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エックス(X)は、カプコンから発売されているテレビゲームロックマンXシリーズ』の主人公である。また、『ロックマンゼロシリーズ』、『ロックマンゼクスシリーズ』でも、姿やかたちなどを変えて登場している。

名称はゲーム内では基本的にカタカナ、それ以外ではアルファベットで表記される。ロックマンX(ロックマンエックス)とも呼ばれるが、この呼称は(ストーリー中では)ごく限られた状況でしか登場しない。

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設定 編集

出生 編集

A.D.20XX年。後に「ロボット工学の父」と呼ばれる天才科学者、トーマス・ライト博士は、晩年、革新的機能を搭載した新世代のロボットを製作した。そのロボットは、本来持ち得ないはずであった「悩む」ことができるという特徴を備えており、それまでのロボットとは異なって、プログラムされた規律に縛られず自らの意志で自らの行為を決定することができるという無限の可能性を持ちえたのである。そのロボットは、エックスと名づけられた。
しかし完成後、ライト博士はエックスが「ロボット三原則」にさえ悩み、そして自らの意思でこれを破る事が可能である事を危惧し、これの解決のために30年余りに及ぶ検査が必要と考えた。しかしながら自身の体は余命幾ばくもない事から、代わりとしてその役目を綿密な機能チェックを行う為のカプセルに託した。そして以降約100年間、エックスはカプセル内で眠り続けることで封印される。
A.D.21XX年。エックスは科学者であるDr.ケインに発見され、その封印を解かれる。そしてこれをきっかけに、ケイン博士の手によって、エックスを基にした人間的思考回路を持つロボット、レプリロイドが誕生するのである。

ロックマンXシリーズ編集

レプリロイドが誕生してから数年後。レプリロイドが突然狂いだし、破壊行為や犯罪などを行うイレギュラー化の事件が多発。これに対する治安維持組織として、イレギュラーハンターが発足する。この組織に入隊したエックスは第17精鋭部隊に配属されるが、同じレプリロイドをただ破壊するのみの任務に疑問と深い悲しみを抱いていた事により、周囲のハンター達からは軽蔑の眼差しを向けられる事になり、常にB級ハンターとしての立場に甘んじる事になる。しかし、同僚のゼロや、上官のシグマといった一部の特A級ハンターには、エックスの中に秘められた潜在能力の存在に気付いており、それは彼の可能性に対する興味、あるいは彼の中に眠る得体の知れない何かへの恐れを生み出すことになる。
そしてその未知なる可能性は、シグマの人類に対する反乱を機として発揮される。その戦いの中でエックスは、レプリロイド達の破壊に疑問を抱きながらも、平和と愛する仲間を守る為、イレギュラー達に立ち向かい続ける決心をするのである。

ロックマンゼロシリーズ編集

ロックマンゼロ3』において、イレギュラー戦争がサイバーエルフを悪用した「妖精戦争」に移っていったことが語られている。
戦争最末期のオメガ戦にはコピーボディで目覚めたゼロと共に戦い、オメガを破壊した。その後、ダークエルフを生み出した科学者バイルは不死の刑に処され、地球を回り続けることとなり、ダークエルフはその体を半分に分けられ封印された。その半身はネオ・アルカディア最深部にそびえ立つ巨塔内にある封印装置ユグドラシルに封印され、エックスは、この封印のために自らのボディをキーとして使う。こうして体を失ったエックスはサイバーエルフとなり、度々ゼロたちの前に姿を見せて助言を与えサポートしたが、『ゼロ3』で力を使い果たし、世界に消えていった。なお、魂無きエックスのボディは、ダークエルフ復活のために『ゼロ2』にてエルピスにより破壊されている。
また、「十の光る武具」とされる武器のひとつ、エックスバスターを持っていた。

ロックマンゼクスシリーズ編集

意思を持つ金属片『ライブメタル・モデルX』となり、自らが認めた者をロックマン・モデルXへと変身させる。また、他のライブメタルとの共用により、様々なモデルの“ロックマン”へと変身させる。

装備・能力 編集

エックスは特定のレプリロイドを倒したりライト博士から強化装備を受け取ることで、さまざまな特殊能力を扱うことができるようになる。エックスの内部機構及びその潜在能力については長年の調査にも拘らず解析不能なものが多い。

エックスバスター 編集

エックスの主要武器。『X1』のオープニングデモでは「Rock Buster Mark17」と表記されている。太陽エネルギーを収束しエネルギー弾として発射する武器、もしくはその発射された弾そのものを指す。

通常は連射が可能な小型の弾を発射するが、エネルギーを充填(チャージ)することでより威力・貫通力が高い弾を撃ち出すことができる。この機能もしくは弾は「ハイパーXブラスター」(シリーズ初期)もしくは「チャージショット」(シリーズ中期以降)と呼ばれ、パーツ、アーマー装着などよって様々な性質や威力のものに変化する(その際名称も変化することがある)。

特殊武器 編集

エックスは倒したレプリロイドの武器を自身の武器として再現する事ができる。使用には特殊武器ごとに武器エネルギーが必要となる。また、アームパーツ、アーマーを装着することでチャージが可能となり、より強力な効果を発揮することができる。

エックスが入手できる特殊武器の詳細については、#登場作品先の各解説文を参照。

アーマー(パーツ)装着 編集

エックスは、ライト博士が遺したカプセルに入る事で、自身の能力を高めるアーマーを装着することができる。アーマーは腕(アーム)・脚(フット)・頭(ヘッド)・胴(ボディ)のパーツに分かれ、装着する部位に応じて固有の性能を発揮し、また特定のパーツの組み合わせによってはさらなる効果が発現することもある。

一部のアーマーはパーツの部分装着の概念がなく、この場合カプセルからは設計データのみを入手し、データを4つ全て揃えることでアーマーを完成させる(完成まで装着は不可)。

複数のパーツやアーマーがある場合は、出撃前に任意で装備を選択でき、無装備で出撃することも可能である。また、外伝的なストーリーでは、他の現象や技術によって装着されるものもある。

なお、同じデザインや名称のパーツ・アーマーでも、登場する作品によって細かな性能は異なる。

エックスが入手できるパーツ・アーマーの詳細については、#登場作品先の各解説文を参照。

その他 編集

主に隠し要素として、特別な能力を発揮させる場合がある。その内容は格闘術やバスター以外の武装など、多岐にわたる。

エックスを元に生まれた存在 編集

コピーエックス 編集

ロックマンゼロ』に登場。シエルによって解析されたオリジナルエックスのDNAデータを忠実にコピーすることで作られた存在であり、世界統治などの役を担っていた。その思考はオリジナルとは著しく異なり、悩むということを知らず、人間を守るためにレプリロイドへ圧政を強いることに何の疑問も抱かない。アーマー装着能力も備わっており、天使のようなフォルムの白いアーマー(設定資料に「アルテミットアーマー」と表記)を装着して戦う。

ロックマンゼロ3』ではバイルに修理・改造を施され、コピーエックスMk-II(- マークツー)として登場するが、その際言葉に機械音が混じっている。

ネオ・アルカディア四天王 編集

ロックマンゼロ』及びシリーズ作品に登場。シエルによって解析されたオリジナルエックスのDNAデータを元に作られた4体のレプリロイド。データを忠実にコピーされたコピーエックスにこそ劣るが、それぞれ固有の性能が特化されており、通常のレプリロイドを大きく凌駕する戦闘力を持つ。

ロックマン・モデルX 編集

ロックマンゼクス』にて、ライブメタル・モデルXによって変身した者達。変身した者はエックスと似た姿となり、エックスとほぼ同じ能力を発揮できる。あくまでも特定の誰かがエックスの姿と能力を受け継いだものであるため、エックスとは別個の存在である。作中では、ヴァンもしくはエールが変身する。

イクス(X) 編集

カードダス上で展開した外伝『メガミッション』及び『メガミッション3』に登場。Dr.ドップラーの製作した「マザーリミテッド」によって、エックスを始めとするあらゆるレプリロイドのデータを解析して生み出された。読みこそ異なるが名前のアルファベット表記はエックスと同じであり、その名の通り外見や戦闘能力などがエックスに酷似している。

激突の末エックスに敗れるが、自分を倒したエックスの破壊に対する異様な執着心から『メガミッション3』にてリターンイクスとして復活を果たし、圧倒的な戦闘力を見せただけでなく、他の者にエックスは倒させまいと「イクスアーマー」という2タイプの強化アーマーへ変化し、エックスとゼロに協力。さらにゼロが戦闘不能になった際は、2つのアーマーが融合し「アルイクスアーマー」へと変化。エックスに更なるパワーアップをもたらす。

最終的に消滅するが死んではおらず、『メガミッション3』のエピローグでは復活を示唆する描写がある(ただし『メガミッション3』の続編自体は存在しない)。

登場作品編集

声優 編集

  • 緒方恵美 (ロックマンX)
  • 伊藤健太郎 (ロックマンX4)
  • 森久保祥太郎 (ロックマンX5~X7)
  • 櫻井孝宏 (ロックマンX コマンドミッション、ロックマンX8、イレギュラーハンターX)
  • 水島大宙 (ロックマンゼロシリーズ、ロックマンゼクスシリーズ)

関連キャラクター 編集

テンプレート:Navigation2zh:洛克人X

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