ゲーム情報ウィキ
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植木 耕助 (うえき こうすけ)[]

火野国中学校の一年生。13歳で出席番号二番。掌で覆えるだけの大きさのゴミを木に変える能力を持つ。正義感が強く、喧嘩も強い上に、発射神経が良いため体育はいつも5。担当神候補はコバセンで、後に淀川(よっちゃん)へ変わる。才能がなければその分頑張ればいいという柔軟な考えの持ち主。能力を使って一般人を傷付けることはルール違反であり、違反を犯すと才を一つ失ってしまうのだが、自分の信じた正義のためには才能を失うことすら惜しまない。

森 あい (もり あい)[]

火野国中学校一年生。13歳。植木耕助のクラスメイトで能力者ではなかったが、犬丸によって相手をメガネ好きに変える能力を与えられる。ツッコミをよくする。担当神候補はコバセン。植木耕助と同じく正義感が強く、才を失っていく植木耕助を守ろうと奮闘している。

佐野 清一郎 (さの せいいちろう)[]

稲穂中学校三年生。15歳。浴衣に手ぬぐいという風貌。大阪生まれで関西弁を話す。正義感が強い。呼吸を止めている間、手ぬぐいを鉄に変えるという能力を持つ。担当神候補は犬丸。植木耕助のことを気に入っており、実質的な植木チームのナンバー2。「空白の才」を手に入れたら、自分だけの温泉を掘り当てるという夢を持っている。

鈴子・ジェラード (りんこじぇらーど)[]

中学三年生。15歳でメガネとツインテールの髪型が特徴。ビーズを爆弾に変える能力を持つ。無類の動物好き。担当神候補はミケ。ロベルト・ハイドンに片思いをしており、忠実に働いていたが、植木耕助の正義を貫く姿勢にひかれ、仲間になる。

小林先生 (こばやしせんせい)[]

火野国中学校の教師だが、実は百人いる神候補の一人。植木耕助に能力を与えた張本人。31歳で呑気な性格をしているが、正義感が強く、生徒のためには命を惜しまない。

鈴木 桜 (すずき さくら)[]

火野国中学校1年B組で最恐と呼ばれる男子。一夜で暴走族を壊滅させたり、檻から逃げ出したクマを一撃で倒したという逸話を持っているが、実は優しい性格をしており、少年をかばったりすることもある。自分の通っていた道場から、誰も殴らなければ強くなれると言われ、それから一切喧嘩をしなくなるというほど一本気な性格でもある。

李崩 (りほう)[]

十字架マークの黒頭巾を被っており、髪は縛っている。能力よりも体術を使って戦う。素手で木や鉄を切ってしまうほどの実力者。担当神候補はガンジ。能力には一切興味がなく、強さへの探求のみが行動理念。世界へ出るため、語学の才を欲している。自分の髪の毛を伸縮自在のこん棒に変える能力を持っている。

マリリン・キャリー (まりりんきゃりー)[]

幼いころから戦場へ出るための訓練を受けさせられ、戦いのあらゆる技術を叩き込まれてきた女性。戦後に父の始めた商売が当たり富豪への仲間入りをするが、戦うことが好きであるため悪意なく戦っている。一秒を十秒に変える能力を持っている。

ロベルト・ハイドン (ろべるとはいどん)[]

中学二年生だが、実は天界人で、父親は担当神候補であるマーガレット。理想を現実に変える能力を持っているが、能力を一度使うと自分の寿命を一年削ってしまう。十人の強大な能力者集団であるロベルト十団のリーダーでもあり、最強の能力者といわれている。

神様 (かみさま)[]

能力を与えられた中学生同士のバトルを考えた張本人。誰もかれもがまわりに合わせて生きようとする世の中をつまらなく思い、型にはまらない自分の法則を創り上げることができる戦いをい目指し、それに勝ち残った中学生に世界を託してみたいと思っている。無精ひげでおでこにはサングラス、頭には派手な帽子をいつも被っている。

マーガレット[]

ロベルト・ハイドンの担当神候補。次の神の座に最も近いとされている天界人。息自分の息子であるロベルト・ハイドンを使って能力者たちのバトルに勝ち抜こうと企む。

明神 太郎 (みょうじん たろう)[]

ロベルト十団の一員。中学一年で普段から笑顔でいる。ロベルト・ハイドンには忠実に従う。口笛をレーザーに変える能力と、ルール違反によりメンコを丸ノコにかえるという二つの能力を持っており、天界人では八ツ星に相当する実力の持ち主。

テンコ[]

百万人の天界人を喰ったという冤罪で地獄の檻に入れられていた天界獣。コバセンによって檻から解き放たれ、植木耕助を食べようとする。元は天界人にペットとして飼われていたが、バケモノのように大きく成長してしまったため、忌み嫌われるようになってしまう。牛丼が好物。

犬丸 (いぬまる)[]

佐野清一郎の担当神候補。黒のハットが特徴。死ぬかもしれない人を目の前に見過ごすことはできないという正義を持っている。森あいに能力を与えるというルール違反を犯したことにより、地獄へ堕ちることになる。

アノン[]

天才のくせに努力を惜しまないが、自分が一番大切としか思っていない。地獄人で、とりこんだ者の能力を使うことができる。すべてを滅ぼして自分一人になるという夢がある。全身にある模様が特徴的。

宗屋 ヒデヨシ (そうや ひでよし)[]

たいようの家にいる子供たちにお菓子を買ってあげたりするためバイトをしている。顔がサルに似ている中学生。本来の担当神候補はネロだったが、自分を助けるため地獄へ堕ちたことで担当神候補がザックへと交代する。よくウソをつき、騙し討つのが得意。ズルをするときは必ず耳が動くクセがある。声を似顔絵に変える能力を持っている。

植木 春子 (うえき はるこ)[]

神様が能力者同士のバトルを始めるきっかけとなった女性。度の超えた恩返しをするという面倒な性格をしているが、正義感が強く、自分の命も顧みない。看護師を目指して勉強中。

神の遣い (かみのつかい)[]

いつもスーツに三度笠を被っている。神様に忠実に従っており、能力者同士のバトルを円滑に進めるため、ルール説明などの職務をこなしている。被っている笠は巨大化することができ、乗って飛ぶことができる。

バロン[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。大柄な体型で、額にバンダナを巻いている。その性格は実直で寡黙ながら、少々素直過ぎるところがあり、対戦相手の植木耕助に自らの能力の明かしてしまう。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦場に出るための訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリン・キャリーにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では耕助達のチームと対戦し、主に耕助の足止めを担当した。ナイフ術と能力を組み合わせた戦法で耕助をギリギリまで追い詰めるが、彼の底力を前にして敗北を喫する。「自分の位置をナイフの位置に変える能力」を所持しており、これとナイフ術を組み合わせる事により驚異的な強さを発揮する。

黒岩 (くろいわ)[]

病院「黒岩ニコニコクリニック」の院長を務めている男性。黒髪の短髪で、左目の下には泣きぼくろがある。ふだんから柔和な笑顔を浮かべているが、実は金儲けの事しか考えていない腹黒い人物。非常に凶暴な性格で、気に入らない人物にはゴルフクラブで殴るなどの過激な暴力を振るう。貧乏で治療費の払えない女性を笑顔で足蹴にしたところ、その子供に報復の悪戯を受ける。その後、その悪戯を鈴木桜がやったと勘違いして、ヤクザを雇って桜に報復しようとした。しかし、悪事を許さない植木耕助によって報復を邪魔されたあとに、拡張工事中だった「黒岩ニコニコクリニック」が耕助の能力によって破壊されてしまう。

マリオ[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。二次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームに所属している。いかつい外見で、荒々しい言葉でしゃべるが、少々語彙力に乏しい。ヒデヨシを自チームに引き入れようとするカプーショに協力しており、カプーショと共に「たいようの家」を破壊しようとした。しかし、「たいようの家」の破壊を阻止しようとする植木耕助に一撃で撃破される。その後、くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定した。「体をビリヤード玉に変える能力」を所持し、その体当たりは一度でも喰らえば気絶してしまうほどの威力を誇る。また、敵が避けたとしても追尾が可能。能力を「ビリヤード玉」だと言われる事を嫌っており、マリオ本人は自らの能力を「体をスーパーダイナミックエレガントボールに変える能力」だと称している。

バロウ・エシャロット[]

中学1年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、チームのリーダーを務めている。短髪で、小柄な体型をしている。実は天界人の一人で、天界レベルは八つ星。地上では絵描きだった育ての母のもとで暮らしていたが、遅くに帰って来た母親を強盗だと勘違いして神器「鉄」で攻撃。そして、彼女から声と音を奪ってしまう。その後、母親の看病しながら彼女を元気づけようとしていたが、母親の心を開く事はできなかった。それにより天界人である事に絶望を覚え、人間になりたいという願いを叶えるためにバトルゲームに参加した。その目的のためなら手段を選ばない非情な態度で、仲間を犠牲にする事もあった。3次選考では植木耕助達のチームと対戦。彼らを相手に、今まで隠し通していた天界人である事を明かしつつ、勝負を行った。この勝負では佐野清一郎とのバトルで勝利を収めたあと、耕助と対戦。レベル2に目覚めた耕助を前にして敗北を喫する。「過去の映像を現実に変える能力」を所持しており、それと神器を組み合わせる事により高い実力を誇る。

キルノートン[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った天界人の能力者で、バロウ・エシャロット率いるチームに所属している。短髪で眼鏡をかけている。知的そうな雰囲気を漂わせ、IQ179を自称している。その聡明な頭脳を活かしてバトルゲームに参加する際には、対戦相手への対策を事前に用意している。一方で間抜けな一面があり、森あいの能力対策のために自らの眼鏡を接着剤で耳につけるなどの馬鹿げた行いをする事もある。幼い頃は天界人である事から、周囲に馴染めずに過ごしていた。そんな中、自分に「計算の才」がある事に気づき、その才能を用いてすべての事柄を計算するようになった。しかし、それで築き上げた人間関係などが偽りであったと気づいてからは、その関係性に空虚さを感じていた。そんな中、同じ天界人のバン・ディクートやディエゴスターと出会い、彼らに対して心を許せるようになった。その後、彼らといっしょにバトルゲームに参加している。ちなみに試合では能力を発動する前に敗北を喫したため、どんな能力を所持しているかは不明。

カムイ=ロッソ[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。短髪の小柄な体型で、ニット帽をかぶっている。非常に凶暴な性格で、目的のためならば手段を選ばない。ロベルト十団の意志に反した黒木影男に制裁を加えたところ、それが植木耕助の逆鱗に触れて勝負する事になる。しかし、追い詰められた耕助の底力を前にして、敗北を喫する。「影を鉄人形に変える能力」を所持している。鉄人形は形態を変化させられ、白影砲などの強力な武器をいくつも搭載している。

鬼 (おに)[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。頭を含めて全身に耐衝撃の鎖帷子を着込んでおり、その素顔は誰も知らない。自分にも他人にも厳しい性格であるが、天然な一面もある。抜刀術を身につけており、非常に戦闘力が高い。ロベルト十団を裏切った植木耕助、鈴子・ジェラードの粛清に動いており、ベッキー・ウォルフと共に彼らを追いつめた。しかし、ケガから快復した耕助の持つ神器「快刀乱麻」によって一撃で倒されてしまう。能力者でなくなったあともロベルト十団の面々とは連絡を取っており、堕落した生活を送っていると知り、彼らを呼び出して説教をした。能力は「竹みつを大挟に変える能力」を所持している。

カバラ[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。前髪で目元を隠し、頭にはゴーグルをつけており、背中にマントを羽織っている。すでに裏の世界では有名な殺し屋で、残虐な性格をしている。また非常に好戦的で、戦う機会を得るためにカール・P・アッチョの勧誘を受けてロベルト十団に入団している。その後、ドグラマンションで植木耕助達のチームと対決。戦闘能力をいっさい持たない森あいとの対決では、終始敵を圧倒する立ち回りを見せたが、機転を利かせたあいによって引き分けに持ち込まれている。続く鈴子・ジェラードとの対決では、彼女の新兵器「ビーズ砲」を前にして敗北を喫する。「マントを翼に変える能力」を所持しており、空を自由に飛び回る事ができる。また、翼からはナイフ以上の切れ味を持つセラミック製の羽を放つ事も可能。しかし能力を使わなくてもナイフ術を駆使して、高い戦闘力を誇る。

マシュー[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。短髪で、右目に眼帯をつけている。軟派な性格で、マリリン・キャリーを笑わせるためにさまざまな行動を起こしている。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦う訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリンにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では、植木耕助達のチームと対戦して、これまで隠していた能力を発動、佐野清一郎をギリギリまで追い詰めた。しかし、戦闘中にレベル2へと覚醒した清一郎を相手に敗北を喫する。「腕を6本腕に変える能力」を所持しており、得意の銃火器を使用する手数を増やす事により、戦闘力を飛躍的にアップさせる事を可能としている。

パステロ[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。大柄な体格ながら、少々子供っぽいところがあり、ぬりえを最高の絵画だと称している。3次選考の第1試合では佐野清一郎、鈴子・ジェラードと遭遇し、ムーニンとタッグを組んで彼らとの戦闘を行った。しかし、清一郎と鈴子によるコンビネーションを前に敗北を喫する。その後、3次選考での脱落が決定しており、「恋が40歳まで実らない」という脱落時のペナルティを受ける羽目になった。「ぬり絵をワープトンネルに変える能力」を所持しており、これを使用して相手をくすぐる事により、ムーニンの持つ能力の限定条件をクリアする役割を担っていた。なお、出現させるワープトンネルの位置は自由自在であやつる事ができ、高速で移動させる事も可能。

グラノ[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、3次選考以降ではチームのリーダーを務めている。ふだんから柔和な笑顔を浮かべている物腰柔らかな人物。しかし、気に入らない者に対しては暴力も辞さないなど、凶暴な一面も見せる。模型が大好きで、模型こそ最高の芸術だと語っている。3次選考の第1試合では植木耕助達のチームと対戦。まず宗屋ヒデヨシと森あいに遭遇して、戦闘するが取り逃がしてしまう。その後、耕助と遭遇して、自らの能力で実物大のスーパーロボットを召喚して戦闘に入った。しかし、自らの能力の補給を担当しているチームメンバーのペコルに裏切られたうえ、耕助にはスーパーロボットを破壊されて敗北を喫する。「オブジェを実物に変える能力」を所持しており、銃や戦車などの強力な兵器すらも実物に変える事が可能。しかし、「実物に変えるオブジェで1回遊ぶ」という限定条件を経なければ、オブジェを実物に変える事はできない。また、レベル2にも達しており、「実物にした物の動かし方がわかる能力」を身につけている。

ザック[]

ネロに代わって宗屋ヒデヨシの担当となった神候補の男性。長髪で、口紅を塗るなど派手な外見をしている。神候補でありながら人間界でヤクザ達とつるんで、好き放題に暴れ回っていた。その後、ヒデヨシの能力と相性のいい能力を持つカプーショのチームにヒデヨシを加えようとするが、断られてしまう。そんな中、ヒデヨシを強制的にカプーショのチームに加えようと、彼の大事にしていた「たいようの家」を破壊しようとした。しかし、ヒデヨシや植木耕助達によって邪魔され、最終的には「たいようの家」のある町から出ていくように、ヒデヨシから約束させられた。

カプーショ[]

中学1年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。また、2次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームのリーダーを務めている。肩まで届く長髪で、キャップ帽子をかぶっている。冷静な性格で、頭も回る切れ者。ただ、臆病な一面もあり、2次選考中の植木耕助とグラノの戦いを目の当たりにした際には、あまりのレベルの高さにビビッていた。2次選考を目前に控えて、自分の能力と相性のいい能力を持つ能力者、宗屋ヒデヨシをチームに引き入れるため、彼の大切にしている「たいようの家」を破壊しようとしていた。しかし、耕助達の尽力によって企みを防がれており、そのまま四人のチームで2次選考に参加。くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定した。「自分の声を冷凍ガスに変える能力」を所持しており、敵の手足に冷凍ガスを吹き掛ける事により瞬時に敵を拘束する事が可能。また、レベル2にも達している能力者。レベル2にて取得したのは、赤い冷凍ガスで凍らせたモノは、カプーショの攻撃に対してのみクッキー並みに脆くなる性質を持つ能力。

ネロ[]

宗屋ヒデヨシの担当である神候補の男性。髪を編み込んでいる。もともとは人助けのために人間界を訪れており、「たいようの家」での子供達の世話役などを自ら買って出ていた。そんな中、神候補にならなければ人間界に留まれないとわかるが、ヒデヨシが能力者となる事を自ら買って出てくれたために彼の担当となった。その後、ヒデヨシを助けるために敵の能力者を倒してしまい、地獄へと堕ちる事になった。地獄では死刑が決まっていたが、犬丸が神に就任したために地獄から解放されている。

ディエゴスター[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、バロウ・エシャロット率いるチームに所属している。禿頭の大柄な体型で、老け顔。身体を鍛えているため、少々の打撃ではビクともしない頑丈な身体をしている。その一方で優秀な判断力を持っており、非常に機転が利く。実はバトルゲームに参加するために、地上で育てられた天界人の一人。3次選考の途中まで天界力を抑える事のできる仮面を用いて、周囲には天界人である事を隠していた。その後、植木耕助達との試合から天界人である事を明かして、佐野清一郎との対戦に臨んでいる。清一郎との対戦では神器と能力を組み合わせて試合を有利に進めていたが、途中で清一郎による反撃を受けて気絶するほどのダメージを負った。しかし、気絶する前に気迫によって清一郎を敗北に追いやる事に成功しており、試合には勝利を収めた。「物質を無色透明物質に変える能力」を所持しており、神器と組み合わせる事によって「見えざる神器」を作り出す事が可能。

ガンジ[]

李崩の担当である神候補の男性。老齢で顎鬚を生やしており、頭にはニット帽をかぶっている。李崩の強さを見込んでバトルゲームに誘い、彼にピッタリな能力である「自分の髪の毛を伸縮自在のこん棒に変える能力」を与えた。ふだんは李崩の強さに絶大な信頼を置いている事から、彼のバトルを陰から見守っている。しかし、李崩が植木耕助とのバトルに臨んだ際には、苦戦する李崩を見て能力を使うよう助言していた。

アレッシオ・ユリアーノ[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。ニット帽をかぶり、サングラスをかけている。実力至上主義を第一と考えており、自分よりも能力が下の者に対して軽んじる傾向にある。また気性が荒く、ロベルト十団でもよくトラブルを起こしている。ロベルト十団に途中から入団して来た植木耕助の事を快く思っておらず、彼に対してさまざまな嫌がらせをしている。その後、入団試験を突破した耕助の教育係を務める事になるが、耕助がロベルト十団を壊滅させようとしている事を知り、彼を粛清しようとした。しかし、天界人としての力に目覚めた耕助を前にして、敗北を喫する。バトルゲームから脱落したあとは、鬼に呼び出されて堕落した日々を送っていると叱責される。「土を大鎌に変える能力」を所持しており、召喚した鎌は自由にあやつる事が可能。また、鎌の大きさは任意で変える事もできるほか、小さな鎌で敵の足もとを突き刺す事で拘束もできる。

マルコ・マルディーニ[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。背中まで届くほどの長髪で、調理服を身につけている。外見はイタリアンシェフのように見えるが、実は日本一の寿司職人になる事が夢。料理が得意で、ロベルト十団では料理を担当している。料理に対して異常なまでの情熱を持っている事から、調理した料理をぞんざいに扱われると、たとえ仲間であっても殺害しようとするほど激昂する。植木耕助に料理をぞんざいに扱われた事から彼に対して怒りを覚えており、アレッシオ・ユリアーノ達が耕助を粛清する事を知って自らも向かった。その際、バトルゲームから脱落して能力を失ったアレッシオやドンが戦闘に巻き込まれるが、彼らを役立たずだとして耕助もろとも攻撃しようとした。その事により鈴子・ジェラードに裏切られ、最終的には耕助による「唯我独尊」を受けて敗北した。「トマトをマグマに変える能力」を所持しており、その威力は森を焼き尽くすほど。

黒木 影男 (くろき かげお)[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。もともと爽やかなスポーツマンで、バスケットボール部のキャプテンを務めていた。しかし、試合で卑怯な相手から仲間をかばって暴力沙汰を起こした事で、全国大会への出場を取り消されてしまう。その事から、どんなに卑怯な手を使っても勝てばいいという考えを持つようになった。その後、バトルゲームに参加して、ロベルト十団に入団。能力者狩りをする過程で、植木耕助も潰そうとした。そんな中、どんなに戦力差があっても正々堂々とした勝負を望む耕助に感化され、卑怯な手を封印して真っ向から勝負を挑んだ。その結果、ロベルト十団の意志に反する事となり、黒木影男はカムイ=ロッソに気絶させられてしまう。バトルゲームから脱落したあとは、バスケットボールを再開している。「影を粘土人形に変える能力」を所持しており、粘土人形は大きさや数なども自由自在に出現させられる。また、粘土人形の形態も変える事ができる。

植木 翔子 (うえき しょうこ)[]

植木耕助の義姉。看護師の専門学校に通っている。黒髪の短髪で、おっとりとした外見の女性。非常に心配性で、看護師の専門学校に通っているにもかかわらず民間療法ばかりを行っている。極端なインドア派で、森あいが耕助を訪ねて家に来た際にはテレビゲームに誘っていた。なお、耕助から天界人である事を告げられた際には、外国人と同じようなものかと天然な発言を返していた。

メモリー[]

中学2年生の少女。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。おさげの髪型で、勝気な性格の切れ者。チームでは参謀を務めており、戦場から一歩引いた位置から仲間に指示を出す事に徹している。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦場に出るための訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリン・キャリーにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では植木耕助達のチームと対戦。その際、森あいの持つ能力で眼鏡好きに変えられており、結果的に自滅という形で彼女に敗北を喫する。「設計図を完成品に変える能力」を所持しており、主に耕助達のチームの陽動に使用していた。なお、設計図に描かれた物を完成させるために必要な材料が揃っていなければ、能力の発動ができないという限定条件がある。

プティング[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。坊主頭で、小柄な体型をしている。温厚な性格で、仲間内では周囲との和を保つ役割を担っている。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦場に出るための訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリン・キャリーにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では植木耕助達のチームと対戦。主にメモリーの作るブービートラップの補給と、戦闘でのサポートを担当していた。しかし、佐野清一郎と宗屋ヒデヨシによるタッグでの攻撃を受けて、自滅に追いやられてしまう。「口を4次元空間の出入り口に変える能力」を所持しており、主にメモリーの作るブービートラップの材料を取り出すのに使用している。

淀川 (よどがわ)[]

小林先生に代わって植木耕助の担当となった神候補の男性。黒髪の七三分けで、眼鏡をかけている。「平々凡々」を座右の銘としており、神補佐になる事を目標としている。神の最有力候補として知られているマーガレットとつながっており、マーガレットが神になった際には、彼の補佐となれるよう密約を交わしている。そのため、ロベルト・ハイドンの敵である耕助には早めに敗退してもらいたいと考えており、彼をバトルゲームから脱落させるよう策を弄していた。さらにロベルト十団とつながっており、耕助を倒す手助けを行っている。しかし、耕助がロベルト十団を壊滅させた事により、マーガレットから見捨てられてしまう。その後、耕助に謝罪を申し出たあと、彼のサポートに徹するようになった。その際、小林先生か犬丸が神になった時の神補佐になれるように約束を交わした。

院長 (いんちょう)[]

孤児院を経営していた男性。幼少期だったロベルト・ハイドンの面倒を見ていた人物。小太りで口髭を生やした好々爺。天界人である事から街のみんなから嫌われるロベルトの味方をしており、ロベルトの心の支えとなっていた。しかし、ロベルトの面倒を見ていたのは、ロベルトの前の里親から多額の寄付金を受け取っていたからで、寄付金を返さないようにするために、ロベルトを犯罪者だとして引き渡す手伝いを引き受けた。それをロベルトに対して正直に伝えた結果、彼の人間不信を作り出す大きな要因となった。

バン・ディクート[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、バロウ・エシャロット率いるチームに所属している。リーゼントの髪型で、学ランを着用している。強面で大柄な体型をしているが、かわいいものが大好き。単純明快な性格で、何事にも全力で取り組んでいる。実はバトルゲームに参加するために、地上で育てられた天界人の一人。3次選考の途中まで天界力を抑える仮面を用いて、周囲には天界人である事を隠していた。その後、植木耕助達との試合から天界人である事を明かして、鈴子・ジェラードとの対戦に臨んだ。その試合では鈴子を相手に終始有利な試合を展開したが、鈴子に「雑魚」という禁句を使ってしまったために、彼女の逆鱗に触れてしまい敗北を喫する。「無生物を生物に変える能力」を所持しており、自らの神器を生物に変える戦い方をする事で高い戦闘力を有している。神器を生物に変えた事により、相手を自動追尾する神器を作り出す事が可能。

ペコル[]

中学1年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。小柄な体格をしており、ニット帽をかぶっている。バトルゲームに参加する以前に、親友のメープルを虐(いじ)めから救えなかった事から絶縁を言い渡されており、それ以来強くなりたいと願っている。その後、グラノと出会い、強い人間に従う事でしか強くなる事はできないと教えられ、グラノにつき従うようになった。そして、3次選考の第1試合で植木耕助達のチームと戦い、彼らの持つ互いをフォローし合う強さなどに惹かれ、徐々に彼らに影響を受けるようになっていく。そして、耕助との戦闘中にグラノを裏切り、第3次選考の第1試合が終わった時点で自らバトルゲームからの脱落を志願した。そのため、3次選考脱落時のペナルティからは免除されている。「写真を模型に変える能力」を所持しているため、グラノの持つ「オブジェを実物に変える能力」と非常に相性がいい。しかし、自らはなんの戦闘力も持っておらず、グラノとタッグを組む事でしか戦闘を行う事ができない。

パグ[]

天界人の男性。植木耕助の実父。黒髪の短髪で、顎鬚を生やしている。天界力のコントールに関してはマーガレット達と肩を並べるほどの実力を誇る。かつてバトルゲームを12年後に控えた際、神候補となった時に備えて確実に勝ち抜けるようにと、息子の耕助を地上へと堕とした。しかし、神候補として選ばれなかった事からバトルゲームに参加ができず、同じく息子を地上に堕としたマーガレットに出し抜かれてしまう。その後、エリート街道から外れてすっかり堕落した人生を送る中、バトルゲームで3次選考まで勝ち上がった耕助と再会。さらに耕助と親交を深めた事により実父である事を明かそうとするが、十数年も子育てを放棄した罪悪感から結局、言い出せなかった。しかし実父としての責務を果たすため、彼の能力がレベル2へと至る手助けを行った。

ユンパオ[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。つねにケーキなどの甘い物を食べているため肥満体型。カール・P・アッチョに甘い物がもらえると勧誘を受けて、ロベルト十団に入団している。その後、ドグラマンションで植木耕助と対決。限定条件を利用して耕助を苦しめるが、耕助に能力の限定条件を見破られたうえで神器「百鬼夜行」の一撃を受けて敗北する。「電気をお砂糖に変える能力」を所持しており、相手に電気から変えた砂糖をぶっかけて電撃攻撃を与える。電気から変えた砂糖は大量の粒であるため、ほぼ回避不能な攻撃となっている。電気から砂糖に変える際は「目を見開いている間のみ電気から砂糖に変えられる」という限定条件を利用している。ちなみにユンパオ本人はこの攻撃を意図して取得したわけではなく、「おいしそうだったから」という理由のみでこの能力を取得した。

ギタール[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。金髪でパンクな外見をしている。チームメンバーのペコルに役立たずと罵るなど、非情な性格をしている。3次選考の第1試合時では、その態度が植木耕助の怒りを買う事につながった。その耕助との戦闘では自らの能力を「歌声を衝撃波に変える能力」だと偽っており、さらに耕助からの攻撃をいっさい喰らわない理由を、生まれつき無敵の身体だと偽っていた。しかし、耕助により本当の能力を看破されたうえ、能力の効果範囲外である顔への攻撃を喰らった事により敗北を喫する。「服をバリアに変える能力」を所持しており、顔以外の全身を服で覆っているためにほとんどの攻撃を無力化する事が可能。また、レベル2に達した能力者であり、「バリアに変えた服の内側から衝撃波を出す能力」も所持している。この能力を利用する事で、相手に回避不能な攻撃を加える事が可能。しかし、「一人の服のみしかバリアに変える事ができない」という限定条件を持っている。

馬場 淳一 (ばば じゅんいち)[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。編み込み髪で、耳にはピアスをつけた、派手な外見をしている。明るく陽気な性格で、ヒップホップが大好き。「踊りの才」によって踊っている植木耕助に話し掛けて、耕助と意気投合。その後、耕助が能力者だと知り、彼に勝負を挑んだ。バトルゲームを行う際はロベルト・ハイドンを偽っており、彼の名を騙る事によって相手をビビらせる戦法を取っていた。しかし、耕助にはその戦法が通じず、彼に敗北を喫する。その直後に遭遇したロベルトとの戦闘でも敗北を喫する。ロベルトとの戦闘によるケガは、全治3か月だと診断されている。ケガが完治したあとに耕助と再会を果たし、「黒影の男」についての情報を耕助に伝えている。「硬貨を風に変える能力」を所持しており、風を竜巻やかまいたちなどに変える事によって攻撃を行っている。

ラファティ[]

平丸男の担当である神候補。非常に小さな体型で、手には大きな黒い手袋をつけている。神の座に就くためなら卑怯な事も辞さない人物で、丸男のために水を補給したり、丸男の敵である佐野清一郎を超能力で動けなくした。しかし、丸男は植木耕助により倒されたうえ、ルール違反を犯した事が天界にバレて地獄へと追放されてしまう。

ニコ[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。また、2次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームに所属している。美形の顔立ちをしており、美意識の強いナルシストな性格をしている。宗屋ヒデヨシを自チームに引き入れようとするカプーショに協力しており、それを邪魔しようとする植木耕助と対決した。その際は耕助を自らの能力に有利な地形に誘い込むが、能力を有効的に利用する前に耕助の神器「百鬼夜行」を前にして倒されてしまった。その後、くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定している。「美しい髪をドリルに変える能力」を所持しており、自分の髪をドリルに変えて土の中を移動する戦法を得意としている。また、土の中での移動中のスピードは時速300キロに達しており、さらに移動中は無音。そのような事から土に潜れば最強を自負している。

植木 源五郎 (うえき げんごろう)[]

植木耕助の義父。職業は小説家。短髪で口髭を生やし、眼鏡をかけている。ふだんは作務衣を着ている事が多い。極端なアウトドア派で、森あいが耕助を訪ねて家に来た際には数々のスポーツ観戦に誘っている。天界から降って来た赤子であった耕助を拾い、育て上げている。そんな耕助を本当の息子のように慕う一方で、義父である事を気にしている。なお、天界から降って来た耕助をモデルにした小説「空からの贈り物」を出版したが、売れ行きはあまり芳しくはない。

フクスケ[]

小学生の少年。黒髪の短髪。「勇者と木の大魔王」という絵本に登場する「木の大魔王」を植木耕助だと勘違いして、彼を追い回すようになった。その後、耕助によって窮地を救われる事もあったが、それを相手を油断させる演技だとして、耕助を悪者だと勘違いしたままだった。さらに鬼山紋次郎を「勇者の木の大魔王」に登場する「勇者」だと勘違いして、彼がバトルに挑む姿を応援していた。

ドン[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。筋肉質の大柄な体型で、タンクトップを好んで着用している。強引な性格で、横暴に振る舞っている。植木耕助の入団試験の際には、彼の背負っている大岩の上にわざと座り、入団試験の邪魔をしようとした。その後、耕助がロベルト十団を壊滅させようとしている事を知り、耕助を粛清しようとした。その最初の対戦では、圧倒的な力の差を見せつけて耕助に勝利している。しかし、彼が絶命していると思い込み、止めを刺さずに帰還した。耕助にまだ息があると知るや否や止めを刺しに向かったが、覚醒臓器によってパワーアップした耕助を前に敗北を喫する。指輪をロケットに変える能力を所持しており、ロケットを使った攻撃では地形を変えるほどの攻撃力を発揮し、その威力は天界人相当でいえば天界レベル四ツ星に相当する。才はパワー系ばかりで、素手で大岩を破壊する事も可能。

ムーニン[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。腰まで届くほどの長髪と、細目が特徴。ダジャレを最高のポエムだと評しており、ふだんから五・七・五の俳句形式でしゃべる。3次選考の第1試合では佐野清一郎、鈴子・ジェラードと遭遇し、パステロとタッグを組んで彼らとの戦闘を行った。しかし、清一郎と鈴子のコンビネーションを前に敗北を喫する。その後、3次選考での脱落が決定しており、「恋が40歳まで実らない」という脱落時のペナルティを受ける羽目になった。「ダジャレを現実に変える能力」を所持しており、「ブタがぶった」「サイにひかれなさい」などのダジャレによって強力な攻撃および防御を行う事が可能。ただし、「対象者を笑わせる」という限定条件を経なければ能力の発動ができないが、これはパステロの能力を利用する事で楽にクリアする事ができる。また、自分に影響を与えるダジャレであれば、自分で笑うだけで能力を発動する事が可能。

カール・P・アッチョ (かーるぴーあっちょ)[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。仲間からは「カルパッチョ」と呼ばれている。短髪で、腹と胸の辺りに複数の傷痕がある。能天気な性格で女好き。また、腹黒いところがあり、人質を利用するなど汚い事でも平気で実行する。ロベルト十団では参謀司令官を務めており、全体の指揮と団員の補充を担当している。植木耕助から壊滅的な被害を受けたあと、新たな団員としてカバラとユンパオ、清一郎を補充した。その後、清一郎達と共にドグラマンションで耕助達と対決した。そこでは耕助との一騎打ちを行ったが、彼に敗北を喫する。能力は「他人の能力を自分の能力に変える能力」を所持している。限定条件が「コピーする対象能力者の半径10メートル以内に24時間以上いる事」と少々厳しいが、ロベルト十団を組織する事によりこれをクリア。ロベルト十団の団員すべてと、ほかの能力者数名の能力をコピーしている。しかし、多くの能力を所持しているため、一つ一つを使いこなしているとはいえず、能力による自滅も多かった。

足立 駿夫 (あだち はやお)[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。植木耕助と同じ水無月中学校に通っており、陸上部に所属している。短髪の頭にカチューシャを付けている。ふだんは温厚な物腰ではあるが、嫉妬深く、怒ると態度が一変する。幼い頃から走る事が大好きで、小学校時代はかけっこでは負けなしだった。しかし中学校に上がった頃から、次第に才能の壁を前に屈するようになっていく。その後、「走りの才」を手に入れるためにバトルゲームに参加した。そして、「走りの才」を持つ耕助に嫉妬した事から、彼をバトルゲームの標的に定めたが、耕助の能力を前に敗北を喫する。次に耕助の失(な)くす才が「走りの才」だと知ってからは、改心したふりをして耕助が才を失くすように画策した。しかし、その最中に耕助によって窮地を救われた事から、本当に改心した。「綿を杭に変える能力」を所持しており、そのまま相手に杭をぶつけたり、相手の周囲に杭を刺す事により拘束する事が可能。

鬼山 紋次郎 (おにやま もんじろう)[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ボサボサの短髪で、非常にラフな格好をしている。「だりぃ」が口癖で、面倒な事をすべて嫌っている。しかし、照れ隠しで乱暴な言動をとっている節もあり、根は優しい。正々堂々と振る舞う事を信条としており、卑怯な事が嫌い。過疎の村の出身で、村を復興したいと願っており、「村おこしの才」を手に入れるためにバトルゲームに参加している。バトルゲームで順当に勝ち上がる中、植木耕助とのバトルを行なった。これまでの経験値や299もの才を活かして耕助との勝負を有利に進めたが、耕助の執念を前にして敗北を喫する。自分を倒した耕助には負けてほしくないと願い、彼に黒木影男への対策を伝授している。「蹴り飛ばした土を鉄球に変える能力」を所持しており、蹴り方によっては鉄球を連続で出したり、巨大な鉄球を出す事も可能。また、「回避の才」などバトルに際して有利な才をいくつも持っている事から、能力を使わなくても強力な戦闘力を有している。

ボーロ・T (ぼーろてぃー)[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。短髪で、語尾に「じゃん」を付ける癖がある。「捕獲の才」や「瓦割りの才」など戦闘に有利な215もの才を所持している。新たに「先読みの才」を手に入れるため、植木耕助との戦闘を行っている。その際、8個しか才能を持っていない耕助を雑魚だと侮っていたが、彼の驚異的な打たれ強さを前に予想外の苦戦を強いられた。さらに自らの限定条件を見抜かれたうえでその弱点を突かれて、耕助には敗北を喫する。「頭をダイヤモンド」に変える能力を所持しており、能力を使った頭突きによって攻撃を行なう。なお、「ポケットに手を入れている間」しか能力を発動できない限定条件を持っている。耕助との戦闘ではそれを見抜かれてポケットを何度も破かれたが、「裁縫の才」を利用する事により、何度となくポケットを新たに縫い合わせている。

ケンタロウ[]

「たいようの家」で暮らす短髪の少年。非常に泣き虫で、何をやっても駄目だと自らを卑下してしまう悪癖を持つ。その事から自分一人では何もやろうとせず、宗屋ヒデヨシの助けを借りてばかりいる。そんな中、才能がなくても努力を続ける植木耕助の姿勢を見習って、自分の力だけでがんばる事を決意した。その後、カプーショ達から「たいようの家」を守る手助けを自ら買って出ている。ヒデヨシを耕助のチームに加えるため、彼の決意を後押しした。

山田 八十吉 (やまだ やそきち)[]

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。短髪で、額に傷痕がある。佐野清一郎が神候補達によって騒がれる強力な能力者だと言う噂を聞きつけ、清一郎といっしょにいた植木耕助と遭遇している。その際、耕助から清一郎とは勝負にならないだろうと言われた事から、耕助に激怒。耕助に自らの能力を発動しようとするが、能力を発動する前に彼に敗北を喫する。所持していた能力の詳細は不明。

ベッキー・ウォルフ[]

中学2年生の少女。バトルゲームの参加者の一人。派手な外見をしている。体格は非常に小柄で、それをコンプレックスに思っており、チビと言われる事を嫌っている。植木耕助の粛清に動いた際には鬼達と協力して、ケガを負った耕助を守ろうとするテンコと戦った。しかし、ケガから快復した耕助の神器「唯我独尊」によって一撃で倒されてしまう。バトルゲームから脱落したあとは日々堕落した生活を送っていたところ、鬼にその生活態度を見直すよう叱責されている。「BB弾を隕石に変える能力」を所持しており、BB弾をエアガンで飛ばす事により攻撃する。

ウーゴ[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。また、2次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームに所属している。短髪で、目の周りにペイントを施している。「あれあれ」が口癖で、能天気な性格をしている。また、少々騙されやすいところがあり、宗屋ヒデヨシによるウソに翻弄されていた。ヒデヨシを自チームに引き入れようとするカプーショに協力しており、ヒデヨシと1対1での対決を行っている。その際、ヒデヨシによるウソに翻弄されつつも彼を追いつめたが、結局ヒデヨシの機転で敗北を喫している。その後、くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定した。「ゴム玉を濃硫酸に変える能力」を所持しており、単純にゴム玉を投げるだけでなく、ゴム玉の反射なども利用した攻撃を行っている。

黒木 照男 (くろき てるお)[]

黒木影男の弟である短髪の少年。受けた恩を100倍にして返せという家訓を大事にしており、受けた恩に対して恩返しをせずにはいられない性格。ただし、水を1杯もらった際には100杯にして返すなど、恩返しを極端に考えてしまうために相手の迷惑になってしまう事も多い。ロベルト十団に入団して人格が変わってしまった影男の事を心配しており、彼の事を探すうちに行き倒れてしまう。そして、植木耕助達により行き倒れていたところを助けてもらったあと、耕助らと共に影男と遭遇した。

平 丸男 (たいら まるお)[]

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。大きなTシャツには「炎」の文字が書かれている。嫌いなものは「邪魔」をされる事で、自分の目的を邪魔する人物には容赦しない性格。「支配の才」を手に入れて邪魔者をコントロールしたいと考えており、その願いを叶えるためにバトルゲームに参加した。植木耕助と遭遇して、バトルでは経験値の少ない耕助を圧倒する立ち回りを見せるが、戦いの中で成長していく耕助に敗北を喫する。「水を炎に変える能力」を所持しており、耕助と戦った時は佐野清一郎曰く、能力者の中でも上位の実力を有していた。うがいをする事で火力を上昇させるなど、能力の応用にも長けていた。

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