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ギャルズパニック』(Gals Panic)は金子製作所(カネコ)のアーケードゲーム。第1作は1990年リリース。アメリカ香港でも人気があった。

ゲーム内容はQIXタイトー)をインスパイアした(実際にはタイトーの正規許諾品である)陣取りゲームだが、クリア時のシルエット占有率により背景の女の子が服を脱ぐと言う脱衣麻雀的な要素が採り入れられている。

シリーズ作品編集

第5作「ギャルズパニックS」(1997年)以降のシリーズ作品は当該項目を参照。

ギャルズパニック(1990年)編集

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日本国内ではタイトーが販売したが、海外ではカネコが販売も行っている。ゲームは縦1画面・全6ステージで、QIXと同様に「外枠」が有る。敵ボスとそれ以外の雑魚による妨害をかわしながらシルエットが占めるエリアの80%以上を囲い込むと言う基本ルールは本作で既に確立されており、以後も変化は無い。

陣取りの背景に描かれる女の子は6人から選択することができ、いずれの女の子(マリナ・アヤミ・ナミ・ユキ・エミ・シオリ)も写実的。各ステージは3ラウンド構成となっており、ラウンドごとに背景画像(ラウンドが進むほど脱衣度は上がる)が設けられている。全18面(6ステージ×3ラウンド)。

外周から陣取りを行い、「既に陣取ったエリアの境界線上を移動する」ことと、そこから新たに陣取るために「境界線から飛び出して線を引く」ことができる。前者の状態では敵に接触してもミスとはならないが、後者の状態で自機あるいは引いている線が敵(敵ボス、敵ボスの攻撃、雑魚)に接触するとミスとなる。

本作にはレベルメーターが設けられている。20レベル分のメーターがあり、通常11レベルからプレイ開始となる。プレイ中は、フィールドを囲む度に(ある程度の規則性はあるが)ランダムでメーターが増減する。また、一定以上の時間、フィールドを囲まないでいると、メーターが減少する。メーターの左側にある黄色い部分(6レベル以下)にカーソルが入ってしまうとステージが突然、女の子でなくワニや忍者などの背景に変化する。低レベルの背景で80%以上のエリアを囲い込んだ(背景が変わった瞬間、新しいシルエットでは80%以上となっている場合もあり得る)場合、そのラウンドをクリアしたことにはならず、同じラウンドを再挑戦となる。また、メーターを(10レベル以上に)回復させることで、背景を女の子に戻すことが可能。なお、メーターが最左端(レベル0)に達すると1ミス、最右端(レベル20)に達するとシルエットの占めるエリア状況に関係なくクリアとなる。

低レベルの背景では、お助け的に、天使とドクロが反転するアイテムが出現する。天使のときに囲むとレベルアップ(回復)、ドクロのときに囲むとレベルダウンとなる。そのため、低レベルの背景時にレベルダウンを取ると1ミスとなる場合がある。

残数は、ミスのたびに減少し、点数が一定点数(但し100万点まで)に達するたびに増える。また、後述のルーレットによっても増やすことができる。

時折り、お助けアイテムが出現する。お助けアイテムを囲むと、そのお助けアイテムの効果を得ることができる。

UFO
流れ星を降らせる。流れ星が接触した雑魚は消滅する。
時計
一定時間敵(敵ボス、敵ボスの攻撃、雑魚)の動きを止めることができる。但し、接触するとミスになる点は変わらない。
ハンバーガー
レベルが4増加する。

シルエットが占めるエリアの全て(100%)を囲い込むと、クリア時にファンファーレとともにチアガールの演出が入る。なお、クリア時のグラフィックは100%だからといって特別なものは本作には設けられていない。

1ラウンド目と2ラウンド目のクリア後にはルーレットが設けられている。ルーレットの出目とその効果は以下のようになっている。

1UP
残数が一人増える。
LEVEL UP
レベルが4増えた状態からラウンドが開始する。
LEVEL DOWN
レベルが2減った状態からラウンドが開始する。
TIME
次のラウンドの持ち時間が、通常3分のところ3分30秒となる。
RETURN
直前のラウンドに戻り、再挑戦することとなる。クリア安定しているプレイヤーにとっては点数稼ぎとなる。
BREAK
BREAK TIMEとなり、一定時間休息の演出となる。それ以外の効果はない。
OUT
とくに効果はない。

ラウンドごとに、敵ボスは決まっている。

クモ(1ラウンド目)
定期的に「クモの糸」を張る。「クモの糸」の効果範囲では、プレイヤーの移動速度は激減する。複数の「クモの糸」の効果は重複する。一定時間経つと「クモの糸」は消える。
火の玉(2ラウンド目)
定期的に「火の玉」を周囲に放つ。「境界線から飛び出して線を引いている」状態の場合、放たれた「火の玉」に接触すると1ミスとなる。
直方体(3ラウンド目)
定期的に「電撃」を放つ。「電撃」に接触すると1ミスとなる。
定期的に「分身」を行う。「分身」された敵はいずれも幾何学的な形(正四面体、直方体、球体など)をしている。「分身」中はどの敵が本体であるか判らなくなる。一定時間経つと、徐々に本体以外の分身は消滅し、本体だけになると本来の形に戻る。

ギャルズパニックII(1993年)編集

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縦1画面のスタイルは前作と同様。本作より移動が8方向になり、ナナメに線を引けるようになっている。ゲーム中に突然、二択クイズを出されてその成否でメーターが増減する「クイズバージョン」が最初に出荷されたが、不評だった為か二択クイズを無くした「スペシャルエディション」が後で出荷された。一般的には後者の方が有名。

スペシャルエディションは1周目のクリア後、1周目には登場しなかったステージが出る。敵ボスだけでなく雑魚も弾を発射するようになり、「線を引いている最中」でなくともミスとなる場合があるなど、前作と比べて難易度が格段に上昇している。登場する女の子は実写・イラストの両方あるが「4遊」や「S」シリーズのような「アニメ絵調」ではない。

本作では、外周からの陣取りではなく、ランダムに選択された四角状のステージ内エリアからの陣取りとなる。本作以降、ギャルパニシリーズではこのスタイルが主流となる。

1996年12月13日毎日コミュニケーションズが「ギャルパニ2」のタイトルでWindows95版を発売している。このソフトは書店流通で発売され、ISBNコード(ISBN 4895637018)が付されている。また、関連商品として『ギャルパニ2公式写真集』(ISBN 4895637158)も出版されている。

Windows版は全45ステージで「イラストモード」と背景に女優前田美紗子を起用した「実写モード」の2種類を切り替えることが可能。なお、Windows版の取扱説明書には、怪物(敵ボス)に捕らわれた女の子を救出するというストーリーが記されており、年齢制限もかかっていない。

ギャルズパニック3(1995年)編集

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画面スクロールが導入される。以後、このシステムが定着。時間経過がシビアで、前作以上に難易度は高い。

本作はJAMMAにより、18歳未満のプレイ自粛が要請されているものの、露出度は基本的に下着どまりで乳首が露出している絵は全く存在しない。

登場する女の子は実写。リリース当初は人気薄だったのか、市場には余り出回っていない。

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ギャルズパニック4遊(1996年)編集

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タイトルの「4遊」は「フォー・ユー」と読む。本作より、登場する女の子が「アニメ絵」調になった。この路線は以後の「S」シリーズにも引き継がれる。7人に各3ステージがあり、合計21ステージ。本作は前作までと異なり脱衣要素が無く、100%クリア後のショータイムも水着止まりである(デモ画面で「このゲームはエッチじゃないよ」と表示され、一般向けをアピールしている)。

アトラクトデモ中に2種類のミニゲームがタダで遊べるのも特徴である。これは同社の『さるかにハムぞう』や未発売に終わった『ユキブタマンP』(ケイブ開発)でも採用されていたが、 後々の作品では無くなってしまったのが悔やまれる。

画面上の雑魚を一掃できる「ボム」が導入され、難易度も低めに設定されているのでゲーム性だけを捉えればシリーズ最高傑作と評価するファンも少なくない。日立製作所SH-2を採用したアーケード基板「スーパーカネコノバシステム」第一弾の作品である。

登場キャラクター
  • アジャン名倉( - なぐら)
  • 入間このみ(いるま - )
  • 古城サキ(こじょう - )
  • 椎名紗織(しいな さおり)
  • 高飛騨レイ(たかひだ - )
  • 田嶋りと(たじま - )
  • 葉月 翔(はづき しょう)

ギャルズパニックSS編集

発売は毎日コミュニケーションズ。ゲームシステムは「4遊」がベースになっているが、1名を除きキャラは一新されている(デザインはほぼ同じで名前が異なるキャラも有り)。なお、同日にカネコより「シルエット☆ストーリィズ」のタイトルでほぼ同内容のプレイステーション版が発売されている。

ギャルズパニックS(1997年)編集

全12面。11人の女の子(同社の脱衣麻雀ゲーム『ジャンジャンパラダイス』からの流用が殆どである)もしくは1人の兄貴的キャラクタから選択することが可能となっている。兄貴的キャラクタはランダムで登場場所が移り変わるため、これを避けて選択し続けることが困難な選択画面となっている。

画面上に散らばった『P』アイテムを取るとパワーアップ、『S』を取ると移動速度アップとなる。また、陣取り時にEXTRAコインが出現することがあり、5種類のコインすべて取ることで追加のグラフィックを見ることができる。

『P』アイテムを取るか、一定量以上のエリアを一度に陣取ると、ボスに向かって攻撃弾を放つことができるようになっている。逆に、あまりこの攻撃を続けると、ボスが怒った状態となり、既に陣取ったエリアを破壊する攻撃を仕掛けてくるようになる。

スクロールシステムを採用しているが、一部の女の子は固定画面となっている。

2人プレイは対戦プレイとなり、左右に分かれたエリア同士で、先にシルエットの80%以上を陣取ったプレイヤーの勝利となる。

登場キャラクター

チュン・ラン
中華料理のウェイトレス。24歳。
木下朋美
看護婦。22歳。
島田深雪
家事手伝い。18歳。乗馬姿で現れる。
我島雪子
OL。23歳。
御子紫由香
高校2年生。17歳。声はかないみかが担当している。
山下亜紀
受付嬢。20歳。
神崎めぐみ
スキーのインストラクター。25歳。
藤村唯
高校1年生。16歳。
山川芳美
短大2年生。19歳。
峯岸今日子
特異な髪型の女の子。
雨村ひかり
教師。

ギャルズパニックS2(1999年)編集

パニックストリート(1999年)編集

ギャルズパニックS3(2002年)編集

関連項目編集


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