれっと)
- 『Ⅶ』に登場。
- 炎の精霊の力が宿った、赤い宝玉のアミュレット。荒ぶる炎の魔力で腕力を高め攻撃力を上げるほか、戦闘中使うとメラミの呪文が発動する。
- 水のアミュレット(みずのあみゅれっと)
- 『Ⅶ』に登場。
- 水の精霊の力が宿った、青い宝玉のアミュレット。流れる水のように敵の攻撃を受け流し、深手を負いにくくする。ということで守備力が上がるほか、戦闘中使うとさざなみの歌で敵を眠らせる。
- 風のアミュレット(かぜのあみゅれっと)
- 『Ⅶ』に登場。
- 風の精霊の力が宿った、緑の宝玉のアミュレット。風のごとく身が軽くなり、素早さが上がるほか、戦闘中使うとバギマの呪文が発動する。
腕輪[]
指輪同様に魔法の腕輪もファンタジー作品の定番である。
- 星降る腕輪(ほしふるうでわ)
- 『Ⅲ』より登場。
- 魔法の腕輪の代表格。緑色で金縁の本体(こちらも天空より飛来したオリハルコン製だといわれている)に天空より飛来した不思議な青い石をはめ込んであり、満天の星を呼ぶといわれている。運動神経が飛躍的に上がり、装備した者の素早さを二倍に、もしくは大幅に底上げする。
- ルビーの腕輪(うでわ)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 金の本体にルビーの石をふんだんにあしらった、派手だが品がよくない腕輪。防御力などの追加効果がなく、装備中は性格が「みえっぱり」になる。
- 豪傑の腕輪(ごうけつのうでわ)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 灰色もしくは紺色主体の重厚なデザインの腕輪。オレンジ色の石に文字通り古の武人・豪傑の魂が宿っているといわれ、激しい力をもたらし攻撃力を上げる。装備中は性格も「ごうけつ」になる。
- メガンテの腕輪(うでわ)
- 『Ⅴ』より登場。
- メガンテの呪文が込められた腕輪。多くの作品では金の十字架にドクロをあしらった不気味なデザインで、装備者が絶命すると呪文が発動、敵を道連れにする。一度発動するとなくなってしまう。守備力も比較的多めに上がる。オリジナル版『Ⅴ』のデザインは『Ⅵ』以降、メガザルの腕輪とデザインが入れ替わってしまった。『Ⅵ』では赤い宝石をあしらっていた。
- メガザルの腕輪(うでわ)
- 『Ⅵ』より登場。
- メガザルの呪文が込められた腕輪。十字星型の装飾の上からオレンジ色の丸い大きな宝石をあてて封印とし、周囲に魔法文字で呪文を刻んだ金と紺色のデザイン。元々はメガンテの腕輪のデザインだった。装備者が絶命すると呪文が発動、自分以外の味方全員の体力が回復、死者が蘇生する。一度発動するとなくなる。守備力も高め。この手の魔法の腕輪は特殊な店でしか売っておらず、「(普通の)店屋ではまず価値が分からないでしょう(byトルネコ)」とのことで、買取価格が購入価格の十分の一(通常は半額~四分の三)になってしまう。
- 金のブレスレット(きんのぶれすれっと)
- 『Ⅵ』より登場。
- 文字通りの金製ブレスレット。表面に鳥の装飾をあしらっている。男性でも女性でも違和感がないデザインで、かっこよさもそこそこ上がる。純金製とそうでないものがあり、前者はかっこよさが高いが守備力が低く、後者はその逆。
- 命のブレスレット(いのちのぶれすれっと)
- 『Ⅷ』より登場。
- ハート型の宝珠と翼をあしらった、金色の腕輪。生命の魔力が込められており、装備すると最大HPが底上げされる。
宝石類[]
その他の方法(ブローチなど)で身に付ける、魔法の宝石たちを取り上げる。
- くじけぬ心(こころ)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 困難にくじけぬ不屈の精神を植えつける、青いハート型のアクセサリー。守備力や体力が上がり性格が「くろうにん」になる。
- 力のルビー(ちからのるびー)
- 『Ⅵ』より登場。
- 力がみなぎる魔法の宝石。金の台座に大きなルビーがあしらわれており、攻撃力を底上げする。
- 真実のオーブ(しんじつのおーぶ)
- 『Ⅵ』より登場。
- 心の奥底まで覗かれるような神秘的な光を放つオレンジ色のオーブ。まやかしを打ち破る魔力を持ち、装備するとマヌーサにかかりにくくなる。
- ピンクパール
- 『Ⅵ』より登場。
- 貴重なピンク色の真珠を、真珠貝ごとアクセサリーに仕立て上げた品。一般人でも手が出せる値段で、女性に好まれている。純粋にかっこよさだけを上げる装備。
- 守りのルビー(まもりのるびー)
- 『Ⅶ』より登場。
- 金の台座にはめ込まれた正方形のルビーに守護の魔力を封じ込めた、要人護衛用のアクセサリー。守備力を底上げする。
- 人魚の月(にんぎょのつき)
- 『Ⅶ』より登場。
- 人魚族に伝わる伝説の宝石。真珠のような球体が三日月型の台座にはめこまれており、戦闘中使うと味方の混乱を回復する。
転生の証[]
『IX』で「転生」を行うと、職業ごとの初回のみその職業の「証」とするアクセサリーをもらえる。
- 戦士の証(せんしのあかし)
- 攻撃力を上げる。
- 僧侶の証(そうりょのあかし)
- 回復魔力を上げる。
- 魔法使いの証(まほうつかいのあかし)
- 攻撃魔力を上げる。
- 武闘家の証(ぶとうかのあかし)
- 素早さを大幅に上げる。その上昇率は星降る腕輪を上回る。
- 盗賊の証(とうぞくのあかし)
- 特技「ぬすむ」でアイテムを盗む成功率を上げる。
- 旅芸人の証(たびげいにんのあかし)
- 異性専用の装備品を装備できる。(ただし、水着や前がはだけている防具など、一部装備できない物もある)
- バトルマスターの証(あかし)
- 会心の一撃になる確率が上がる。
- パラディンの証(あかし)
- 守備力を上げる。
- 魔法戦士の証(まほうせんそのあかし)
- 必殺技を出せるようになる確率が上がる。
- レンジャーの証(あかし)
- 器用さを大幅に上げる。
- 賢者の証(けんじゃのあかし)
- 最大MPを上げる。
- スーパースターの証(あかし)
- おしゃれさが上がる。
その他[]
カテゴリー分け出来なかったものをここに集めた。
- 悪魔の尻尾(あくまのしっぽ)
- 『Ⅱ』より登場。
- 悪魔から切り取った本物の尻尾。呪われており、身に付けるとあらゆる攻撃・状態異常呪文が効きやすくなってしまう。錬金合成では呪いを解いたアイテムを元に戻してしまう効果がある。
- 石のカツラ(いしのかつら)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 石で出来た呪いのカツラ。守備力はあるものの、装備した者を文字通りの石頭、「がんこもの」に変えてしまう。
- 金の嘴(きんのくちばし)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 金メッキが施された作り物のくちばし。運のよさを上げ、性格を「ラッキーマン」にする。男性専用。
- モヒカンの毛(け)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 赤いモヒカンヘアーのカツラ。毛が植えてある部分以外は省かれている。被ると性格が「おちょうしもの」になってしまう。
- おしゃぶり
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 文字通り、赤ちゃん用のおしゃぶり。装備すると「あまえんぼう」になる。
- 怒りのタトゥー(いかりのたとぅー)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 人の怒りの感情を呼び覚ますタトゥーシール。炎を吐くドラゴンをあしらった物と、炎そのものがドラゴンの形をしているデザインの物がある。体に貼ると攻撃力が上がり、性格が「らんぼうもの」になる。なお、碇(いかり)のタトゥー(ポパイの腕にあるような碇マーク)ではない。
- スライムピアス
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 『Ⅳ』の主人公が身に付けている、スライムをかたどったピアスもしくはイヤリング。攻撃力や守備力を少し上げたり、性格を「さびしがりや」にしたりする。
- 黄金のティアラ(おうごんのてぃあら)
- リメイク版『Ⅲ』に登場。
- 他作品では女性用の頭の防具だが(兜/頭の項参照)、リメイク版『Ⅲ』のみ装飾品として登場。運のよさを上げ、性格を「おじょうさま」にする。
- 疾風のバンダナ(しっぷうのばんだな)
- リメイク版『Ⅲ』より登場。
- 黄色に黒い縞柄(いわゆる虎縞)のバンダナ。裏地のルーンの魔力で素早さを大幅に上げ、性格を「でんこうせっか」にする。後には頭の防具になった。
- ビアンカのリボン
- 『Ⅴ』に登場。
- 主人公の幼馴染の少女ビアンカが、友達のベビーパンサーに付けてあげた愛用のリボン。イベントに使用するほか、賢さを上げる装備品としても機能する。
- 木彫りの女神像(きぼりのめがみぞう)
- リメイク版『Ⅴ』に登場。
- 名産品の一つ。とある修道院の修道女達が、手作りで彫った女神の像。運のよさが上がる。
- おしゃれなバンダナ
- 『Ⅵ』より登場。
- 流行の色に染め上げたバンダナの一種。首や頭など、思い思いの場所に巻き付ける。守備力を少しとかっこよさを上げる。
- 古びたパイプ(ふるびたぱいぷ)
- 『Ⅵ』に登場。
- 誰かが長年使い込んだ、タバコを吸うパイプ。上品な光沢を放ち、年代物で趣味がよいデザイン。かっこよさを上げるアクセサリーとしての効果もそこそこ。
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