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サイキックフォース』(Psychic Force)はタイトー制作の3D対戦型格闘ゲーム

概要編集

空中を自在に移動する「サイキッカー」(超能力者)を操り、打撃、超能力技を駆使しオールレンジバトルを繰り広げる3D描画の対戦格闘ゲーム。操作性は当時流行していた3D対戦格闘ゲームと大きく異なり、「結界」と呼ばれる外部から隔絶された立方体のフィールド内をキャラクターは360度自由に動き、攻撃できる。このため、ガードの向きやジャンプ、地上といった概念は無く、プレイ画面では他の対戦格闘ゲームと大きく異なる。

登場する美少年や美形キャラ、超能力者の悲劇性を押し出したストーリーといった要素が女性ファンを中心に人気を呼んだ。また、従来の格闘ゲームの枠に捉われないゲームシステムは大きく評価された。

続編の「サイキックフォース2012」は第12回ゲーメスト大賞を受賞している。

シリーズ作品 編集

プレイステーション版はこのバージョンが元になっている。なお、このゲームからふっとび時の追い討ちを防止できる「回避バリア」が張れるようになった。
  • 1997年10月: サイキックフォースパズル大戦(プレイステーション)
パズルボブルのキャラを「サイキックフォース」の登場キャラに変えたもの。
PC互換アーケードゲーム基板「Taito Wolf System」を採用した作品。
  • 1999年10月: サイキックフォース2(プレイステーション)
プレイステーションオリジナルの続編ということになっているが、実質的には「サイキックフォース2012」をプレイステーションの性能にあわせて簡略化した移植版。
「サイキックフォース」、「サイキックフォース2012」、そして2012に登場しなかったキャラクターを追加した「サイキックフォース2012EX」をセットにしたバージョン。残念ながら移植の出来はあまりよろしくない。

なお、セガサターンにも移植される予定だったが(移植元・ソフトバンク)発売中止になっている。

番外作品編集

本作のシステムを流用したキャラクターゲーム。

  • 2002年8月: テレビアニメーションX 運命の選択(プレイステーション)
タイトーが開発してバンダイより発売されたCLAMP原作のアニメ『X』のゲーム化。プレイステーション版「サイキックフォース2」をベースにキャラクターを原作のキャラクターに置き換え、技を入れ替えたものとなっている。
  • 2007年3月: ローゼンメイデン ゲベートガルデン(プレイステーション2)
タイトーより発売のアニメ『ローゼンメイデン』のゲーム化第二弾。前作はアドベンチャーゲームだったが、本作はサイキックフォースのシステムを使った対戦型格闘ゲームとなった。

ゲームシステム編集

基本操作・基本ルール
1レバー+3ボタン(弱攻撃、強攻撃、ガード)で操作。隔絶された結界の範囲内で、レバーでシューティングゲームのように8方向に移動。
2つの攻撃ボタンは、相手に近い場合は打撃攻撃になるが、相手から一定以上の距離をとっている場合は飛び道具(ショット)を発射できる。強ショットはレバーで方向を指定できる。『2012』では弱ショットと強ショットの性能が統一され弱ボタンによるショットのみになり、強ボタンによるショットは超能力技となり、サイコゲージが30%以下の場合はショット(弱ショット)になる。
弱攻撃ボタン+ガードボタンでガード中の相手を攻撃できる投げ
このゲームのコマンド入力は、最初に入力してもレバー方向を基準にしてコマンド入力すれば、どの方向から入力してもコマンドは成立する。(例えば、左右に入力するものであれば、上下や右左と入力しても成立)
攻撃を当てて体力を0にすると一本先取。決められた数のラウンドを行い、既定の本数を先取したプレイヤーの勝利となる。
サイコゲージ
超能力技やバリアガードなど、様々な行動で消費して使用する。最大は100%。サイコゲージは時間と共に回復する他、全てのボタンを同時押しして使用できるサイコチャージによって高速で回復できる。
『2012』では体力ゲージと一体化しており、体力が減るとその分サイコゲージの最大量が増加する(最大200%)。また、レバーを一回転してサイコチャージすると自分の体力を削ってサイコゲージの最大量を増やし、また体力に比例して攻撃力をアップするハイパーチャージが追加された。
超能力技
コマンドを入力して攻撃ボタンを押す事で、サイコゲージを消費して強力な攻撃を出すことができる。飛び道具の超能力技はコマンドを入力した後、レバーで方向を決めボタンを押すことで発射方向を指定することができる。
ダッシュ
任意の方向にレバーを倒して弱攻撃ボタンと強攻撃ボタンを同時押しすることで、その方向に高速で移動することができる(ダッシュ)。また、レバーをニュートラルにして弱攻撃ボタンと強攻撃ボタンを押すと、相手の方向にダッシュよりも更に高速で移動するクイックダッシュを使用できる。クイックダッシュ中はノーマルショットを弾くことができる。
『2012』ではレバーを左右に倒して弱攻撃ボタンと強攻撃ボタンを同時押しすると相手に回り込むように弧を描いて移動するスライドダッシュが追加された。様々な攻撃を避けることができるが、投げ技には弱い。
ガード
ガードボタンを押すと前方からの攻撃をガードできる。しかし、後方からの攻撃や投げには無防備な上、超能力技をガードすると吹き飛ばされてしまう上にガードの上から大きく体力を削られてしまう。
ガード中にレバーを一回転(もしくはレバーを一回転してガードボタン)させることで、青いバリアを張ってガードを強化するバリアガードで防御できる。バリアガードは全方位からの攻撃を防御でき、超能力技もダメージを大きく軽減できる上にのけぞらなくなり、また近づいてきた相手を吹き飛ばすことができる。バリアガード中はサイコゲージを常に消費し、0になると使用できなくなる。『サイキックフォース』における防御の基本はこのバリアガードであり、本作をプレイするにあたって真っ先に覚えておきたい操作である。
『2012』ではこの強力なバリアガードに対する裏の選択肢として、相手方向にレバーを倒しながら強攻撃ボタンで、相手のバリアガードを突き破って攻撃できるバリアブレイク(サイコゲージを50%消費)が追加された。ただし、ノーマルガードされてしまうと大きな隙をさらすことになるので注意。
また、ダメージを受けて吹き飛ばされたときに左右にレバーを入れてガードボタンを押すと、黄色いバリアを張って追撃を回避する「回避バリア」を使用できる。ただしサイコゲージを50%消費するため、ゲージの残量には注意を払いたい。
コンボ
弱攻撃は、「弱→弱→弱→弱」「弱→強」「弱→弱→強」「弱→弱→弱→強」などのようにボタンを順番に押していく事で様々な連続技に派生することができる。
また、一部のルートでは超能力技のコマンドを入力しておく事で連続技として繋げることが出来る(コンボスペシャル)。
『2012』では、キャラクターの重さによってコンボのルートに差が生まれるようになった。
ダウン
結界に叩きつけられると無防備となり、超能力技などの追撃を受けてしまうので注意。また、叩きつけられた際に追撃を受けると力が抜けたように落下していく状態となる(ダウン)。ダウン中はレバーを倒しっぱなしにすることで復帰を早くすることが出来る。
『2012』ではダウン中に攻撃ボタンを押しっぱなしにすると、いわゆる起き上がり攻撃であるPSYインパルスを使用できる。ゲージを25%消費。
サドンデス
タイムオーバーになると、体力差で勝敗が決まるのではなく、お互いが体力が0になり、結界の範囲も狭められた状態での仕切りなおしとなる。このため、従来の対戦ゲームと異なり、タイムオーバーが近くなった場合に体力の多い側が逃げるのではなく、逆に体力が少ない側が逃げ回り、体力の多い側はサドンデスを阻止するために追いかけるという駆け引きが生まれている。

登場キャラ編集

サイキックフォース編集

バーン・グリフィス(Burn Glifeis) 声優真殿光昭
を操るサイキッカー。1992年7月25日生まれ。身長184.0cm、体重75.6kg。アメリカ人男性。B型。所属なし。3年前に行方不明となった親友を探し、「ノア」の噂を聞きつけ、総帥がその親友であるキースであることを知る。
ウェンディー・ライアン(Wendy Rian) 声優:白石文子
を操るサイキッカー。1995年1月15日生まれ。身長155.7cm、体重43.0kg。オーストラリア人女性。A型。スリーサイズはB79、W57、H84。所属なし。行方不明の姉のクリスを探している。一時期「ノア」に属していたが、バーンの説得により離脱。
エミリオ・ミハイロフ(Emilio Michaelov) 声優:高山みなみ
を操るサイキッカー。1996年2月21日生まれ。身長142.6cm、体重32.5kg。ロシア人男性。A型。所属なし。性格は内向的で、かつそんな自分を歯がゆく思ってもいる。強大すぎる超能力を持つが、コントロールしきれていない。実の両親にまで厄介者とみなされ刃を向けられた時、無意識にパワーを開放してしまい、両親ごと街を一つ消してしまっている。その後、一時期「ノア」に属していたが、バーンの説得により離脱。
ソニア(Sonia) 声優:白石文子
電撃を操るサイキッカー。2010年生まれ。身長166.0cm、体重50.0kg。女性。スリーサイズはB86、W60、H87。ノア所属。ウォンによって作られた人工生命体。原因不明の事故により研究者だったウェンディーの姉、クリスの精神と同化する。記憶は持っていない。
リチャード・ウォン(Richard Wong) 声優:真殿光昭
時間を操るサイキッカー。1976年11月生まれ。身長197.8cm、体重79.2kg。香港人男性。AB型。ノア所属。ある貿易会社の社長。彼自身は貿易会社の前社長の愛人の子である。彼はそのことでしいたげられ、性格が歪んでしまっている。優れた頭脳と超能力によって会社を乗っ取り、さらなる野望を計画する。冷酷で己の目的のためだけに人を利用することを厭わない。
ブラド・キルステン(Brad Kirsten) 声優:中尾隆聖
重力を操るサイキッカー。1986年4月9日生まれ。身長178.3cm、体重61.8kg。ドイツ人男性。AB型。ノア所属。普通の性格と残虐な性格を併せ持つ二重人格者。
六道玄真(Genma Rikudoh) 声優:秋元羊介
呪術を操る退魔師。1957年1月1日生まれ。身長182.8cm、体重88.5kg。日本人男性。B型。退魔師集団「影高野」に所属。超能力を邪悪の化身と恐れ、人の世のためにサイキッカーを退治する。
ゲイツ・オルトマン(Gates Oltman) 声優:津久井教生
サイボーグ。1973年8月13日生まれ。身長235.2cm、体重647.9kg。アメリカ人男性。O型。スリーサイズはB206、W129.3、H164。軍所属。妻子をサイキッカーに殺された復讐のため、志願してサイボーグになった。
キース・エヴァンス(Keith Evans) 声優:津久井教生
を操るサイキッカー。1993年2月14日生まれ。身長182.4cm、体重66.2kg。イギリス人男性。A型。ノア総帥。バーンの親友。人間としての扱いを受けない超能力者たちを救うため、超能力者による人類の支配を計画し、「ノア」を設立する。

サイキックフォース2012編集

マイト(Might) 声優:緑川光
稲妻を操るサイキッカー。16才。身長172cm。男性。記憶喪失で、サイキッカーを全て倒すことを目的としている。パティに対し、不思議な感情を抱きつつ、行動を共にする。
パトリシア・マイヤース(Patricia Myars) 声優:くまいもとこ
を操るサイキッカー。15才。身長155cm。女性。消息不明になった母親を探す旅をしている。軍、ノア双方から身柄を狙われている。あだ名はパティ(Patty)。旅のさなか、重い傷を負って倒れていたマイトを救い、行動を共にする。
ウェンディー・ライアン(Wendy Rian) 声優:氷上恭子
を操るサイキッカー。17才。身長162cm。女性。行方不明のバーン、エミリオ、姉クリスを探す。
カルロ・ベルフロンド(Carlo Belfrond) 声優:中村大樹
を操るサイキッカー。24才。身長179cm。男性。新生ノア所属。総帥キースの代弁者として新生ノアを結成、実質上の新生ノアのリーダー。
レジーナ・ベルフロンド(Regina Belfrond) 声優:福島おりね
を操るサイキッカー。22才。身長170cm。女性。新生ノア所属。カルロの妹。兄のために戦う。
ゲイツ・オルトマン(Gates Oltman) 声優:津久井教生
サイボーグ。39才。身長235cm。男性。新生ノア所属。元は軍属だったが、ノアに改造され対軍用のサイボーグとなった。
エミリオ・ミハイロフ(Emilio Michaelov) 声優:高山みなみ
を操るサイキッカー。16才。身長168cm。男性。軍サイキッカー部隊所属。サイキック研究所に幽閉されていたが、ウォンによって拾われた。
刹那(Setsuna) 声優:酒井哲也
を操るサイキッカー。27才。身長185cm。男性。軍サイキッカー部隊所属。元は非覚醒人類で、ウォンの人工サイキッカー研究試験体に志願した。サイキッカーに対するコンプレックスが強く、己こそが最強であると自負している。
ガデス(Gudeath) 声優:大友龍三郎
重力を操るサイキッカー。33才。身長195cm。男性。軍サイキッカー部隊所属。元はノア所属だった。自分のことだけを考え、その時の気分次第で生きている。
灌頂玄信(Genshin Kanjoh) 声優:糸博
呪術を操る退魔師。82才。身長150cm。男性。前作の登場人物「玄真」の兄弟子にあたる。サイキッカーによって影高野が壊滅、復讐を誓う。
以下は初期状態では選択できず、条件を満たすことによって出現するキャラである。
キース・エヴァンス(Keith Evans) 声優:津久井教生
を操るサイキッカー。19才。身長179cm。男性。新生ノア総帥。
リチャード・ウォン(Richard Wong) 声優:真殿光昭
時間を操るサイキッカー。36才。身長197cm。男性。軍サイキッカー部隊最高指令官。
バーン・グリフィス(Burn Glifeis) 声優:真殿光昭
を操るサイキッカー。20才。身長184cm。男性。行方不明になっている。

OVA 編集

スタッフ編集

主題歌編集

  • OP「FRIENDS」(作詞・作曲:Harold Payne & Rick Cowling Jr 訳詞:中村美智子 編曲・歌:関智一(バーン))
  • ED「LOVE CAN SAVE THE WORLD」(作詞・作曲:Harold Payne & Rick Cowling Jr 訳詞:秋山桃花 編曲・

歌:関智一(バーン)、津久井教生(キース))

  • サントラCD収録曲「COLD JUSTICE」(作詞・作曲:Harold Payne & Rick Cowling Jr 訳詞:木本慶子 編曲・歌:津久井教生(キース))

キャスト編集

関連商品 編集

CDアルバム編集

  • サイキックフォース2012 オーディオドラマ vol.1
  • サイキックフォース2012 オーディオドラマ VOL.2
  • サイキックフォース オリジナルサウンドトラック
  • サイキックフォースDRAMACDゲーム
  • サイキックフォース
  • サイキックフォースオリジナルドラマCD~WISH YOU WERE HERE
  • サイキックフォースPSYCHIC FORCE
  • サイキックフォースパズル対戦

小説編集

参考文献編集

外部リンク 編集

2012]


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